スピルバーグ作品のコンピレーションアルバム2作目です。

原語のアルバム名はWilliams on Williams

日本語だとスピルバーグ・スクリーン・ミュージック・ベストという何の捻りもなく検索しにくいアルバム名になっています。

 

 
スピルバーグ・スクリーン・ミュージック・ベスト  

※国内Amazonでは売っていないようだったのでBook Off貼っときます。 

  

これは1995年発売のアルバム。 

前作と同様CD3枚組+DVDのコレクション・アルバムにもパッケージングされています。

ジョン・ウィリアムズ×スティーブン・スピルバーグ:アルティメット・コレクション 

 

ですので、まぁ、こっちの3枚組のを買うと良いですよ、やはり。

 

本アルバムも演奏はボストン・ポップス・オーケストラです。

ただ、前作と違って首席指揮者勇退後の登板となっております。 

 

曲目ですが、前作から今作の間に公開された映画の曲と、前作で選外となった曲がラインナップされています。

前作よりも二人の推し曲が垣間見えて面白いラインナップです。

 

一つ注意が必要なのは、「ベスト」というか「推し曲」である事です。 

前作に収録済みであるジョーズのテーマやレイダース・マーチは収録されていません。

従いまして、やっぱり3枚組のを買うと良いという結論になります。

前作は前作でジュラシック・パークとかは収録されてませんからね。

 

 

 

曲目

 

 

1.フライング・テーマ ~「E.T.」 

ド名曲ですが、前作で何故か選外となっていた曲。
いわゆる「E.T.のテーマ」です。
指と指とをくっつけた時に口ずさむアレです。
1982年の作品。
  

 

2.テーマ ~「ジュラシック・パーク」 

情報番組やバラエティ番組で恐竜が映ると9割5分の確率でBGMに流れてくるド名曲。

ド名曲多すぎ問題。

恐竜映画の原点にして完全完成作品。

曲もド名曲とくるとこれはもう最強すぎます。

1993年の作品。

  

 

 

3.追憶 ~「シンドラーのリスト」  

これもジュラシック・パークと同じ1993年の作品。

ジュラシック・パークの無邪気さとの高低差が凄すぎて耳がキーンとなるやつ。

そしてそのどちらも映画史に残る超名作。

どうなっているんだスピルバーグという人間は。

曲の方も超名曲で、ジョン・ウィリアムズはこの作品で5度目のアカデミー作曲賞を受賞しております。

 

 

 

4.ネヴァーランドへの飛行 ~「フック」 

1991年の作品で、スピルバーグの無邪気さを煮詰めて煮詰めて出来上がった煮凝りを超高圧プレスして映画に成型したみたいなファンタジー映画です。

常人が観ると胃もたれを起こす可能性がありますが、私は大好物です。

音楽の方は隠れた大傑作となっておりまして、スターウォーズを凌駕する作りこみの圧倒的2時間となっております。 

私の一押しサントラでもありまして、下記のリンク先に我ながら常軌を逸した熱量の解説記事群がありますのでよほどお暇な方はご一読下さい。

 

スピルバーグとジョン・ウィリアムズも本作は随分と推しのようで、なんと5曲も収録されています。

15曲中5曲。 

1/3がフック。

さすがに正気か?

いや、全部名曲だから良いんですけども。

 

さて、この曲はフックのエッセンスをさらっとまとめたコンサート用の曲です。

フックの代表曲となっております。

 

  

 

5.ハリウッドの攻防 ~「1941」 

1979年の空回りコメディ映画。

映画がどうであっても、少なくとも曲だけは素晴らしいのがジョン・ウィリアムズ作品。

この曲はマローの道楽者ハリウッド万歳などがコラージュされた楽しすぎるバトルミュージックです。

いや、まあ、コメディ映画ですからね。

 

 

 

6.スミーの計略 ~「フック」  

フックより2曲目です。

フック船長の腹心スミーのテーマ。

これはちょっと地味な曲ですね。

それでも推したいフックの曲。

  

 

7.一番銛 ~「ジョーズ」 

1975年のアカデミー作曲賞受賞作品。

ジョーズの中でもアクション・スコアをここに入れてきました。

大分賑々しいです。

 

 

 

8.私の友達、ブラキオサウルス ~「ジュラシック・パーク」 

ジュラシック・パーク・シリーズのサントラには必ず1曲アダージョ楽曲があるんです。

これは初代のそれ。

木の上で穏やかに一夜を明かすホッと一息の曲です。

 

 

9.ジムの新しい生活 ~「太陽の帝国」  

1987年の作品。

日本軍とイギリス人少年の戦時中の上海での関わり合いを描いています。

この曲は主人公ジムが新しい収容所で生き生きと暮らす様子を描いています。

 

 

 

10.宇宙人との対話 ~「未知との遭遇」 

未知との遭遇の有名な5音による地球人とUFOとの会話シーンです。

シンセサイザーっぽく演奏してますが、オーボエとチューバです。

 

 

 

11.ロスト・ボーイ・チェイス ~「フック」 

フックより3曲目。

子供たちに追いかけまわされるおっさん、ピーターをコミカルに描いています。

 

 

12.テーマ ~「シンドラーのリスト」

こちらはメイン・テーマです。

心が潰されてしまいそうな沈痛に満ちた名曲。

ただ、現在の世界情勢ではユダヤ人に手放しでは感情移入出来ないのが悲しいですね。

恩を仇で返してやがる。

   

  

13.バスケット・チェイス ~「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」

1984年の作品。

籠のなかに隠れているマリオンを探しますが、そこいら中籠だらけ。

インディのコミカルな立ち回りを描いた楽しい曲です。

サントラの収録曲名はバスケット・ゲームでした。

 

 

 

14.ユー・アー・ザ・パン ~「フック」 

フックより4曲目。

おっさんピーターが子供たちにピーター・パンだと認められるシーンの荘厳な曲。

無邪気な映画ですが、この1曲で格調をぐっと高めています。

  

 

15.バンケット ~「フック」 

フックより5曲目。

晩餐のシーンのワクワクする曲。

ジョン・ウィリアムズ作品のうち私の好きな曲5選に入ります。

このアルバム用に冒頭にファンファーレが付け加えられているのも良いですね。  

 

  

 

以上です。 
 
次回は3枚組コレクション・アルバムを紹介します。