久々に本題であり、「モチベーション」の話を書きたいと思います。
モチベーションって、なかなか維持することが難しい性質をもっています。
自分自身で常にやる気を燃焼させ続けられる人って本当にすばらしい人だと思いますが、残念ながら、なかなかそんな人はいません。
良くも悪くも、ほとんどの人が、「外部環境」に依存して、モチベーションをあげたり下げたりしています。
褒められればやる気上がるし、怒られれば、やる気が下がる。
中には怒られてもやる気が上がる人も居ますが、これは捕らえ方の問題ですね。
とにもかくにもいえるのは、「外部環境」に、ものすごーく依存するという事実です。
モチベーションをあげたい!そう考えている方はまずはこの事実をとことん理解しましょう。
また、働く人にとっての最大の「外部要因」は、施設設備でも利用者でもありません。
給料や昇給にも当然依存はしますが、、一番依存度が高いのは、上司や職場の仲間に対する「人の環境」です。
この「人」に関する外部環境。
これをどこまで整えられるかがモチベーションの極意といっても過言ではないほどです。
会議、ミーティング、飲み会、面談。
これらはすべて「人」の環境を整えるために実行される物なのです。
しっかりと取り組み、「人の環境」も整えていきましょう。
では、本日の本題。
下記に「モチベーション診断項目」を記載しています。
「人の環境」だけではなく、それ以外の項目もすべて入っています。
まずは、下記の項目を確認し、自分の施設ではどれだけチェックがつくか、確認して見てください。
【モチベーション診断項目】
□入社面接の時に、定型的ではない、少し面白い面接を実施している
□入社してすぐに、しっかりとしたオリエンテーションが準備されている
□入社時、給与体系に関する細かい説明がある
□シフトの決定方法、ルールをしっかり全員が理解している
□定期的な面談日が決まっている
□新年会OR忘年会を実施している
□新人が入ったら、歓迎会を実施している
□退職する職員が居たら、送別会を実施している
□飲み会には、組織の長も参加している
□派閥がほとんどない
□自施設のメンバーで実施する、定期的なミーティングがある
□ミーティングで、意見を言える仕組みが存在する
□職場が整理整頓されている
□名札がきれいである
□トイレ掃除は平等に割り当てられるようになっている
□利用者向けのレクは、仕切るメンバーが固定化していない
□自施設の長以外の、上の人間に意見を言える環境が存在する
□既存職員の紹介で入社したメンバーが居る
□評価制度がある
□施設内で、何かしらの表彰制度がある
□電話に出るメンバーが決まっていない
どうでしょうか?
全部で20項目あります。
「チェックが入った数 × 5点」で計算してみましょう。
そして下記を確認!
■100~80点(20~16個)
→モチベーションアップのための環境、仕組みがバッチリ整っています!
■79~60点(15~12個)
→基盤はしっかり整っています!
■59~40点(11~8個)
→標準的な組織です。
■39~25点(7~5個)
→モチベーションアップしたいなら、まずは環境を整える必要があります。
■24点以下(4個以下)
→職員が不満を持っていたり、ネガティブ組織になっている可能性があります。
いかがでしたでしょうか?
モチベーションをあげたいなら、環境作りが大切!と冒頭でもお伝えしました。
点数が低い状態では、モチベーションアップを仕掛けても、誤解されてしまい、逆効果になってしまうこともあります。
環境が整っていない状況では、モチベーションアップはむずかしいのです。
逆に言いますと、上記の項目をクリアしていくことが、「モチベーション組織」の基盤を作ることになります。
モチベーション組織を作りたい方は、チェックのつかなかった項目をクリアしていきましょう。
それでは本日はここまで!('-^*)/
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