こんにちは!船井総合研究所の介護サービスコンサルティングチーム、管野です。
先日、同じ介護コンサルの沓澤(つくざわ)とラウンドワンに行きました。
遊びに・・・ではなくて、介護施設の研究のためです。
なぜ行くことになったかというと、以前「ラウンドワンみたいなデイサービス」を見たことがあったからです。
ようするに、プログラム(遊具)が豊富で、なんとなく、ワクワクするものがたくさんあって、自分で好きなもの好きなだけ実施(使える)できるデイサービス。
私はそのデイサービスをはじめて見たとき、「ラウンドワンみたいだ!」と、本当にワクワクしました。
だから、ラウンドワンみたいなデイサービスを作れば流行る可能性があるのでは?と思い、ラウンドワンの研究に行こう!と思ったわけです。(笑)
行ってみると実に色々な発見がありました。
まず、送迎。
デイの利用状況に限りなく近い体験をしようと思ったので、わざわざ送迎シャトルバスにのって行きました。
その移動時間は30分。
知らない人と詰合せで乗り込むには、この移動時間が限界ですね。
30分以上の送迎は、効率面だけではなく、高齢者にも相当の負担がかかっているはずです。
当たり前のことの確認になりますが、送迎の限界時間に関しては考慮しなくてはいけませんね。
また、送迎のバスの中でデモ放送をしていました。
こういった映像サービスが移動時間に提供できるとまた違ってくるでしょう。
やがて我々はラウンドワンに到着し、3時間の利用で入場しました。
なかなか結構、長いもんですね。(^∇^)
3時間という時間で十分に楽しめた感じがあります。
沓澤と屋上のスポッチャでサッカーをしました。
二人で来たので試合なんぞできないと思っていたのですが、小学生がサッカーをしていたので仲間にいれてもらいました。
これで3対3の試合が成立。
思わぬところでサッカーの試合ができ、大変満足できました。(笑)
一人ではできないことができるのが、ラウンドワンの良いところですね。
これも考え方の流用が可能なポイント。
家で一人でできないことで、かつ、集まってできること。
複数名の高齢者が集まるということ自体をメリットとするのが有効的ということですね。
次に休憩場所。
ラウンドワンには、休憩できるスペースがあります。
運動をしたあと、大変汗をかきます。
疲れます。(笑)
ですから、休む場所は本当に欲しい。
静養室まではいかずとも、リハビリをした後に自分のペースで十分に休めるスペースがありますか?
シューズの貸し出し。
運動するには運動靴が必要です。
無料貸し出しは大変ありがたいサービスです。
介護施設の場合、食事に、入浴、そしてリハビリとやることは盛りだくさん。
それらのサービスを利用する際に、必要なものは準備してあげる環境は整っていますか?
飲み物。
自動販売機の料金は200円/1缶でした。(これもヒント)
しかし、それでものどが渇くので購入してしまいます。
自分のペースで飲み物が飲める環境はあるか?
定期的な遊具の入れ替え。
ラウンドワンの遊具数をもってしても、おそらく何度かやっていると飽きるのは否めないでしょう。
それを改善するための努力をラウンドワンは実施しています。
遊具の入れ替えを告知して行っています。
利用者を飽きさせない努力が売場から感じられるか?
もっと、もっと、いろいろ感じたことはりあますが、キリがないので紹介はこの辺で終了します。
皆さんの近くにこういった場所があるなら、ぜひ体験してみることをオススメします。
できれば、同じ介護施設のメンバーで行くと気づきも広がるでしょう。
それでは本日はここまで。
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