サンロフトの本とテレビの部屋 -2ページ目

●瞬時に、100万円失う

●瞬時に、100万円失う
国民年金の納付が65歳までになるという。あと4年で終わるはずが、ゴールは突然遠ざかった。月額1万6520円×5年だから、ざっと100万円。私は長生きしそうにないので、100万円はドブに捨てたも同然だ。

これとて、一連の大増税の一角に過ぎない。ゴミのような減税など、どうでもいい。

関連ページ Yahoo!ニュース『国民年金、65歳まで納付へ議論 賛成意見が多数、厚労省審議会』


●新型iMacで占うMacintoshの近未来
10月末に出るという。過去、直前情報はほぼ正確に当たっているので、一連の噂もこれで決着だろう。

MacBook Proのディスプレイ改良版が今出たとしても、半年後にM3やM3 Proが出る可能性はある。

が、iMacがM2で出た場合、半年後にM3のMacBook Airが出るとは思えない。最低でも新学期シーズンに合わせた来年夏までは出ない。APPLEとしてはスケジュール通りかもしれないが、iMacがM3で出るという無責任な噂が、祟る。

 

 

 

●もんたよしのり、死去

●もんたよしのり、死去
「ダンシング・オールナイト」はよく聴いた。「DESIRE」も好きだったが、今日、ほとんど忘れられているのは、中森明菜の同名曲が大ヒットした影響もあるだろう。

調べてみると、中森明菜の方は「DESIRE -情熱-」というタイトルだった。もんた&ブラザーズに配慮して「-情熱-」と加えたのかもしれないな。

あとは、「ギャランドゥ」の作詞作曲とか、「夏女ソニア」が思い出深い。それ以外の曲は、記憶に無い。知っている曲は、谷村新司の半分以下だ。


個人的には、小学校時代の友人に顔も声もしゃべり方もそっくりだったのが、面白かった。

小学校時代の友人知人に似ているという話は、たいがい誰にも話す機会がないのだが、もんたよしのり似の友人は家に来たこともあり、母と一緒に「本当によく似ている」と感心したものである。

「ダンシング・オールナイト」は小学校卒業直後だから、通うはずだった中学校では、おおいに話題になっただろうな。それも、遠い昔の話。

 

 

 

●Googleの退化と情報制限社会

●Googleの退化と情報制限社会
Google検索の仕様が、頻繁に変更されている。当初は機能が増えた感じがしたが、最近、ヒット率の低下が気になり始めた。

従来は目的と無関係なページも多くヒットしたので、本当にヒット率が低下したのか問われれば確信は無い。しかし、目的へ到達できる確率は低下したと感じる。


従来型の検索サービスから、AIへの質問へ移っていく過渡期とも思えるが、思いつくキーワードをいくつも入れるという単純な検索方法が通用しなくなる近未来が予想され、空恐ろしい。

ネット社会になって、知識が無意味になったと言われるが、来たるべきAI時代には、知能や教養の差が、決定的な知識格差になるのかもしれない。


現実問題として、もっとヒット率の高い検索サービスへ移ろうと思う。競合相手にはGooleに取って代わるチャンスだが、もう検索エンジン自体時代遅れなんだろうな。

 

 

 

●Intel Core iシリーズ第14世代登場

●Intel Core iシリーズ第14世代登場
デスクトップ版は出ないとか、性能はあまり期待できないとか、ネガティブな予想が出ていたが、ベンチマークを見る限り、第13世代よりは良くなったようだ。割高感はあるが、何でも値上げの世の中では、許容範囲か。

ショップブランドも出揃ったが、ツクモでは第14世代でついにWindows 10 Proの選択肢が消えた。Windows 10 Homeのみ残ったのが不思議である。以前は、Homeプレインストールモデルでも、後からProへアップグレードできたが、今はどうなのだろう?

私の用途では、Windows 11 Pro一択になったな。Windows 10 Homeだと、サポート終了半年前ぐらいに、強制的にWindows 11 Homeをインストールされてしまうと予想する。Windows 11非対応のPCにも強引に入れられ、動かなくトラブルも続出するんじゃないかな。まぁ、私には関係のないことだが。

現状の旧タワーPCが持ちこたえてくれれば、飛躍の(?)第15世代に買い換えることができるのだが、運次第。


●キックの代償
先日、停車中の車をいきなり蹴られ、納車1週間で車体が大きく凹んだ、というニュースがあった。修理代の見積もりが20万円と聞いて驚いた。

昨日は、地元で駅前の恐竜モニュメントが破壊されたとのニュース。蹴られた様子が、防犯カメラに映っていたという。

修理を検討しているそうだが、足の指が1本折られただけなのに全部作り直しで数百万円。安価な修理で済むかもしれないが、犯人グープは巨額請求に戦々恐々だろう。


関連ページ 福井新聞ONLINE『福井駅東側の恐竜像、足の指折られる 防犯カメラに像を蹴る若者グループの姿』

 

 

 

●小5クイズ最強説

●小5クイズ最強説
クイズ番組が不調だという。そういえば、私もクイズ番組をあまり観なくなった。『ネプリーグ』や『今夜はナゾトレ』を毎週観ていたのは、何年前のことだろう?

『全国高等学校クイズ選手権』の不調は、内容がコロコロ変わっていることからも察していた。運や体力勝負を加えてみたり、現代教育を反映してか問題解決能力を競ってみたり。近年は王道路線に戻ったが、視聴率は戻らなかった。

『潜在能力テスト』は「潜在能力」というわりに、ほとんどが知識系の問題なのが奇妙だった。


民放2局の宿命で、一方がまったく興味のない番組の場合、裏番組を観る。という消極的理由で番組を選ぶことも少なくない。なので、ずっと観ていたから好きとは限らない。そういう意味で、私はクイズ番組を避けていると言えそうだ。


今、一番観ているのは『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』。↓の記事ではこの番組がクイズ番組の中では新しいことが、存続している理由としているが、さらに↓の記事を読むと、10代の人気が大きな要因だと思える。

昨今、テレビ全体にいえるが、クイズ番組も中高年層を中心に作られていて、40代、50代でなければ知らない知識を要求されたり、幅広い教養が必要な問題が多い。10代には圧倒的に不利なのである。

しかし、小5クイズは、小学生が学ぶ範囲から出題されており、10代の方が有利である。難問になると経験や雑学で我々中高年が有利な場合もあるが、誰にとっても難しい問題も出る。子供も大人も楽しめる、画期的な手法である。


関連ページ Yahoo!ニュース『「ネプリーグ」も「全国高等学校クイズ選手権」も…クイズ番組に“冬の時代”が到来、スター不在も影響』


関連ページ デイリー新潮『テレビ離れが指摘される中…10代に人気の番組は3位「クイズ小学5年生」、2位「イッテQ」、1位は?』

 

 

 

●迷惑なリーカー

●迷惑なリーカー
そりゃ、15インチMacBook Airは売れないだろう。当初からM3で出るという情報で、今また、10月にM3の13インチ&15インチMacBook Airが出るという情報がある。


ところが、10月に出るM3モデルはiMacのみとの情報になり、結局、それすら2024年になるという。

 

余計な情報が無ければ、買い控えはもっと少なく、M2世代の売上は伸びたのではないか?

最近、ハズレの情報が多く、逆にいえば予想外の新型が出るという期待も出てきて、買い控えを助長する。


M3世代も基本設計は変わらず、性能もそれほど上がらず、値上がりするだけ、という暗い現実が待っていそうである。それでも、今、現行モデルを買う気にもなれない。


関連ページ iPhone Mania『2023年のMacBook危機?出荷台数30%減少と著名アナリストが予測』

 

 

●谷村新司、死去

●谷村新司、死去
「昴」や「いい日旅立ち」は時代を超えていると思うが、アリスの楽曲は、あの時代に聴いてこそ、という気がする。

大ヒットした「冬の稲妻」や「チャンピオン」は好きだが、今聴くと、1970年代後半に聴いていた感覚と大きくズレている感じがする。

テンポは意外と遅いし、迫力も激しさも思ったほどじゃない。歌番組とレコード音源の違いもあるが、曲によってはレコード音源でも印象のギャップは少ない。

あの時代の、あの空気感の中で、もう一度アリスを聴きたいものだな。PC上でMP3ファイルを再生したって、味気ない。

 

 

 

●『CM NOW』休刊と、デジタル化を阻むもの

●『CM NOW』休刊と、デジタル化を阻むもの
2023年3-4月号(2月9日発売)で『CM NOW』が休刊していたことを、今朝知った。1990年代から数年前まで、途切れることなく買っていた。

長らくB5だったのがA4へと大判化し、CMの紹介よりグラビアがメインになってきたので、購読をやめた。


『B.L.T.』も、同様だった。当初は『ザ・テレビジョン』のようなテレビ誌で、1ヶ月分のテレビ欄と番組の紹介がメインだった。しかし、テレビ欄が無くなりA4変形からA4へ大判化したあたりから、紙質が向上してグラビア誌へと変貌した。

価格も380円だったのが、現在は2倍以上になっている。なので、『CM NOW』と同じ頃に購読をやめた。


CMの情報や動画はネット上で見られるし、番組表や番組情報も紙では必要なくなった。需要が無くなって当然だろう。

一方で、アイドルのグラビアは、デジタル化に案外向いていない。画面では精細に見えても、それをプリンタで印刷したら綺麗にはならない。プリンタの性能だけでなく、データが粗すぎるのだ。

これら雑誌の路線変更は、グラビアが人気というより、紙のグラビアには一定の需要があることを示していると思う。まぁ、それでも『CM NOW』は持ちこたえられなかったが……。

 

 

●スバル360、ついに買えず

●スバル360、ついに買えず
昨日の『おぎやはぎの愛車遍歴』にスバル360が登場した。恐らく、2、3度めの登場だと思う。大人4人が乗れる軽自動車として開発された、日本の自動車史に残る名車であり、これまでも様々な番組で紹介されてきた。


小6の終わり頃、すなわち1980年初頭。私は友人と約束した。将来、スバル360を買うことをだ。しかし、私は結局買わず、件の友人が買ったかどうかも、分からない。

大人になれば、子供の頃の夢など忘れる。と、若い頃は思ったが、約束の日から運転免許を取るまでは、わずか6年。その短期間に、何が変わったのか?


小2~小4(1975~77年)頃まで、(今は無い)車雑誌「ピットイン」を毎月買っていた。個人売買のコーナーには、何度かスバル360が出ていて、最安で3000円だった。小学生の自分にも買える金額だが、今思えば廃車寸前のポンコツであったろう。

高校を卒業した1986年には、街でスバル360を見かけることもなくなり、地元の中古車店でスバル360を見たことは一度も無かった。値段と状態にもよるが、条件が良ければ買っていた。

当時は旧車ブームではなく、トヨタ2000GTやスカイラインGT-Rのような希少車以外、ただの古い車が珍重されることは無かった。一部マニアがいたとしても、そういう古い車が一般の中古車店で扱われることはなかったろう。


まだ1980年代後半~90年代初頭だから、現代の大型中古車チェーン店のようなオンラインデータベースも無く、中古車は店頭で見つける以外になかった。

また、1960年代、1970年代、1980年代と、30年ぐらいに渡って車は大きく進化し、20年前の車は完全に時代遅れと感じた。1980年代に登場したモデルは、どれもこれも目移りするほど魅力的だった。


結局のところ、どんな欲求もリアルタイムでなければ、意味が無いということだろう。


 

●マシン語アレルギーと、アンバランスだった時代

●マシン語アレルギーと、アンバランスだった時代
マシン語(アセンブラ)は難しいのか?

我々の世代なら、多くの人が「難しい」と答えると思う。世代というか、高級8ビット全盛期特有の感覚であると思う。


MZ-80K/CやPC-8001ならば、オールBASICでもゲームが作れた。が、FM-8やPC-8801が出て、640×200ドット8色といった高解像度グラフィックでアクションゲームを作ろうとすると、BASIC+マシン語、あるいはオールマシン語が要求される。漢字ROMを使った日本語ワープロソフト等でも同様だろう。


いや、MZ-80K/CやPC-8001なら、マシン語もさほど難しくないかもしれない。もっと言えば、1970年代末のワンボードマイコンなら、機能が貧弱だからマシン語もさほど苦ではなかった筈だ。

私は高3の時の実習でTK-85を使ったが、難しさはそれほど感じなかった。1977年発売のTK-80はRAM 256バイト(最大1Kバイト)だったから、そう複雑なプログラムも作れなかったろう。


PC-9801時代、というか個人的にはX68000だが、MacintoshのToolBoxを模倣したiocsに豊富なライブラリがあり、C言語でそれを利用すれば、少ない労力でプログラムが組めた。この時代以降は、プログラミングが比較的楽になっていく。


すべては、富士通がFM-8という高級8ビット機を格安で発売したせいで、優秀でないユーザーにマシン語アレルギーを引き起こした。非力なCPUに高度な機能を載せたアンバランスな機種たちが、その元凶である。

高級8ビットブームのおかげで、日本のパソコンはアメリカ以上に発展したともいえるが、マシン語必須の厳しい時代も作り出した。


富士通が無茶をしなければ、PC-8001からPC-9801へ正常進化したんじゃないかな。8ビット時代はオールBASICか簡単なマシン語で、PC-9801からはC言語という、誰も苦労をしない進化だ。

でも、日本独自の高級8ビットが出てこなかったら、早い段階で黒船に飲み込まれ、マイコンブームはずっとつまらないものになっていただろう。