老人の回想5 軍人墓地を見ていて想う | 海南島のヨハネの黙示録

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キリスト教の元宣教師・海南島のヨハネさんの不思議な体験の数々

2019.2.10(2)


老人の回想5


毎日この寒いのに、近所の池へ、祈り兼散歩に出掛けている。


池の入り口には墓地がある。


軍人の墓が多い。


最近のニュースの統計資料を思い出す。


戦争の回想記録を見ると、開戦迄に多くの議論があった様だ。


何が何でも戦争したい軍部 ーー 戦争をしないでは兵隊は仕事がない ーー それを応援していた国民。


割と冷静だったのは統計等事実を知っていた関係者。


その頃の日米の国力差は8倍以上という報告に対し、軍部はそれを4倍にへし曲げて開戦に漕ぎ着けた。


調査関係者は、毎月何隻かの輸送船が沈められると、3~4年で日本に食料はなくなると…。


事実はその通りであった。


海軍上層部はそれを知っていたから、短期決戦を急いだ。


米軍の潜水艦隊も同じ発言をしていた。


「例え食料が無くなり餓死者がどんどん出たとしても俺は敵を殺し手柄を立てたい。


これは陸軍の兵隊の常識であった様だ。


しかし、家を焼かれ本当に食べるものが無くなると国民も目が覚めた様だ。


戦争は、潜水艦隊に任せておけば、統計通り3~4年で降伏した様だ。


日本と米国何百万人の戦死者を出さなくても良かった。


近所の墓地の戦死者も無かったかも知れない。


数字は私の記憶であるので正確ではないかも。


尚、玉砕も原爆も必要であったと言う人もあるかも知れない。



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