19ヶ国目のボリビアへ向けてサン・ペドロアタカマを出発!
今日から2泊3日の4WDウユニツアーへ。
ウユニへ抜けるまでに数え切れないほど
たくさんの見どころを回っていくツアーなんです。
(アタカマの町はツアー会社だらけなので日程に余裕のある人は
行ってからでも申し込めそう。
私たちは事前に旅行紀ブログや旅行サイトを見て、
Estrella de Surという会社に頼みました。
私たちは夫婦2人で4駆1台を貸し切るプライベートツアーにしました。
さあ、どんな旅になるのかな?
ホテルまでマイクロバスでピックアップしてもらい、
町を出てすぐのところにあるチリのイミグレへ。
人は多かったけれど手際はよく、15分ほど並んで手続き終わり。
(チリへ入国しイミグレではレシートみたいな紙きれを渡されます。
警察が管理する紙で、それがないと出国するときにややこしくなってしまうので、
失くさないようにしてくださいね)
ボリビアのイミグレはここから35キロも先にあります。
きれいな景色にみとれてる間に着いちゃいました。
こんな小屋がイミグレ。
国境はこの小屋の目と鼻の先にありました。
チリと書かれた側でチリのCポーズ!(Cになってない!!これじゃPじゃん!)
反対側に行ってボリビアのBポーズ。
朝食をここで食べて4駆ツアーの開始です~。
私たちはトヨタのランクルだった!
もう一生乗ることがないかもしれないランクルさん、
どうぞよろしくお願いします。
走り出すとすぐ国立公園の入園料150ボリビアーノ(約2500円)を払う料金所があります。
(ツアーには含まれていません)
国立公園に入るとすぐに湖が見えてきました。
【 Lagoona Blanca(白い湖)】
bolax(ホウ砂)の鉱物が入っているため名の通り白い湖になるのだとか。
見どころいっぱいあるのでどんどんいきます。
こんな感じで走り抜けて行くんだよ!まるでダカールでしょ?
あっそうそう!来月のダカールはボリビアも走るんだよ〜!
【 Lagoona Verde(緑の湖)】
arcenicoとcobleという成分が湖を緑にさせるんだそう。
その時はへ〜とメモしたけれど、
後で調べたらヒ素を含む鉱物が入ってるんだそう。
有毒の湖って言ってたもん!美しいものには毒があるのね。笑
今日見たときはそんなに緑じゃなかったかな。
きっとベストなタイミングがあるんだと思います。
バックに写っているのは死火山。
【 Desierto de Dali(ダリの砂漠)】
名画家、サルバドール・ダリが記憶の固執を描く際に
モデルにしたと言われる砂漠がこれ。
どうかしら?イメージできる?
運転手さんがいきなり、
『ここが標高5000メートルだよ!』
と笑顔で言いました。未知の世界……。
寒い!風強い!!何もない!!!
聞くだけで心臓どきどきするけど、体は大丈夫なようです。
ちゃんと高地に入る1日前から1日に2回、この高山病の薬を飲んでたからね!
そして、さらに運転手さんがすすめてきたコカの葉っぱを噛み噛みしたからかな?
ダブル作用で何の問題もありませんでした!
コカの葉は高山病を予防するんです。
あんまり美味しいもんじゃないけれど苦しい思いするくらいならこれ食べます。
道なき道、こんな道を走っていきます。
どんどんバモス!
【 Geisers, Sol de Mañana(ソル・デ・マニャーナ間欠泉)】
朝は30,40メートルの高さの水蒸気が見られるんだって。
ほうほう上がってるじゃないの!
あちこち穴があいていて、泥のようなお湯が湧き上がっているところもあります。
硫黄の匂いがすごくて小学校の修学旅行で行った大涌谷を思い出しました。
【 Aguas Termas (温泉)】
なんとなんと、活火山がある地域なのでここは温泉があるんです。
ぬるいんじゃないの~と疑ってたら、
37度くらいだと言うので水着で温泉へ!
こんな大パノラマの景色を拝みながら入れるんです。
パラグアイでも浴槽につかったことないので
南米で初湯船です。
めちゃくちゃ気持ち良かった。温度もサイコ~!
これがたった6ボリビアーノ(約100円)くらい。
トイレも更衣室も使えます。
今日の宿で昼食を食べました。
チキン美味しかったな。
窓越しに洗濯中のセニョーラを見ました。
この宿日中は電気をいっさい使わず、
日が落ちてから発電機で電気をつけます。
洗濯機もないから足踏み洗濯。
【 Lagoona Colorada (コロラダ湖)】
夕方訪れたのはコロラダ湖。
赤い、赤い、赤い!
台風中継で見そうなほどの強風でしたが、
フラミンゴは表情を変えることなく食べに食べています。
ピンク色に染まった可憐なフラミンゴ。
彼らは赤い色素を含んだプランクトンや藻を食べることによって
ピンク色を維持しています。
そして驚きの事実。
フラミンゴの足は血液が通ってないので
どんなに水が寒くても熱くても感じないそうです。
そして1日に6時間は食べているそうです。
ほとんどが食べてたわ。笑
1,2月には10,000羽のフラミンゴが飛来してくるこの湖。
もうすでに満席状態でしたよ。
宿に帰ると美味しいご飯が待っていました。
あったかい野菜スープとサラダとミートソーススパゲッティと
ボリビアTarija産の赤ワイン。
この度は高山病を恐れて禁酒だねとか言ってたけど、
2人とも1杯だけならいいかと誘惑に負けて飲んでしまいました。笑
ワインも夕食も満喫!
すると、ここの経営者の子ども達がクリスマスの夜に
歌のプレゼントをしてくれました。
1人の男の子はサンポーニャというボリビアの民族楽器を吹き、
もう1人の男の子がリコーダーを吹く。
横の女の子2人は踊る!
前奏が終わるとみんなで歌いだす!!
もうみんなかわいくてしかたない。
ボリビア最高!!
【チリ・ボリビア旅行】
【Day6】チリーボリビアの国境をわたる