サンロフトの本とテレビの部屋
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●AI化から取り残されるテレビと映画

●AI化から取り残されるテレビと映画
AIで作られた人物が登場するテレビCMが物議を醸している。CGキャラが出てくるCMなんて昔からいくらでもあるのだが、タレントに取って代わるという危機感から騒がれてる。

ハリウッド映画でも、AIによって俳優が仕事を失うんじゃないかと騒いでいる。

私見だが、映画、ドラマ、CM等では、誰でもいい人物しか、AI(CG)に置き換わらないと思う。映画やドラマだと、エキストラは消滅するかもしれない。


NHKのニュースでは、最後にAIでニュースのまとめが放送されている。聞きやすいけど、アナウンサーには及ばない。映画やドラマでAI+CGの人物が演じても、俳優には及ばないだろう。5年後、10年後は分からないが、現時点では現実的じゃない。

しかし、YouTube等の動画では、人間がAIに取って代わられると思う。初期のユーチューバーは、自分の姿を映し自分でしゃべるしかなかったが、今では「霊夢」と「魔理沙」の「ゆっくり動画」のように、CGキャラと合成音声で動画が作れる。

こちらはアナウンサーや俳優とは違う。素人が出てきてしゃべるより、「ゆっくり動画」の方が見やすいし聞きやすい。

画像や動画の生成、原稿の生成をAIで行えば、現在の技術でも人間に取って代われそうである。


テレビは凋落したと言われるが、人間の仕事としてはこうした古いメディアの方が、残るんじゃないかな。動画を含めネットではトップクラスの人以外、仕事を失ってしまう。


 

 

●YouTubeは読書に取って代わるか?

●YouTubeは読書に取って代わるか?
流行語大賞やらヒット商品番付やら、11月初めに発表じゃ、残り2ヶ月はどうなるのだろう? 2024年ぶんに加えられているとは思えない。

今年の流行語は、「スエコザサ」、「観る将」、「ひき肉です/ちょんまげ小僧」の3つが分からなかった。

その他の流行語も、ほとんどが情報番組、ワイドショー、ニュースで知ったもの。テレビの影響力は、未だ強し。テレビを観ない人は、流行遅れになっちゃうな(笑)。


毎度、YouTubeやSNSでのブームは、テレビ以外で知る機会が無い。どちらも毎日利用しているのだが、社会の分断は激しい。

YouTubeのオススメ動画で、有名ユーチューバーが出てきたことって、一度も無い。かなり下までスクロールしてもだ。

趣味系、教養系動画をよく観ているのだが、オススメの出し方に感心する。以前は、観たジャンルばかり出てきたが、最近は、少しずつズラしているように感じるのだ。

1年ほど前には、宇宙ものやアニメのメカ解説等をよく観ていたが、次第に数学もの、物理もの、歴史もの、社会問題ものへ移っていき、気づけば、ひろゆきやホリエモンをよく観ている。

この歳になると、好みの変化はそう無いはずだが、視聴する動画のジャンルは徐々に変わっていく。これは、リアル書店で立ち読みしている感覚。YouTubeがあれば、読書はいらないかもな。

 

 

●諸事情で潰された国産ホビーパソコンの可能性

●諸事情で潰された国産ホビーパソコンの可能性

コメントいただきました。

PC-9801シリーズを超えることが許されなかったNECの事情。PC-9801VXの時、これにPC-88VAの機能とPC-8801シリーズとの互換性も備えたモデルが出ていたら、16/32ビットホビーパソコンの決定版になっていたでしょう。

もし、80286でCD-ROM無しでも、FM TOWNSがPC-9801VXの対抗機として登場していたら、NECもそういうモデルを出したかもしれません。

ゲームに不向きなPC-9801がホビーパソコンになるより良かったでしょうが、それはそれでつまらない時代になった気がします。



もう一つ、孫正義に潰されたMSXも、もっと大きな可能性を秘めていた。MSXに対抗した統一規格を引っ込めさせるため、アスキーはライセンス料をタダ同然にせざるを得なかった。

もし、アスキーがMSXで大儲け出来ていたら、MSX2の開発費ももっとかけられたし、MSX3も出せていた。PC-9801シリーズに対抗できる16/32ビットホビーパソコンが出せたかもしれない。

ライセンス料があるから、カシオの激安MSXや、MSX2が短期間で3万円前後まで下がることもなかったのでは?


関連ページ 『●PC-88VA&PC-98DO、NECの勝利の方程式は幻だった!?』



●新型MacBook Pro、M3Proはそれほど高くなかった
M3Proエントリーモデルなら、32万8800円。512G SSDが遅くないなら、これがベストバイか?

M3モデルで16G RAM/1T SSDにして30万4800円よりも良い。ただ、CPU/GPUコアが少ないとどの程度スピードが落ちるのか?

 

 

 

●新型MacBook Pro、続報と憶測

●新型MacBook Pro、続報と憶測
M3Proは前世代よりメモリ帯域幅が25%低い。これはベンチマークを待つ。

SSD 512GモデルでもNANDフラッシュ2枚構成で、速度低下が無いと思われる。これもベンチマークを待つ。


M3モデルはファン1基。


新色スペースブラックは、ミッドナイトより指紋がつきにくい。が、酸化皮膜シールのせいで黒さが失われているとの指摘。指紋はともかく、ミッドナイトで問題視された塗装の剥がれやすさが改善されたかも気になる。まぁ、私にはM3Proモデルは買えないけど……。

来年のMacBook Airまで待つと円安値上げリスクもあるし、待つ意味も無さそう。新型MacBook Proは買う可能性ゼロと思ったが、検討の余地ありか。


 

●新型MacBook Proは、15インチMacBook Airを無意味化した

●新型MacBook Proは、15インチMacBook Airを無意味化した
ASCIIの実況生配信で観たので、イベントの内容は分かりやすかった。

14インチ、16インチMacBook ProがAirに先行した理由が、これで分かった。

14インチMacBook ProのCPUが、M3、M3Pro、M3Maxと幅広く選ばれるようになったのだ。ノート型がM2とM3Pro/Maxの2系統では無理があると思ったが、なるほど、Airを出さずにM3ノート型を出す方法があったわけだ。尚、13インチMacBook Proは販売終了した。


現行のM2版15インチMacBookAirの存在意義が無くなっただけでなく、M3版が出たとしても、ほとんど売れないことが確定してしまった。

エントリーモデル同士の比較なら、M2版15インチMacBookAirは19万8800円(以下税込)、M3版14インチMacBook Proは24万8800円と、5万円の差があるが、SSDを同容量にすれば、差は半分以下だ。SDカードスロットやHDMI端子等、M3でもMacBook Proの利点は多い。

14インチMacBook Proは高価と思い込んでいたが、そうじゃなかった。SSD遅い問題が受け継がれていると仮定し、M3上位グレード27万6800円を16G RAMにして30万4800円あたりが、ベストチョイスだと思う。

予算があるなら、M3Proの上位グレード39万8800円を、新色の「スペースブラック」で。

それ以上のグレードは、高価すぎて検討の余地ナシ。


来年までM3版MacBook Airを待つ理由は、ほとんど無いだろう。待つとすれば、12インチMacBook Airや、とにかく安いプアマンズMacの登場だけだ。

 

 

 

●完全自動運転、実現遠のく?

●完全自動運転、実現遠のく?
地元で、自動運転レベル4の車両が接触事故を起こした。レベル4とは、運転手ナシ、遠隔操作ナシの、本格的な自動運転である。ここが全国初の認可だが、最近、関東でも認可された場所があるようだ。

走るコースも自由なレベル5が望まれるが、路線バスの無人化にはレベル4でも十分だ。

タクシーや路線バスの運転手が不足している今、ライドシェアと同程度の難易度で実現可能なところまで来ている。

人身事故でなくて幸いだったが、認可が広がれば、いずれは死亡事故も起こるだろう。そうなると、反対運動が広がって自動運転技術そのものが潰されてしまうかもしれない。

関連ページ 福井新聞ONLINE『運転手なし「レベル4」自動運転車が接触事故 福井県の「永平寺参ろーど」、運行開始以降で初』

 

 

●ヤマダ電機チラシに見る、PCの売れ筋変化

●ヤマダ電機チラシに見る、PCの売れ筋変化
ヤマダ電機チラシを見ていると、ここ1年ぐらいでノートPCのラインナップが急変したと感じる。

以前は、セレロンで4G RAMなのに画面は15インチで光学ドライブ内蔵という、取り敢えず動く全部載せモデルがあったが、今は消えた。

で、今チラシに載っている10台ほどのPCは、CPUがCore i5か7クラス。RAMも以前は4Gか8Gかだったのが、今は8Gか16G。SSDは256G、512G、1Tというところだ。


価格.comのノートPCランキングでは、8Gや32G RAM、256Gや1T SSDモデルも入っているものの、20位ぐらいまでほとんどが16G RAM/512G SSDだ。これが、現代の標準的スペックといえるだろう。

これらはマニア層に寄ったデータとも思えるが、一般向けの売れ筋を並べたヤマダ電機チラシと似通っている。


10万円($799)で買えるMacBookの廉価モデルが計画されているという。エントリーモデルが値上げで売れなくなったという見立てだろう。

一理あるが、RAMとSSD容量を増やした時の割高感が、それ以上のブレーキになっていると思う。

MacintoshがM1になった当時、Windowsノートの世界は8G RAMで十分。16Gはヘビーユーザー向けだったが、短期間で時代は変わったのだ。普通の人が16G RAMを必要と考える今、APPLEはM3でも従来路線を続けられるのか?

 

 

●モニュメント破壊は新たなブームか?

●モニュメント破壊は新たなブームか?
先日書いた、地元の恐竜モニュメントの破壊行為。ローカルニュースでは、「防犯カメラに複数の若い男性が蹴っている様子が映っている」と伝えられただけなのに、今朝のワイドショーでは、その映像が流された。

ローカルニュースより全国ニュースの方が大きな扱い、ということがあるだろうか?

ワイドショーでは他県のモニュメント破壊と合わせて伝えられ、恐竜モニュメントに関しては「修理に数百万円の可能性」と、ローカルニュースと同様に言われた。


この手の破壊行為は昔からあり、波平さんの髪の毛が何度も抜かれたニュースは、覚えている人も多いだろう。

壊されたモニュメント等、全国には無数にあるだろうし、防犯カメラに犯行が映っている例もあるに違いない。声を上げる自治体が次々出てきたら、一気にブームへ。


少し前、迷惑動画がバッシングを受け、多額の賠償金を請求されたりしたが、昨今は聞かない。その代わりとして、モニュメントの破壊がワイドショーで盛り上がっていくと、警察も動き、犯人たちは痛い目に遭うだろう。

無論、彼らが悪いに決まっているが、時期によって報いの大きさが全然違うのは、不公平だな。

 

 

 

●MacBook ProがAirより先に出る理由

●MacBook ProがAirより先に出る理由

(1) 15インチMacBook Airから時間が経っていないので、次期モデルを13インチと15インチ同時発売にするために遅らせた。

(2) M3Pro/MaxのMacBook Proが、超高速である。M3のMacBook AirはM2Proより高性能なので、M2ProのMacBook Proがまったく売れなくなるから。

(3) 新型MacBook ProとiMacはM3系ではなく、M2Max/Ultra。ファンレスのMacBook AirにM2Proを載せても意味がないので、今回は登場しない。


正解がどれであれ、MacBook Proはかなり高価で購入は検討しないだろう。

現行モデルは最低でも28万8800円だから、円安により30万円を超えそうだ。SSD遅い問題が継続していたら、その上は35万8800円なので、37~38万円。いや、40万円ぐらいかもしれない。

 

 

 

●Arm版Windowsは、それでもダメだろう

●Arm版Windowsは、それでもダメだろう
Qualcommが高速なSoCを発表したが、APPLEシリコンには対抗できないだろう。Arm版WindowsはArmネイティブでも、アプリはエミュレーションになるから使用感は推して知るべし。

Macintoshに比べ、Windows版ソフトは桁違いに多く、バージョン間の互換性も高いので、絶対にArmネイティブにならない古いソフトが多数使われている。

NVIDIAやAMDが再来年に参入してくれば、対応するソフトハウスも増えるだろうが、有名ソフト以外は期待できない。

関連ページ GIGAZINE『QualcommがWindows PC向けSoC「Snapdragon X Elite」を発表、「Apple M2やIntel・AMDのSoCを大きく上回る性能」とアピール』


●新型Macintosh、そろそろ正確な情報が出そう
イベント開催や「速いもの見たさ」のコピーから、いよいよM3が出ると予想される。

円安による割高設定。従来モデルの値上げ。SSD最小モデルが遅い問題等、懸念材料は多いが、ともかく月末を待つ。

 

 

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