【まとめ】【評価】【感想】#05-08 魔法科高校の劣等生 第3シーズン | じゅんぷーのブログ

じゅんぷーのブログ

ブログの説明を入力します。

 

目次
#05
#06
#07
#08
他シナリオ

 

#05『スティープルチェース編Ⅰ』

  評価:13/15点

▶ 脚本(シナリオ+構成):4/5点

▶ キャラクター:4/5点

▶演出(作画+美術+音響):5/5点

 

  感想

新たな章が始まりました。難しい名前は使わず、、九校戦編が始まりました。今話を見ての通り、九校戦が舞台となるだけで高校生の熱い戦いが本筋ではありません。1期とは違うのです。来訪者編で出てきたパラサイトを使った実験を九校戦の新競技の中で行うのです。そこにいろいろな思惑が絡み合う中で達也がどう立ち回るかが見どころですね。現状、九島烈、九島真言、七草弘一、周公瑾(大亜)、国防軍が絡んでいますね。それぞれに思惑がある中で誰が勝者となるのか誰が敗者となるのか!?また、本筋ではないですが、当然高校生たちの熱い戦いも繰り広げられるわけですね。4話という短い話数の中でちゃんとまとめられるのかどうかに注目です。また、スティープルチェース編ではこれ以上の出番がないだろう光宣も初めて登場しました。やはりイケメンだ。病弱でなければ世界で最も優秀な魔法士のひとりである彼がどのタイミングで本編に絡んでいくのかも楽しみなポイントですね。あ、七草姉妹にも触れないといけない気がしたけど本筋じゃないからいいか。すてきなビキニをありがとうございます。最後にエンディング変わりましたね。今風なおしゃれな局長だったのは良いのですが、四葉真夜を全面に押し出してきますねwww制作サイドは追憶編で何かの味を占めたのでしょうか。夜の女王というだけあって、暗めの背景で映えますね。

 

 

 

#06『スティープルチェース編Ⅱ』

  評価:10/15点

▶ 脚本(シナリオ+構成):3/5点

▶ キャラクター:3/5点

▶演出(作画+美術+音響):4/5点

 

  感想

今話では見られると思っていた高校生らしいやり取りは何も見られず(笑)。かなりそういった描写はカットされていましたね。オープニングの後に生徒会が九校戦に向けて選手選考を行ったり、選手たちが仮想敵を用意して訓練をしたりする描写がありましたがセリフなしでBGMとほとんど静止画のみという展開。制作陣からこの章では高校生の描写は少ないスタンスと突き付けられたような感覚です。その一方でそれ以外の描写には力が入っていましたね。烈の大きなフラグと四葉を糸引くような描写。3期に入ってから毎回思うが、アバンで使うには重すぎる内容を物故見すぎでしょ(笑)。視聴者が全裸待機してるところに爆弾投下してるような感覚。また、旗から見たら都合よく達也の元に差出人不明のメールが届き、そこから旧第九研に調査に向かうことに。見せ方の問題だが、九重八雲を登場させる意義を感じなかった(ホテルを抑える程度か)。また本題の調査に関しては亜夜子が調査していたという始末。今話の中で亜夜子が情報を持ってきた意義を出すべきだったように感じる。まあ尺的に難しいがね。その後前夜パーティーに場面が移りましたが、大きな動きは特になし。黒羽兄弟がかわいいことを再認識しました。そして引きのパートで四葉真夜の口から数々のパワーワードが飛び出す。九島烈の工作をすべてカンパしていることとそれらに付き合うつもりがないこと、四葉のスポンサー、来年の1月まで大事は起こしたくないこと。本作の中で大きな意味を持つワードが出ていたはずなのに軽い会話の中での発言なのでキャッチアップしづらい(笑)。今話で前夜パーティが催されたということで流石に次回から本格的に九校戦が始まるものと思います。魔法科高校らしいものがようやくみられるのかな。お兄様の活躍もいいけど亜夜子と文也の活躍を見られると思うと興奮しますね。
以上。

 

 

 

#07『スティープルチェース編Ⅲ』

  評価:11/15点

▶ 脚本(シナリオ+構成):3/5点

▶ キャラクター:3/5点

▶演出(作画+美術+音響):5/5点

 

  感想

期待通り高校生が大会をする様子は少なかったですね(笑)。
序盤からパラサイドールの処理に奔走する達也の姿がありました。お兄様はこのほかにも大会の技術スタッフとしての一面も持っているわけで彼一人が持つタスクが半端ないですね。そんな達也に対して深雪は、深雪だけを守ればいいからと、他の人を考慮して奔走する必要はないと説得をしました。また聞かないようであれば力づくで止めるぞとしましたね。やっぱり早見さんの演技は深雪にぴったりだなと感じますね。お兄様はそれに応えて深雪を守ることに注力することに注力し、当日すべてのパラサイドールを無力化するプランに変更。そして次の日からわかりやすく体調がよくなるのはアニメなので良しとして、大会で黒羽姉弟が活躍する姿も見られましたね。魔法についての説明は何もなかったが。ミラージュバットという競技と亜夜子の魔法があまりにも相性がいいことから今回深雪はミラージュバットに出場しなかったこととか、文弥vs七宝という熱い対戦とか、本来はもっと見どころがたくさんあるはずなのに気づけばお兄様が披露していく様しか見ていないような気がする(笑)。原作を読んでいるからこその不満が正直ある。それはそれとしてそのあとは八雲と藤林を交えた会話がありました。これまでのストーリーで出てきていた展開を達也目線で整理して、そのうえで藤林からパラサイドールを無力化するように依頼。解散した後、藤林、八雲、風間での掛合いが始まる。その実、人形を操る術式の特性上達也に依頼する必要はなかったが、この大会という場所においてはパラサイドールが暴走する可能性があることから結果として依頼した意味はあると。ただし、この会話は達也にはオフレコとした。この出来事から達也は風間と八雲に不信感を抱き始めるわけですね。
とにかく説明が少ないですね。本筋のストーリーは順調に進んでいるし視聴者も恐らく理解して見進められているが、それ以外の要素で置いてけぼりですね。これなら古都内乱編を外して、ダブルセブン5話、スティープルチェースに8話使った方がはるかに面白かったと思う。今シーズンが面白くなくなり結果として続編が発表されなくなったら寒すぎるんだよな。電撃文庫はとあるで痛い目見たんじゃなかったんでしょうかね。それはさておき次回でスティープルチェース編も終わりを迎えることとなるわけですね。4話かけて作り上げたものをどうさすおにするのか、そして九校戦の結末がどうなるのかに注目ですね。
以上。

 

 

 

#08『スティープルチェース編Ⅳ』

  評価:7/15点

▶ 脚本(シナリオ+構成):2/5点

▶ キャラクター:2/5点

▶演出(作画+美術+音響):3/5点

 

  感想

これが10年前ブイブイ言わせていた作品なのかと、そう思うほどに出来が悪かったです。
前提として話が難しい。にもかかわらずシリーズ構成と今話自体の構成のどちらもイケていない。スティープルチェースと達也vsパラサイドールが同時展開される、その後九島烈の失脚、周公瑾の逃亡という流れ。起承転結のきれいな構成では全然なかった。
パートに分けて振り返る。スティープルチェース。高校生たちとその裏で活躍する達也が同時並行して描写される展開でした。これにより達也のタスクの重要性が強調され緊迫感は増します。が、達也が強すぎて緊迫感などみじんもなかったのが事実。またスティープルチェースの様がないので長い距離を高校生たちがマラソンしただけのように見えたのが非常に残念だ。達也に戦闘については言うまでもなく圧倒的だった。国防軍の人間が実況解説してくれていました。あの掛け合いにもう少しこだわりがあれば盛り上がったかもしれない。こんな感じで大事なパートであるにもかかわらず淡々と進んだ。次に九島烈。正直なところ各所が同時並行で暗躍しすぎたせいでテレビアニメでは理解しずらくなってしまっていた。このため九島烈が喜んでいる理由や、その後の佐伯からの言葉の意味などを真に理解できた人はいないのではないだろうか(原作未読者)。説明口調にもかかわらずビジュアル的にも親近感のないキャラ同士の会話というところであまり入り込むことが出来ない。ここでのやり取りに達也やみのるが関わっていることを示すべく何かビジュアルで描画してほしかった。というかみのるについてもう少し触れておくべくだったかもね。これは小説じゃないんだよ。最後に周公瑾と黒羽当主との戦闘。これもひどい一瞬すぎてなにやってるのかわからない。これによって黒羽がただの無能にしか見えない。本当に不憫。彼の役割は四葉にとって達也がどんな存在であるかを示すものだった。
残念過ぎる結末となりましたね・・・。高校生たちの青春を大幅にカットした割に後味が薄味になる。視聴者的にはおいしいところが一つもなかったと言えるかもしれないですね。せめてスティープルチェース編というタイトルがついているのだからスティープルチェースの様子ぐらいはもう少しまともに映してほしかったかな。
批判ばかりしましたが、次回から古都内乱編がスタートするわけです。ようやく九島みのるが達也たちの前に登場します。物語的にある意味大きなターニングポイントとなる章になるのでしっかり作りこんでほしいところだ。
以上。

 

 

 

その他のシナリオ