4時半出発のタティオ間欠泉ツアーへ参加。
ホテルのあるSan Pedro Atacama(サン・ペドロ・アタカマ)
の町からはバスで2時間弱。
(滞在先のホテルを通じてLaianaという旅行会社のツアーを申し込み、
約7時間半のツアーで17,000チリペソ((約3100円。クレジットだと少し割高に))。
入場料10,000チリペソはツアーとは別料金。
間欠泉以外にも連れて行ってくれます。後で書きますね。)
タティオ間欠泉に着いたのは日の出どき。
高度は4300メートルと言うではありませんか。
ちょっと小走りしたら走っちゃだめ!と運転手さんに怒られた。笑
そうだ、絶対に無理しちゃいけない。
しかし寒い。マイナス5度というではありませんか。
フリースとウルトラライトダウンジャケットを着ていますが極暖着てない。
パッチも履いてない。完全アタカマをなめていた。
凍える寒さの中太陽が少しずつ地平線から顔を出すのを見届け、
あちこちでぼこぼこいっている間欠泉を歩いて回ります。
このツアーが朝早くあるのは空気の温度差で
この水蒸気の噴出がたくさん見られるから。
湧き上がる湯は塩分を含んでいるので沸点が低く
80度から86度なのだそう。
この石の向こうに入っちゃ行けません。
湯気が出ている穴に足を突っ込んであっためたら外国人に笑われました。笑
(あっこの旅行中、ブログ用の写真をスマホで撮るのは旦那さん担当!
あれこれ注文が多いな〜と言われちゃった。笑)
素敵な朝の始まりです。
さあまだまだツアーは続きます。
道中の景色。青、緑、茶のコントラストがワンダフル。
フラミンゴが見える湖にも行きました。
人が来るとどんどん遠ざかっちゃうらしく、遠かったので写真なし。
Machuca Villageという村に行きました。
20軒ほどの集落です。
でもほとんど空き家で今はあまり住んでいないそうですが、
小さな教会がありました。
『ガイドさんがここでllama(リャマ)の肉が食べられるよ』
とえらい薦めてくるので、これは食べないわけにはいかないんじゃない?
ってことで恐る恐る売り場へ近づきます。
まるで焼き鳥。
親子で売っています。
さあ勇気を出してリャマの焼き鳥いただきます!
うまい!
クセがなく、ジューシーなチキンみたい。柔らかいです!
リャマ肉の虜になりそう!と思ったらリャマが十数頭大行進してきました(><)
そう、あなたを食べてしまったの。
つぶらな瞳で見つめられたら胸がちくっとしました。ごめんなさい。
盛りだくさんなツアーが終わり、
アタカマの町へ戻ってきて腹ごしらえ。
突っ込みどころ満載なホットドッグに笑う。
パンを水平に切ったホットドッグ。
サンドイッチじゃないんだから。笑
食べにくいったらありゃしないけどうまかった!
さっ、少し休憩してから今度は死の谷・月の谷ツアーへ。
風と水によって削られた石や砂がいろんな姿を見せてくれる、そんな谷なんです。
(16時から20時半までで同じくホテルを通じて予約して
12,000チリペソ(約2200円)。
谷への入場料3,000チリペソ(約545円)は別料金です)
まずは死の谷方面へ。
Tres Maria(3つのマリア像)。
右側はひざをついてお祈りしているそう。
真ん中は立ってお祈りしているね。
左側は何してるかわからない……。笑
大昔ここが海底だったことがわかるように、
あちこちに塩の結晶が見えました。宝石かと思いましたよ。
ほら地層でも見えるかな?
白いところが見えるでしょう?これが塩の層だね。
砂漠の中にも本当にいろんな顔があるのね。
自然ってすごすぎる。
これぞ砂漠!ってイメージのところも歩きました。
高地で坂を登るのは一苦労。でも見られた景色は最高でした!
風紋もきれいだった!
死の谷の谷間を歩き、耳を済ませてみると、
パリパリッとみしみし割れる音がしました。
これは気温が上がると膨張し、夕暮れ時になると収縮し始め聞こえる音なんだそう。
さっ日が沈んできました。
月面に似ていることからそう呼ばれる月の谷へ移動します。
月面探知機が発信してきたような世界でしょ。
いまいる世界が現実の世界とは思えない。
異空間に飛び込んできた感じで頬をたたきたくなるくらい。
今日もスペシャルな1日でした。
ラムのハンバーグ、キヌア添えと
オシャレなシーザーサラダを頬張って腹ごしらえするともうおねむ。
まぶたとまぶたがくっついちゃう。
おやすみなさい。
【チリ・ボリビア旅行】
【Day4】間欠泉と死の谷、月の谷