成城の初夏
あちこちの生垣がツツジやサツキで飾られています。写真はクリックしてみてください。
拡大します。
上の写真は成城6丁目の交差点です。
あちこちにツツジやサツキの生垣が異例です。
成城学園大学の正門からのイチョウの並木道です。
生垣からクレマチスが覗いていました。
この生垣のお宅は所ジョージさんのお家です。
可憐なトケイソウがとても綺麗でした。
所さんちには早咲きのバラも綺麗に咲いていました。
ナニワいばらです。
中国原産のバラの原種だそうです。
赤芽の綺麗な生垣もありました。
ナニワいばらが住宅の生垣になっていました。
成城は昔から不文律で家の囲いを生垣にしましょうということがあり、今でもあちこちの家が生垣で囲われています。
それで、成城には緑が多く花も沢山あるというわけです。
しかし、残念ながら、最近の新築の家は生垣どころか高い要塞のような壁を作っている家もあります。
生垣を作りましょうというのは不文律で法律ではないので規制は出来ません。
もう少し規制があってもいいのではと思います。
とはいえこの季節の成城は十分に綺麗な生垣が青々として花も沢山咲いてとても綺麗です。
端午の節句
5月5日は端午の節句です。
陰暦5月の初めは入梅の時期です。
物を腐らせる毒気を帯びたこの季節には菖蒲や蓬(よもぎ)など、香りの高い植物で毒気を払う習慣が古くからありました。
そこで邪気を祓う葉で包んだ粽(ちまき)を食べます。
もう一つのお節句のお菓子は柏餅です。
柏の葉は新芽が出るまで古い葉を落とさない事から家系が絶えないと縁起の良い木とされてきました。
お風呂には菖蒲の葉を入れて強い香りで不浄を払い、邪気を遠ざける役を果たします。本当は5月4日に菖蒲を束ねたものを枕の下に敷いて翌日その菖蒲を入れたお風呂に入ったそうです。
今は菖蒲枕はあまり聞きませんね。
菖蒲湯は私も小さいときから必ず入っていました。
お風呂の蓋を開けるとぷーんと菖蒲の香りが立ち上って、ああ今日は子供の日なんだぁと嬉しくなった事を思い出します。
季節の節目のしきたりは、守って伝えていきたいものです。
筍料理
タイトルバックも紫陽花に変わりました。
この絵は女魯山人が去年描いた日本画です。
もう初夏です。
京都の朝堀の筍が届きました。
筍料理をいくつか紹介します。
こちらが筍料理の筆頭に上げられる若竹煮です。筍も新鮮なものなので薄めの八方出汁で若布と煮ます。
筍が出てくる4月5月になると新物のわかめが出て来ます。
不思議に新の若布と筍を煮ると両方が単品で煮た時よりも数段美味しくなります。
出会い物とはよく言ったものです。
この料理に木の芽がなくては台無しですよね。
この木の芽もこの時期にやっと若芽が出てきて香りが高くなってきます。この緑がちょんと乗っかっている事で香りも見た目も一気に春らしくなります。
こちらが木の芽をたっぷり入れて作った木の芽味噌を掛けた筍と平貝の木の芽味噌かけです。
筍の入った旨煮です。
筍と若布、蓬麩、里芋、蕗です。
筍尽くしの食事でした。
空豆
グリーンピースの茹で方は紹介しました。
急に冷やさないでゆっくり糸のような水を出しながら茹で汁が冷たくなるまで水をちょろちょろ出しながら冷やすと皺がよらないと言いました。
空豆を皺なく茹でるのはどうしたらいいのでしょう。
切れ目を入れます。または、お尻の部分をほんの少し削り取ります。
茹でた後で皮をむいて使うときは勿論その必要はありませんし、水にとってしっかり冷やしたほうが色が綺麗ですが、皮のついたまま出す時にはやはり皮に皺がよっていないほうが綺麗です。
お弁当などに入れる場合は皮ごとのほうが他の匂いとかが付かなくていいと思います。また、料理の始めの先付けに茹で立ての緑が綺麗な空豆が出てくるのも初夏を感じさせていいものです。
切り目を入れて色よく茹で上がったら、ざるに揚げて(岡揚げと言う)湯を切り、よく広げて団扇などで扇いでなるべく急に冷やす。
上からほんのチョッと塩を振る。
切れ目が入っていることで皺がよらず、うちわで扇ぐことで緑の色が冴えます。
柔らかいものならば皮のまま食べても大丈夫です。
先付けの空豆。
食べる時もお尻のほうからつるっと剥けて便利です。
空豆とも一寸豆ともおたふく豆ともいいます。
確かにサイズは一寸(3センチ)ほど、形はおたふくの顔の形に似ていますね。
中々可愛いネーミングです。
ヨーロッパの田舎のレストランに行った時にテーブルに鞘ごとの空豆が生のままでかごに入れて置いてありました。
どうするのかと不思議に思っていると周りの人々は生の空豆を鞘から出し
ぽりぽりと食べていました。えーーっ!
チョッと考えられない光景でした。勿論私も試してみましたが、青臭くて美味しいものではありませんでした。唯、ヨーロッパの田舎のお野菜は日本と違って形が悪かったり、粒が小さかったり、不揃いだったりですが、野菜本来の味がして、特にお豆類などはふんわり柔らかく甘みが強くて日本のものより数段美味しいです。
残念ながら近年はこうした本来の美味しさを残した野菜が日本から消えていきましたね。
それでもやはり初夏の香りのする空豆は美味しいです。
お豆ご飯
本格お豆ご飯を紹介します。
一度作ってみたらお豆ご飯ってこんなに美味しいものだったのかと思いますよ。
必ず鞘入りのグリーンピースを買ってください。
鞘からお豆を出してこのように分けておく。
前に紹介しましたが、グリーンピースは塩茹でして、冷やす時に一時に冷やさないで写真のようにちょろちょろ出した水道の下でゆっくり冷やしてください。
皺は急に冷やす浸透圧によって出来るのでゆっくり冷やせばぷくぷくの皺のよらないきれいなグリーンピースが出来ます。
鞘のほうはよく水洗いして昆布と一緒にみずか
少し緑色が移った汁が出来ます。
この汁をお釜に分量だけ入れます。
塩味をつけます。舐めてみてほんの少し塩味がする程度。
小さじ半分くらい。
このまま炊いて蒸らしの頃か炊き上がってきてから別に茹でておいたグリーンピースを加える。
湯気が発っている熱々の美味しいお豆ご飯です。

















