神権マンガ 第一話 - 統治体増員

先日の年次総会でも活躍していたマーク・サンダーソン兄弟。
40代にして「忠実で思慮深い奴隷」の8人に選ばれました。
噂では統治体に任命される数か月前に「油そそがれた」そうです。（公式には未確認）
昔の出版物を見るとかなり高齢の兄弟たちで統治体が構成されていた様子が描かれています。
その時代を知っているJWからすると今の若い統治体がどうやって出来上がるのだろうか？と疑問に感じると思います。

どのような流れで統治体が選ばれるのか推測するしかありませんが，今までの流れや出版物の内容を考察しながらマンガを作ってみました。

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2012年○月○日
統治体会議にて

そろそろ統治体のメンバーを増やさないといけないね。
今日はそのことを話し合いましょう。
皆さんの意見はどうですか？

統治体増員ですかぁ…
油そそがれた者から選ばないといけないってのが結構大変ですね。
パンとブドウ酒にあずかる人は沢山いるんですけどね…

最近は若い兄弟たちの中にも油そそがれたっていう人が結構いるんですよ。
でも協会の教えに従順じゃない兄弟たちが多いのです。困りました。

そりゃ駄目だね。
任命される以上は ぼくたちの奇妙な教えにも従ってもらわないとね。

確かにね！
そうじゃなきゃ統治体なんてやってらんないよね！

一人すごく従順な兄弟がいるんですよ。例の援助者の兄弟。

ああ　マーク君ね。
彼なら　何でも従いそうだね。

でも　彼は　大群衆のメンバーですからね。残念ですが。油注がれないとね。

オーケー！
じゃ　また例の面接やってみようか。
彼なら大丈夫だよ。
みんなで協力すれば絶対大丈夫！

そうだね。僕らも例の面接でコロリだったしね。

モリース！！
君はめちゃくちゃ切り替え早かったよね
やっぱベトナム行くと違うよね。

数日後

マーク君
統治体の援助者としての奉仕ありがとう。
ところで君は天に行きたいと思ったことないかね？

いえ　楽園のこと以外は考えたことなかったです。

そうですか…でもね。勘違いってこともあるんですよ。
君はなんで楽園のことしか考えないのかな？

ぼくは小さいころからパンダとかコアラとか抱っこしてライオンと一緒に遊ぶこと教えられてましたし…

つまり君は協会の挿絵を見て
自分が楽園にいく人間だと思ったということかな？

え…と
そうかもしれないですけど
でもお母さんが楽園でお祖父ちゃんに会えるとか言ってたし…

お祖父ちゃんに再会するとか
それは人間的な考えじゃないか！
僕たちは聖書から啓発を受ける必要があるんだよ。
聖書をちゃんと読んでるかい？

ローマ8章14節を見てごらんよ。
「神の霊に導かれる者はみな神の子だ」と書いてるよ。
これが自分には当てはまらないと思うのかい？

考えたことなかったです。
あれ？ローマ人の手紙ですね。
もう一度読み直してみます。

まずは一週間猶予をあげるから
聖書だけを読んでみなさい。
いいかい？聖書だけだよ。

はい。わかりました…

一週間後

兄弟！わかりました！
ローマから啓示まで全部読んだら自分が天に行くクリスチャンだということがわかりました！！
今までなんで地上の楽園とか考えてたのか不思議なくらいです！

だよね～！
ぼくも１週間聖書だけ読んだらばっちり天的級だって自覚できたよ。

じゃあ
早速来週から正式な統治体のメンバーとして働いてもらうから。よろしく。

終わり

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神権マンガ 第一話 - 統治体増員
神権マンガ 第二話 - 2013年のカレンダーと大会劇の裏話
神権マンガ 第三話 - 重なる世代の出来かた
神権マンガ 第四話 - 重なる世代ができました。
神権マンガ 第五話 - 本部移転の裏話
神権マンガ 第六話 - 微妙な話題
神権マンガ 第七話 - 時事ネタ
神権マンガ 第八話 - 昔々あるところに・・・
神権マンガ 第九話 - あれから15年。

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