空豆
グリーンピースの茹で方は紹介しました。
急に冷やさないでゆっくり糸のような水を出しながら茹で汁が冷たくなるまで水をちょろちょろ出しながら冷やすと皺がよらないと言いました。
空豆を皺なく茹でるのはどうしたらいいのでしょう。
切れ目を入れます。または、お尻の部分をほんの少し削り取ります。
茹でた後で皮をむいて使うときは勿論その必要はありませんし、水にとってしっかり冷やしたほうが色が綺麗ですが、皮のついたまま出す時にはやはり皮に皺がよっていないほうが綺麗です。
お弁当などに入れる場合は皮ごとのほうが他の匂いとかが付かなくていいと思います。また、料理の始めの先付けに茹で立ての緑が綺麗な空豆が出てくるのも初夏を感じさせていいものです。
切り目を入れて色よく茹で上がったら、ざるに揚げて(岡揚げと言う)湯を切り、よく広げて団扇などで扇いでなるべく急に冷やす。
上からほんのチョッと塩を振る。
切れ目が入っていることで皺がよらず、うちわで扇ぐことで緑の色が冴えます。
柔らかいものならば皮のまま食べても大丈夫です。
先付けの空豆。
食べる時もお尻のほうからつるっと剥けて便利です。
空豆とも一寸豆ともおたふく豆ともいいます。
確かにサイズは一寸(3センチ)ほど、形はおたふくの顔の形に似ていますね。
中々可愛いネーミングです。
ヨーロッパの田舎のレストランに行った時にテーブルに鞘ごとの空豆が生のままでかごに入れて置いてありました。
どうするのかと不思議に思っていると周りの人々は生の空豆を鞘から出し
ぽりぽりと食べていました。えーーっ!
チョッと考えられない光景でした。勿論私も試してみましたが、青臭くて美味しいものではありませんでした。唯、ヨーロッパの田舎のお野菜は日本と違って形が悪かったり、粒が小さかったり、不揃いだったりですが、野菜本来の味がして、特にお豆類などはふんわり柔らかく甘みが強くて日本のものより数段美味しいです。
残念ながら近年はこうした本来の美味しさを残した野菜が日本から消えていきましたね。
それでもやはり初夏の香りのする空豆は美味しいです。


