前回の七尾でのマルシェから
1ヶ月後、、
再び能登へ向かいました。
今回は
さらに被害の大きかった
奥能登へ、、
輪島や珠洲、能登島、穴水町
志賀町を訪ねました。
道路が寸断されて
建物も倒壊したまま
土砂崩れもあちらこちらにあり
地震が残した爪痕の惨さに
言葉を失いました。
撮影でお世話になった
和倉温泉の加賀屋さんや
奥能登塩田村
白米千枚田が
どうなってるか
とても気になってました。
海岸沿いを行けば15分で
着くところが
道路が寸断されているため
山の中の迂回道をいくと
2時間近くかかります。
いかに大きな地震だったか、、
気を遣わせないように
皆さん明るく穏やかに
お話してくださるのですが
聞けば想像を絶する
壮絶な思いをされた方達ばかりで
胸が締め付けられる思いでした。
『能登は優しや土までも』
人々もどこまでも優しく
その優しさに泣けてきました。
どうしてこんな辛い思いを
しなければならないのでしょうか、、
輪島の朝市に
私は行ったことがなく
いつか行きたい場所でした。
今は焼け野原です。
お店が立ち並び
お客さんとお店の人の
活気に溢れた朝市の喧騒が
今にも聞こえてきそうな気がします。
また必ず
朝市の光景を取り戻してほしい、、
祈りを捧げました。
素晴らしい出会いがありました!
塩田村に着いた時
若い人達の笑い声が聞こえてきて
見ると20人くらいの若者が
おにぎりを食べながら
談笑してました。
笑い声の主は
NPO法人国際ボランティア学生協会に所属している大学生達で
泥の掻き出しや瓦礫の処理などに
ボランティアで全国から集まって
きてる大学生達でした。
お昼休憩中で
お料理担当の子が握った
地元のお米と塩田村の塩を使った
おにぎり🍙を
一ついただきましたが
心にしみるおにぎりでした。
この子達の精神性の高さには
驚かされるし
日本の未来に希望も持てました。
彼、彼女達は口々に
『自分にできることを精一杯やってるだけです』
『ここにいると本当の仲間に出会えるから楽しい』
『おじいちゃんやおばあちゃん達が
喜んでくれると来て良かったと思える』
『困った時はお互い様』
『学校では得られない経験』
と語ってくれました。
女の子も男の子も
全身泥だらけになりながら
キラキラした笑顔で
能登に光を届けてくれてる✨✨
ありがとう。
本当にありがとう。
心から頭が下がりました。
能登島の水族館も
お魚達が次々に戻ってきて
再開していました。
少しずつですが
日常を取り戻している様子も
垣間見えます。
今回
ドラマ『花嫁のれん』のプロデューサーさん達と極少数で能登を巡り
能登の人達の今の思いをカメラに収めてきました。
能登の人達への熱い思いを持った
『花嫁のれん』チームの愛情にも心揺さぶられました。
私は素敵な方達とお仕事をさせていただいてます。
ギリギリまで
ナレーション撮りしていて
告知が遅くなりましたが
今日12/22(土)16:00から
東海テレビで
『花嫁のれん特別編
能登 笑顔のバトン
〜羽田美智子が見た"ふるさと"明日へ向かって〜』
放送になります。
東海地方から始まり
随時全国で放送されていくと思います。
是非見ていただいて
能登を応援していただけたら
とても嬉しく思います。