またまたクマ太郎ですくま

今回は、今まさにバンクーバー五輪で盛り上がっているフィギュアスケートで使われた楽曲と、それに関する絵画を紹介しちゃいます。

サン=サーンス作曲の《歌劇「サムソンとデリラ」より “あなたの声に私の心は開く”》。

2006年トリノ五輪のフリースケーティングでカナダのジェフリー・バトル選手が、そして2007-2008シーズンのショートプログラムで日本の安藤美姫選手が使っていた曲です。

クマ太郎はフィリッパ・ジョルダーノの歌声が好きですが、検索するとマリア・カラスやたくさんのバージョンが聴けます。

この「サムソンとデリラ」、絵画でのオイラのイチ押しは、こちらでござんす。


ギュスターヴ・モロー
《サムソンとデリラ》
鉛筆、水彩
1882年 15.8×21.3


勇者サムソンを誘惑し、騙して、彼の力の秘密をまんまと手に入れるデリラ。
その姿は、悪女というよりは静かであどけない少女として描かれています。

シュルレアリスムの詩人アンドレ・ブルトンは、この絵を観に何度もリュクサンブールの美術館に出かけたということです。
う~ん……わかるなぁ。

スケートと音楽と絵画を同時に楽しんでみるというのはいかがでしょうか。
森では、湖が凍ると山の獣たちが集まって冬の運動会をやります。
あ~、懐かしいなぁ…くま


【フィリッパ・ジョルダーノ : あなたの声に私の心は開く】


【ギュスターヴ・モロー作品集】


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【一枚の絵・20】

愛知県文化会館美術館
『アルゼンチン国立美術館展 19世紀フランス美術とアルゼンチン美術』(1991年)より
エドゥアール・マネ
《驚いたニンフ》
キャンバスに油彩 1861年 144.5×112.5
アルゼンチン国立美術館



19世紀のフランスは、ヨーロッパ美術史上、最も多彩な展開をみせたと言われております。

この《驚いたニンフ》を描いたマネは、印象派の先駆者だということですが……どことなくミュシャの絵のタッチに似ている。彼はアール・ヌーヴォーの先駆け(?)でもあったのではないでしょうか。
そして、近景をしっかり描きこんで中景を省略し、遠景をぼかすことによって思いっきり遠近感を出すという手法は、日本の浮世絵の世界ですねー。
いろいろと考えさせられます。

別室には地元アルゼンチンの画家たちの作品も展示されていたのですが、こっちは明るい!
お国柄というか、気候風土の違いというか、北半球の人間が「○○主義」にとらわれて試行錯誤している間に、彼らは自由奔放に、のびのびと絵を描いていたんですね。
う~ん、良かったグッド!
(1991年1月)


『アルゼンチン国立美術館展 19世紀フランス美術とアルゼンチン美術』
◆1991年1月5日(土)-17日(木)
 愛知県文化会館美術館
(現・愛知県美術館



アルゼンチン国立美術館 →

【エドゥアール・マネ作品集】



【2010年・追記】
そのほかの展示作品は、こちらキラキラ

シャルル・シャプラン
《夢みる少女》
キャンバスに油彩 63.5×42
アルゼンチン国立美術館


ウィリアム・アドルフ・ブグロー
《ヴィーナスの化粧》
キャンバスに油彩 130×97
アルゼンチン国立美術館


ピエール=オーギュスト・ルノワール
《緑の帽子を被る女》
紙にパステル 56.5×43.5
アルゼンチン国立美術館


【アルゼンチン国立美術館】


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名古屋 松坂屋美術館
『東山魁夷 青の世界展』(1993年)

備忘録ですタラー

この年の秋に開かれた展覧会。
魁夷の「青」は大好きで、うきうきと出かけましたピンクハート
水色、藍色、青竹色、青紫、青灰色……
さまざまな「青」を心ゆくまで堪能しましたよ!


東山魁夷
《残照》
紙本彩色・額装 1947年 151.5×212
東京国立近代美術館


東山魁夷
《たにま》
紙本彩色・額装 1953年 134×107.4
東京国立近代美術館


東山魁夷
《青響》
紙本彩色・額装 1960年 133×212
東京国立近代美術館


東山魁夷
《フレデリク城を望む》
1963年 72.8×92


東山魁夷
《山湖遙か》
1964年 65×92


東山魁夷
《冬華》
紙本彩色・額装 1964年 203×163.5
東京国立近代美術館


東山魁夷
《白夜光》
紙本彩色・額装 1965年 151×222.5
東京国立近代美術館


東山魁夷
《月篁》
紙本彩色・額装 1967年 115.4×160.6
東京国立近代美術館


東山魁夷
《曙》
紙本彩色・額装 1968年 64.5×91.5
北澤美術館


東山魁夷
《北山初雪》
紙本彩色・額装 1968年 88.5×129.8
財団法人 川端康成記念会


東山魁夷
《みづうみ》
1969年 129×163


東山魁夷
《白馬の森》
紙本彩色・額装 1972年 152×223
長野県信濃美術館 東山魁夷館


東山魁夷
《水辺の朝》
1972年 33×46
長野県信濃美術館 東山魁夷館


東山魁夷
唐招提寺障壁画《山雲》(試作、部分)
紙本彩色・額装 1974年
長野県信濃美術館 東山魁夷館


東山魁夷
《白い朝》
紙本彩色・額装 1980年 146×204
東京国立近代美術館


東山魁夷
《緑響く》
1982年 84×116
長野県信濃美術館 東山魁夷館


東山魁夷
《春兆》
1982年 130×180
長野県信濃美術館 東山魁夷館


東山魁夷
《沼の静寂》
1983年 81×116
長野県信濃美術館 東山魁夷館


どの「青」も魅惑的で、No.1は選べませーんタラー


『東山魁夷 青の世界展』
◆1993年10月9日(土)-11月14日(日)
 松坂屋美術館(名古屋)
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松坂屋美術館 →
(名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階)

【東山魁夷展@東京富士美術館(2018年)】


・東山魁夷 心の旅路館 →
(岐阜県中津川市山口1-15 道の駅「賤母」内)
・長野県信濃美術館 東山魁夷館 →
(長野市箱清水1-4-4)
・市川市東山魁夷記念館 →
(千葉県市川市中山1-16-2)
・東山魁夷せとうち美術館 →
(香川県坂出市沙弥島字南通224-13)

・テーマ「日本画」の記事一覧 →
【一枚の絵・19】

愛知県文化会館美術館
『ロセッティ展』(1990年)より
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《愛の杯》
板に油彩 1867年 66×45.7
国立西洋美術館



イタリアからの政治亡命者の子としてイギリスに生まれた、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(これ本名よ汗)。
19世紀、ロマン主義のさなかにあって、中世の芸術・ロマンを追い続けた彼ですが、これがなかなか「アクの強い」絵を描くひとなんですねー…。
もろ、イタリア・ルネサンスの世界だぁっ!

作品のモデルは、ほとんど彼の奥さんor愛人さんです。
特に、愛人のジェーン・モリスなどは、ダンテ作の『神曲』のベアトリーチェとして何度も描かれていたりする…。
ロセッティ自身がダンテの姿を借りて、ベアトリーチェ(ジェーン)の死をみつめている……という構図の絵もあるくらい汗

この《愛の杯》のモデルは不詳ですが、ブラウンの髪にエメラルドの瞳がとーても魅力的で、わたし、このお姉さんと一緒にハート模様のグラスで乾杯!したくなりましたドキドキ
(1990年11月)


『ロセッティ展』
◆1990年11月21日(水)-12月9日(日)
 愛知県文化会館美術館
(現・愛知県美術館




【2010年・追記】
そのほかの展示作品は、こちらキラキラ

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《あずまやのある牧場》
キャンバスに油彩 1871-72年 85.1×67.3
マンチェスター市立美術館


ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《ベアタ・ベアトリクス》
キャンバスに油彩 1877年 86.8×68.3
バーミンガム美術館


ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《プロセルピナ》
キャンバスに油彩 1881-82年 77.2×37.5
バーミンガム美術館


ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《オフィーリアの発狂》
水彩
1864年 39.4×29.2


ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《ファニー・コンフォース》
赤チョーク
1868年 50×34
バーミンガム美術館


ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《ダンテの夢 : ベアトリーチェ習作》
カラー・チョーク
1871年 57×51


【ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ作品集】


・テーマ「ラファエル前派」の記事一覧 →
愛知県美術館
『大ローマ展 古代ローマ帝国の遺産』(2010年)



行ってまいりました、『大ローマ展』!
(全3章、展示総数113点)


この展覧会、ぜひとも見たいものがあったんですよ。
それは、、、


庭園の風景(南壁)
フレスコ ユリウス=クラウディウス朝時代
ボスコレアーレ、アンティクアリウム


庭園の風景(南壁)の部分
フレスコ ユリウス=クラウディウス朝時代
ボスコレアーレ、アンティクアリウム


庭園の風景(東壁)の部分
フレスコ ユリウス=クラウディウス朝時代
ボスコレアーレ、アンティクアリウム


庭園の風景(東壁)の部分
フレスコ ユリウス=クラウディウス朝時代
ボスコレアーレ、アンティクアリウム

水盤、樹木と花、果実、さまざまな鳥たちが鮮やかな色彩で描かれてますキラキラ
2000年前の作とは思えませんねー!目

この壁画は、ポンペイの遺跡「黄金の腕輪の家」にあったものですが、今回の展覧会では、バーチャルリアリティ技術で再現した発掘当時&古代ローマ時代当時の壁画の様子を、200インチ大型スクリーンで楽しむことができます。
その映像のおかげで、2002年の『世界遺産 ポンペイ展』(@愛知県美術館)に出展された「庭園の風景」は、遺跡の北壁の壁画だったんだぁ〜とわかりましたグッ


また、彫刻部門では、こちらをイチ押し!


エウマキアの像
後1世紀初頭
ナポリ国立考古学博物館

会場に入ってすぐ、トップバッターとして出迎えてくれる大理石像。
表情の優しさ、服の襞の美しさにメロメロです……
下に着ている衣裳の襞が、上から纏っている衣を通してうっすらと見えている…のを巧みに表現。
緻密な彫りの技術が素晴らしい!キラキラ


カリアティド(部分)
前1世紀末-後1世紀初頭
フィレンツェ国立考古学博物館

エウマキアの像とともに彫刻部門のイチ押し作品ピンクハート


皇帝座像(アウグストゥス)
後1世紀中頃
ナポリ国立考古学博物館

シルヴェスター・スタローン似の、展覧会の目玉。


アレッツォのミネルウァ
前3世紀
フィレンツェ国立考古学博物館

ミネルウァはギリシャ神話のアテナ神のことです。


豹を抱くディオニュソス(部分)
前1世紀-後1世紀
ノーラ考古学博物館

こちらの像もまた魅惑的!

そのほかのお気に入りは、、、
・骨壺……ガラス製。なんと中身(ボンペイ市民?の遺骨)がマル見え~ポーン
・水道の弁……2000年前のものとはとても思えないタラー
・リュトン……お酒を杯に注ぐための道具ですよ。

みなさまも、おおーっ!と感動してみてくださいねキラキラ


『大ローマ展 古代ローマ帝国の遺産』
◆2010年1月6日(水)-3月22日(月・振休)
 愛知県美術館
・Twitter →
青森県立美術館北海道立近代美術館に回ります)


愛知県美術館 →
(名古屋市東区東桜1-13-2)

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『大ローマ展』①(2010年)


【ポンペイ : 古代ローマ時代の邸宅を一般公開】


・テーマ「海外の歴史・文明」の記事一覧 →
こんばんは、クマ太郎ですくま

寝る前に明かりを消して、パソコンを開いて ひと仕事。
ありゃ寝なきゃ… と思って、トイレに行き、換気扇の下で一服。

台所の電気も消してたので、目が暗さに慣れてきた頃 ふと思ったのです。
窓の外、道端にある自販機の明かりの明るいこと。
暗闇に慣れた目にとって、その明るさはまぶしいくらいに思えます。

あ…… この何十年以前の人にとっては、明るさの感覚はずいぶん今とは違うんだろうな。
そんなことを考えました。

そうすると、オイラが観に行く展覧会の絵は、昔の人にはどんな風に見えていたんでしょう。
想像もつかないなぁ……

ちょっと考え込んでしまいました。

でも、クマ太郎はクマなので、考えるのは難しくてイヤです。
リラックスして寝ることにしました。
おやすみなさいお月様


フィンセント・ファン・ゴッホ
《夜のカフェテラス》 1888年
クレラー=ミュラー美術館
1
愛知県美術館
『大ローマ展 古代ローマ帝国の遺産』(2010年)



こんにちは、クマ太郎ですくま

愛知県美術館の『大ローマ展』に行って来ました。




平日のお昼だったのですが、けっこうな人出でびっくりしました。
しかも老若男女問わずの見学者。なんかいいですね。

ローマが、古くなって機能不全を起こしていた共和制からローマ帝国として生まれ変わった、その重要な時代にスポットを当てた、なかなかの展覧会でござりやした。

ここでは3つのゾーンに分けて作品を展示しています。

・「帝国の誕生」として 帝国創設の偉人たちの肖像・彫像を展示
・「アウグストゥスの帝国とその機構」として その当時の仕組みを展示
・「帝国の富」として ポンペイ出土品からその豊かさを展示

解説が非常に平易で洗練されていて、読みながら高校の世界史の授業を思い出し、(なるほど… そうだったか)と納得したり思い出したり。
見回せば、周りの皆さんも熱心に解説と展示物の間を行ったり来たり。展覧会の解説の重要さを知りました。
解説書いた人に拍手!!! パチパチパチ…

展示ゾーンの中間で、CGを使ったバーチャルリアリティで当時の帝国の豊かさ、人々の生活を見せてくれるのですが、これは楽しいですよ。

さて、クマ太郎のイチ押しはこちら。


首飾り
長さ34.5cm 後1世紀
ナポリ国立考古学博物館

材質は金・エメラルド・真珠母貝です。
展覧会の会場でぜひ観て下さい。いやぁ~、よくできています。その細工の緻密さと仕上げに脱帽です。
この金細工の部分、ひとつひとつの部品と部品の接合部分が素敵なんですよ。
金糸の鎖編みを4本、横につないで幅広の鎖にしてつくられてるらしい… すげえ!!
デザインもシンプルな機能美って感じがいいなぁ。


アウグストゥスのアウレウス金貨
直径20-21mm 重さ7.80g
前18-前17/16年
ナポリ国立考古学博物館

アウレウスというのは貨幣の単位だそうです。
資料によれば、1アウレウス金貨は現在のレートに直すと50万円くらいらしい。
こんな金貨は怖くて持ち歩けないっす(><)
形は不揃いなんですが、その文様を見ているだけで楽しくなってきます。
また、時代によってたくさんのコインが作られ流通しているので、当時の貨幣価値や物価などを推測するのにも重要な遺物なのではないでしょうか。


ティベリウスの胸像
ブロンズ 後1世紀前半
ナポリ国立考古学博物館
風景写真 レンズ4
(大きな画像がありませんでした)

これは人にも言われたのですが、なんと20代の頃のオイラに似ておるそうです。
ウガ爆弾 自分で見ても、う~ん… 確かに。
この胸像、ちゃんと目が入ってるんですよね。なんか怖いっちゃ怖い……

東海地方の皆さん、『大ローマ展』に行ってみませんか。
(ただ、名古屋だからかなぁ、『ローマ展』に「大」をつけるのは????)


『大ローマ展 古代ローマ帝国の遺産』
◆2010年1月6日(水)-3月22日(月・振休)
 愛知県美術館
・Twitter →
青森県立美術館北海道立近代美術館に回ります)


愛知県美術館 →
(名古屋市東区東桜1-13-2)

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『大ローマ展』②(2010年)


【大ローマ展 ① : アウグストゥス】


【大ローマ展 ② : パンとサーカス】


【大ローマ展 ③ : ポンペイ】


【大ローマ展 ④ : ベスビオ火山】


【大ローマ展 ⑤ : 豊かな水】


・テーマ「海外の歴史・文明」の記事一覧 →
名古屋 松坂屋美術館
『ベルギー王立美術館コレクション ベルギー近代絵画のあゆみ』(2009-10年)

風景写真 カメラ1


ベルギーの首都ブリュッセルにある
ベルギー王立美術館キラキラ
2万点に及ぶそのコレクションから、
ベルギー近代絵画の流れを取り上げ、紹介する展覧会です。

ベルギーの作家たちに影響を与えたフランスの絵画を含め、
写実派、印象派、ポスト印象派、フォーヴィスム…と、
いろんなジャンルの作品が楽しめますよー。
(全6章、44作家、展示総数69点)


しかも、ベルギーと言えばワタシの大好きな!
チョコレート、ワッフル、猫祭り……イエイエイエ。


フェルナン・クノップフ
《ヴァン・デル・ヘクト嬢の肖像》
キャンバスに油彩 1883年 37×29 
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ1

ベルギーと言えば!
ワタシの大好きな画家、
フェルナン・クノップフですピンクハート
約20年ぶりに、ナマで彼の作品を観ました。

《ヴァン・デル・ヘクト嬢の肖像》、よいですねーグッ
まだ初期の、富裕層のお子たちの肖像画を描いていた頃のもの。
背景の壁紙の模様が、少女を取り巻く空気の模様のようにも見えるという不思議な雰囲気、クノップフならではですね。
さすがです!


しかしながら、
今回は強力なライバルがおりました……
同じく愛らしい女の子を描いた
イジドール・ヴェルヘイデンの《昼食》。
この絵を眺めていると、、、
濃厚なショコラなど飲みながら
ワタシも彼女の話(打ち明け話?)に付き合ってるような気分になりましたよ。

そんなわけで、僅差でこちらをイチ押しキラキラ


イジドール・ヴェルヘイデン
《昼食》
キャンバスに油彩 1905年頃 101.5×127
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ2


ほかにも お気に入りがたくさん。
フランス代表として登場の、コローの「海」の絵は初めて見るし、
クノップフの風景画もGoodですグッ


ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(フランス)
《海》
キャンバスに裏打ちされた紙に油彩
1822年 23.5×31
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ3


フェルナン・クノップフ
《フォッセ、モミの木の林》
キャンバスに油彩 1894年 66.5×45.2
ベルギー王立美術館


ジェニー・モンティニー
《冬の下校》
キャンバスに油彩 制作年不詳 82×102
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ5


フランツ・シャルレ
《チュイルリーのテラス》
キャンバスに油彩 1924年 64×90
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ6


エミール・クラウス
《ロンドン、テムズ川の実習船》
キャンバスに油彩 1916年 71.5×91.5
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ7


テオフィル・ファン・レイセルベルへ
《シャルル・モース夫人の肖像》
キャンバスに油彩 1890年 56×47
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ8


アルベルト・バールツン
《ゲントの夜》
キャンバスに油彩 1903年 151×155
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ9


アンリ・ル・シダネル(フランス)
《黄昏の白い庭》
キャンバスに油彩 1912年 77×119
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ10


ジャン・ヴァンデン・エコー
《レモン》
キャンバスに油彩 1913年 66.5×81
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ1


ピエール・ボナール(フランス)
《逆光の中の裸婦》
キャンバスに油彩 1908年頃 124.5×109
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ2


いやー、ベルギーの絵画も奥が深いですねキラキラ
ベルギー、侮りがたし!


『ベルギー王立美術館コレクション ベルギー近代絵画のあゆみ』
◆2009年12月12日(土)-2010年2月14日(日)
 松坂屋美術館(名古屋)
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(名古屋が最終会場です)


松坂屋美術館 →
(名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階)

ベルギー王立美術館 →

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『ベルギー近代絵画のあゆみ』①(2009-10年)


【ベルギーの風景画 : 写実主義から印象派へ】


・テーマ「ベルギー」の記事一覧 →
【一枚の絵・18】

愛知県美術館
『世界遺産 ポンペイ展 古代ローマ文明の輝き』(2002年)より
庭園の風景(北壁)
フレスコ ユリウス=クラウディウス朝時代
ボスコレアーレ、アンティクアリウム



これ、名古屋へ来る前に神戸で開かれてたそうで。
ヴェスヴィオ山の大噴火でポンペイの町が一夜にして灰に埋もれたのは、西暦79年のこと。日本では邪馬台国以前、100余りのクニとクニが勢力争いをしてたころ。

いや~、ホント驚いたわあせる
鉛製の水道管に噴水、板ガラスに青銅製の湯沸器、炉の熱による床暖房・壁暖房などなど、2000年近くも昔の一地方都市の暮らしとはとても思えん!
壁画や彫刻も素晴らしい出来だし、恐るべしローマ帝国…。

笑ったのは、当時すでに「蛸壺マッサージ」があったこと。
蛸壺型の小さなガラス瓶を背中にいっぱいくっつけて吸引する、あれですドキドキ

そして、火山噴火の恐ろしさも改めて実感。
富士山は大丈夫なのかっ?! でも、その前に南海トラフ地震が~~汗汗
(2002年2月)


『世界遺産 ポンペイ展 古代ローマ文明の輝き』
◆2002年2月8日(金)-4月7日(日)
 愛知県美術館
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愛知県美術館 →
(名古屋市東区東桜1-13-2)


【2009年・追記】
そのほかの展示作品は、こちらキラキラ

パン屋の夫婦


治療場面のレリーフ


天球儀の模型


【ポンペイ遺跡】


・テーマ「海外の歴史・文明」の記事一覧 →
名古屋 松坂屋美術館
『ベルギー王立美術館コレクション ベルギー近代絵画のあゆみ』(2009-10年)

風景写真 カメラ1


明けましておめでとうございます。
クマ太郎でございますくま
冬眠もせず、ハチの巣にかぶりつきながら過ごす日本のお正月。
あ~、日本のクマでよかった……

さてさて、昨年12月に松坂屋美術館に行ってきました。
『ベルギー王立美術館コレクション ベルギー近代絵画のあゆみ』でございます。
フランスでの近代美術の歩みに並行して、隣国ベルギーでの美術がどのように進んでいったのかを、分かり易く展示してくれていました。
展示の仕方、キャプションや解説など、非常に簡潔かつ丁寧で好感度の高い展覧会です。

その中でも初めて知った二人の画家を紹介します。
ギヨーム・ヴォーゲルスとイッポリート・ブーランジェです。


ギヨーム・ヴォーゲルス
《雪の夜》
キャンバスに油彩 1883年頃 105×154
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ1


ギヨーム・ヴォーゲルスは40歳になるまでは塗装工だったという…
暗く厚い雲を通して広がる光の粒子が、雪に反射する様子。
これほど幻想的で、また写真でもなければ切り取ることの難しい時間帯。
すごいですね。
田舎で育ったクマ太郎には、こういう暗さが身にしみます。
そして、この暗さに美しさを感じたりするわけです。


ギヨーム・ヴォーゲルス
《黄昏の池》
キャンバスに油彩 1888年頃 102×146
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ2


同じくギヨーム・ヴォーゲルス。
夕暮れの、陽が落ちようとする瞬間はこんな感じですよね。
田舎のこういう風景は、子どもの頃に感じた漠然とした恐怖を思い出させます。
風景が突然、生き物のように動き出すんじゃないかという不安。
それでも見てみたいという好奇心。
田舎の冬は不思議です。


イッポリート・ブーランジェ
《ディナンの眺め》
キャンバスに油彩 1870年 91×130
ベルギー王立美術館
風景写真 レンズ3


この風景画、素晴らしいですね。
川の流れを見て育ったので、川辺の高みから眺める街は山の人間にとって格別なものがあります。
流れの恩恵を最も受ける土地にこぢんまりと集まった集落が、クマ太郎にとっては最も大きな社会だったんですね。

見ごたえのある展覧会、ぜひ行ってみて下さい。(名古屋が最後です)
クマ太郎イチ押しの風景でしたくま


『ベルギー王立美術館コレクション ベルギー近代絵画のあゆみ』
◆2009年12月12日(土)-2010年2月14日(日)
 松坂屋美術館(名古屋)
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(名古屋が最終会場です)


松坂屋美術館 →
(名古屋市中区栄3-16-1 松坂屋名古屋店 南館7階)

ベルギー王立美術館 →

「ワタシのイチ押し」 関連記事
・『ベルギー近代絵画のあゆみ』②(2009-10年)


【ギヨーム・ヴォーゲルス作品集】


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