2018年5月11日(金)

 

渋谷クラブクアトロで、T字路sとハンバート ハンバート。

 

T字路sの「春のスペシャル2マン」で、ゲストがハンバート ハンバートという形。どちらもサポートメンバーを入れず、がっぷり四つに組んでのライブだ。

 

以下、帰宅後にしたツイートのまとめです。

 

「T字路s×ハンバート ハンバートat渋谷クアトロ、予想以上の相性の良さで、それはもう本当に素晴らしかった。アンコールで並んだ4人はなんだか仲のいい家族のようにも見えた。幸せいっぱい。終わってまわりを見るとみんながみんな幸せそうな笑顔で、何人もの「よかったね~」と言う声が聞こえた。」

 

「先行はゲストのハンバート ハンバート。1曲目をやる前からたくさん喋り、1曲終わるとまたたくさん喋るふたりの様はさながら夫婦漫才。ふたりだけなのにずいぶん立体的に楽しませ、僕は久しぶりに観たんだけど、こんなに楽しいライブをする人たちだったっけかと。今まで観たなかで一番よかったな。」

 

「ハンバート ハンバート。T字路sの「泪橋」もやってくれたんだけど、これがねぇ、ものすごくよかったんですよ。T字路sのふたりはハンバートがこれやることを知らなかったらしく、楽屋のモニターで見てて吃驚仰天だったみたい。」

 

「T字路sは安定のステージ。新曲も2曲。「最後の手紙」が今夜も沁みた。そしてアンコール。遊穂さんと妙子さんで「おなじ話」。意外にもふたりはキーが同じだそうな。おふたりとも大人の女性の可愛さが滲み出てましたね。で、4人で「プカプカ」。さらに「これさえあれば」。「プカプカ」めちゃよかった。」

 

2018年5月6日(日)

 

ビルボードライブでスクイーズを観たあと、六本木ヒルズアリーナへ(一昨日と同じ動きですw)。

 

J-WAVEのフリーイベント「TOKYO M.A.P.S」で、BONNIE PINK。

以下、帰宅後にしたツイートのまとめです。

 

「六本木ヒルズアリーナ「TOKYO M.A.P.S」で、BONNIE PINK。出産を経ての3年ぶりの復活ライブ。感無量。」

 

「バンドは鈴木正人、八橋義幸、坂田学の3人(アンコール的に演奏された最後の「Heaven's Kitchen」のみギターで水野良樹も参加。水野は10代半ばでその曲を聴いて衝撃を受け、自分も音楽をやろうと決めた…というようなことを話していた)。全7曲の短い時間ではあったが、代表曲主体の理想的なセトリ。」

 

「始まりの「フューシャ フューシャ フューシャ」では少しカタいかなという印象を受けたが、名曲「Last Kiss」を丁寧に歌い上げたあたりから本領発揮となり、そこからどんどん歌唱が豊かになっていった。本人もそれを感じていたようで「早いもので最後の曲です。あと20曲くらい歌いたいんだけど」と。」

 

「BONNIEと息の合った腕利きミュージシャンたちばかりゆえ演奏も言うまでもなく素晴らしかったが、とりわけ鈴木正人さんのピアノを中心にロック成分を抑えた形でアレンジされた「Do You Clash?」がたまらなくよかった。また「A Perfect sky」ではシンガロングも。嬉しかったんじゃないかな、BONNIE。」

 

夕暮れ時に風に吹かれて聴いた、久しぶりのBONNIEのナマ声。色褪せない名曲たち。自分にとってBONNIEは日本の全女性SSWで5指に入る存在。好きでよかった、と、改めて。

 

2018年5月6日(日)

 

ビルボードライブ東京で、スクイーズ(1st)。

 

昨日もビルボードライブ東京へ(連休中だけでニック・ロウ、ショーケン、リロイ・ハトソン、スクイーズと4回も!)。

 

スクイーズといえば僕は一旦解散してディフォード&ティルブルックで出したシングル「Love's Crashing Waves」をポッパーズMTVで見て好きになってアルバム買ったのが最初で、そのあとやはりポッパーズでスクイーズの「Last Time Forever」のMVを見て「これはすごい!」となり、『Cosi Fan Tutti Frutti』を買って夢中になって…。つまり85年に大好きになって、以来98年の『Domino』まではずっと買ってたんだけど、それ以降はまったく聴いておらず。ワッツインESでクリスに取材したこともあったし、そういえばグレンが下北のラカーニャでやったライブも観に行ったりしたもんだけど、99年に2度目の解散をしてからはまったく追いかけてなくて。

 

そんなわけで、再々結成以後のスクイーズには今回のライブで初めて触れることになったわけだけど…。いやぁ、こんなにしっかり「バンドバンドしてる」とは思いませんでしたよ。「だってクリスは来ないんでしょ?」 とか思ってたけど、こう言うのもなんだが、それ、なんの問題もなかった。グレンのスクイーズとして、それはもうしっかりバンドになっていた。って、ファンの方は「なに言ってんの、今頃」って感じだろうけど、こういうふうになってるとは僕は知らなかったので、けっこう感動が大きくてね。いまのスクイーズ、すんげえいいじゃん! っていう。

 

とりあえず聴きたかった曲はほぼ全部やってくれた。で、それらお馴染みのヒット曲が最高なのはもう当たり前っちゃ当たり前なんだけど、それにも増して(僕はこのライブで初めて聴くことになった)新作の曲がめちゃめちゃかっこいいっていう、さすがの現役バリバリ感。そこに唸らされましたね。

 

今回のライブは昨年秋に出した『The Knowledge』のツアーの一環なんだけど、新作曲と旧曲との混ざり方も理想的でね。こっちは古くてこっちは新しいみたいな感触がまったくない。

 

で、グレンは全編でばりばりギターを弾きまくってて思った以上にロックのヘヴィーさも感じさせつつ、そこにときどき混ざってくるソウルのスウィートさがなんともいい塩梅で。グレン以外の現メンバーの演奏もキャラもみなさんしっかり立ってたけど、とりわけ黒のスーツでビシッとキメてたベースのヨランダ・チャールズさん(クラプトンやウェラーのバックやったり、宇多田さんの後ろで弾いてたこともある女性)がステキで見惚れちゃったな。

 

それとあと、MCは最小限にして、とにかくいま聴かせたい曲を短い持ち時間のなかで1曲でも多く演奏するんだというその心意気にも打たれた。アンコールはなかったんだけど、それはつまり形式的に一度ひっこんでまた出てくるという時間すら勿体ないから本編で精一杯やりますよ、短い時間のなかにぎっしり詰め込みますよという気持ちの現われであると思われ。

 

繰り返すけど、いまのスクイーズがこんなふうになってるとは、こんなにかっこいい状態に仕上がってるとは思ってなかったので、なんか観ていてとっても嬉しくなっちゃう公演でありました。新作とその前の作品、あとでちゃんと聴かにゃ。

 

●昨日のライブでめちゃめちゃ引き込まれたのがファンキーなこれ。新作『The Knowledge』収録の「Rough Ride」。
https://www.youtube.com/watch?v=33lKPTFmD0E

 

●因みに80年代のスクイーズで僕が一番好きだったのがこの「Last Time Forever」でした。
https://www.youtube.com/watch?v=_9m_uVZ_f2E

 

2018年5月5日(土・祝)

 

ビルボードライブでリロイ・ハトソン観たあとは、六本木ヒルズアリーナへと動いて、フリーライブ「TOKYO M.A.P.S」に出てた「あいみょん」観た(そんなハシゴするやつぁいない)。

 

観るの初めてだったが、倍音ありの声がいい響きしてて、しかもほどよくうねる感じ(グルーブとも言う)が含まれてる感じで。テレビの歌番組で見たときよりも遥かに好印象。やっぱライブ観ないとわからんもんですね。

 

歌番組で観たときは初期の椎名林檎とかが好きなひとなのかと思ったもんだが、ライブで聴くとなるともっと多様で、序盤には竹原ピストルの女の子版みたいな曲も。昔のフォークへの敬意もそこから見えて、へぇ~、こういう子なのかぁと。

 

アコギを弾いて歌う彼女と男性ドラマーのふたりのセットだったが、アンコールではこのイベントの今年のオーガナイザーである水野良樹と一緒にユーミン「翳りゆく部屋」を歌って、それがとりわけ彼女の声質に合っててよかったです。

 

2018年5月5日(土)

 

ビルボードライブ東京でリロイ・ハトソン、奇跡の初来日公演(1stショー)。

 

72歳(来月73歳)にして、なんと若々しいこと。派手めのシャツをさらりと着こなし、赤い帽子もよくお似合い。ニコニコしながら足取り軽く、常に会場全体の様子を見ながら歌う余裕もある。一昨日同会場で観たショーケンが67歳で5つ年下なわけだけど、どう見たってショーケンのほうがおじいちゃんっぽい。

 

歌声がまたハリツヤあって伸びやかで。インタビューで以下のように話してたけど、なるほど、それだけのことはあるよなと思った次第。

 

「煙草は昔から吸わないし、食べ物はオーガニックなものだけにしている。そしてクリーンな水をたくさん飲んでいるんだ。クリーンというのは汚染物を取り除いた蒸留水のことで、ヒマラヤの塩を少し入れて飲む。何事も続けるのは根気のいることだけど、そのおかげで歌声を維持できるんだから、続けない手はないよね(笑)」

 

僕もヒマラヤの塩入れてクリーンな水をたくさん飲むとするか、ってなw。

 

それにしても数年間歌ってなかったとは思えない現役感と軽やかさ。この軽やかさこそがリロイの本質なんでしょね。歌もこう、ソウルと言えども濃厚さがない。黒々としてない。そこがかつてはナメられてた所以でもあるんだろうが、一周(いや二周か三周)まわって今はむしろステキな強みでもあるっていう。その黒々としてない歌表現と柔和な笑みや態度とがひとつになってるのね。

 

音はというとかなり原曲に忠実で(つまりライブ用アレンジをさほど施してなくて)。UKのバンドらしく洗練されてるとも言えるし、アシッドジャズ特有のいなたさがあるとも言える。例えばブランニューヘヴィーズとかと一緒にやるのがよさそげな感じ。因みにバンドはサイドヴォーカルや管も含んでの9人でした。

 

紅一点ジゼル・スミスがよかったですね。可愛らしくて華がある。そんなジゼル嬢の見せ場(リードをとってがっつり歌ってた)を作るだけじゃなく、「今度アルバム出すんだよね、なんてタイトルだっけ?」なんてふうにふって宣伝させてあげるあたりのリロイの優しさ・心の大きさがまたステキ。甘くテンダーなヴォーカルというのは、こういう人柄から生まれるものなんだなぁ。

 

というわけで、生きる伝説感は“いい意味で”さほど感じず。これならもしかするとわりと早くにまた来てくれんじゃね?とも思えた初リロイ公演でした。

 

●来日前にとったインタビューはこちら。
http://www.billboard-japan.com/special/detail/2298

 

●去年出て再評価のきっかけとなったアンソロジー盤と最高傑作と言われることの多い『ハトソン』のライナーもワタクシ担当してます。お求めの際はぜひホステスからの国内盤を。

 

2018年5月4日(金・祝)

 

ビルボードライブでショーケンを観たあと、六本木TOHOシネマズで『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』。

 

70'sと80'sのポップ~ロック曲に乗せたテンポ感がとてもよく、起きてることは深刻なのになんともコミカルに見せるあたりも上手いし、メタ的な作りも実に見事。めちゃめちゃ面白かった!

 

ナンシー・ケリガン襲撃事件も靴紐事件も覚えてたけど、当時は詳細を知らなかったので、そうかぁ、こういうことだったのかぁ…と。ホント、マンガみたいな人生だよな、トーニャさん。町山さんが話してる通り、確かに『全員死刑』のあの感じによく似てるわ。https://miyearnzzlabo.com/archives/46314

 

因みにセックス映像流出の顛末についても当然やるだろうと思ってたら、それにはまったく触れず。僕なんかの世代的には、トーニャといえばナンシー・ケリガン事件以上にあのビデオ…『ウェディング・ナイト』の衝撃がでかいんだがな(もちろん僕も当時レンタルビデオ屋で借りて見ましたよ、ええ。けどあのビデオ、この夫婦が自分たちで売って稼いでたってんだからさらに驚き!)。

 

それにしてもトーニャを演じたマーゴット・ロビーという女優さんは素晴らしいですね。それと母親役のアリソン・ジャネイがまたすごい。まじ、怖え。

 

 

2018年5月4日(金・祝)

 

ビルボードライブ東京で、萩原健一(1stショー)。

 

ちょうど1年前のビルボード公演はまったく出ない中音域を全て裏声に逃げるという極端なもので、正直もうこれで終わりにしてもいいかなという気持ちになったものだが、果たして今回はというと…。

 

驚いたことにショーケン、ここぞというところ以外はあの裏声歌唱を封印。決して強い出方ではなかったが、それでも中音域もちゃんと地声で歌っていた。もう出ないものと思っていたので、これには驚いた。恐らく相当ボイトレを重ねて出せるようにもっていったのだろう。去年のあれではダメだと自分でも反省し(あるいは信頼できるスタッフのすすめによって)、腹をくくって努力を重ねたのだろう。そこにまず心打たれた。今回は本気なんだと思った。

 

一新されたバンドもすごくよくて、ショーケンバンドと呼ぶに相応しい、一体となったバンド感があった。そしてショーケンは今回、2000年代に入ってからのライブでもっともブルースハープを多く吹いた。その鳴りがまたよかった。それもけっこうな練習量であることがわかるものだった。

 

このあとも大阪や横浜などで公演があるから詳しくは書けないが、構成~セットリストもこれまでになく攻めの姿勢に貫かれたもので、オープナーからして「うお~、これきたか~!」と悶絶しそうなものだった(もちろんそんなはずはないけど、今日になって思うと堯之さんへの気持ちも入ってたんじゃないか…なんて。いや、そんなはずはないけども)。

 

その1曲目に始まり、本編は特に「これはロックのライブなのだ!」というところを強く打ち出したあり方で、そういえば開幕のメンバー登場時にストーンズのラブ・ユー・ライブの熱狂音が流れたものだけど、それはつまりそういうライブを目指したことを示唆してもいたわけだ。

 

また今回の公演のために録音したという新曲の3曲がその本編の中で見事に機能してもいた。

 

そしてアンコールの最後、まさかのあの曲(数十年ぶり!)。それを聴いてたらいろんな記憶が走馬灯のようにグルグルとあれこれよみがえってきて、オレ、思わず落涙。

 

そんなわけで今回のショーケン、1年前のビルボードライブの20倍よかった。はっきり言って去年とは別人のようだった。先頃27~28年ぶりに対面インタビューして軽く痛い目にあったりもしたので自分的に気持ちがモヤモヤしてたんだが、昨日のライブ観てそれもふっとんだ。

 

連載してるアエラスタイルマガジンの公演紹介文で僕は、「「Time Flies」(光陰矢の如し)と題された今回の公演も矜持を感じさせるものになることだろう」と締めたのだが、まさしく51年目の矜持を感じさせるライブ。正直ちょっと驚きました。ああ、やっぱ嫌いになれないや。

 

 

●アエラスタイルマガジン 「唯一無二のロックボーカリスト萩原健一デビュー51年目の矜持と圧倒的な存在感を見せる」https://asm.asahi.com/article/11444420

 

●ビルボードライブ 萩原健一インタビュー 「新曲は自分にとっての原点回帰」

http://www.billboard-japan.com/special/detail/2309

 

 

2018年4月30日(月・祝)

 

ビルボードライブ東京で、ニック・ロウ(2ndショー)。

 

以下、帰りの地下鉄でのツイートまとめです。

 

「ビルボードライブでニック・ロウ。こんなに沁み入る声だったっけ? ってくらいに歌が沁み入った。なんて優しく味わい深い歌声なんだろ。昔から? いや、今の歳になったからだよね、きっと。今夜観て純粋に歌手として惚れ直した。」

 

「登場時に始まり、1曲1曲歌い終えたときの観客たちの拍手にすごく熱と思いがこもってたのも印象的だった。みんな待ってたんだな。ニック・ロウのことが大好きな観客ばかりだったから、それもあって本当にいいライブだった。」

 

「明日もあるのでタイトル書かないけど、アンコールのラストに歌われた曲を聴きながら、今夜「世界で一番いい曲ってなに?」って訊かれたら僕はこの曲のタイトルを言うに決まってるなって思った。」

 

公演、今夜もあります。

 

2018年4月29日(日)

 

『新感染 ファイナル・エクスプレス』によって今やグローバルなスター俳優となったマ・ドンソク兄貴の『犯罪都市』をシネマート新宿にて。めちゃめちゃ面白かった。気は優しくて力持ち。そんな兄貴の魅力がこの映画でも炸裂してた。斧を使う悪役によるエグいシーンもあるけど、兄貴が笑いと優しさで包んでくれるから大丈夫さ。最高だぜ、兄貴。

 

http://www.finefilms.co.jp/outlaws/

 

2018年4月27日(金)

 

新宿ピカデリーで、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。

 

これは初日に観なきゃ!ということで、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』観てきた。期待の上の上の上の上を行く圧倒的な面白さ。これは凄い。本当に凄い。少しでもネタバレに繋がる危険性のある感想は絶対に避けなきゃまずいので「凄い」とか「面白い」とか「最高」とかバカみたいなことしか書けないけど、「凄い」「面白い」「最高」と1万回言い続けても言い足りないくらいに凄くて面白くて最高だった。数分に一回、いやヘタしたら数秒に一回くらい、僕は心のなかで「うひょお」とか「うわぁ」とか「まじか」とか叫んでて、そのうち何度かは思わず声に出ちゃってた。

 

どう考えても全マーベル作品のなかで一番面白いでしょ、これ。僕がマーベルに求めてる全てのものがここに入ってる。この時代に生きててよかった感、ハンパない。さて、2回目いつ観に行こっかな。