プロフィール
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もう四半世紀も前のこと。当時、私は、ヘルピング・ハンズ・ハワイと言う非営利団体で働いていました。所長は現連邦上院議員のブライアン・シャッツ氏。私の仕事は、病院や警察など、主に公共施設に行って通訳をすることでした。仕事と言っても、アルバイト程度でしたが、上司に頼まれて、団体のオフィスで電話番をすることがよくありました。
ある朝、日本人通訳を移民裁判所にすぐに派遣して欲しいという電話がありました。私は早速、日本人の通訳に連絡しましたが、急だったので、行ける人がいません。そこで、私が行くことにしたのですが、家に帰って着替えをする時間がありません。当時、家内は裁判所の近くで働いていたので、事情を説明し、仕事に行くときに私の着替えを一式持ってきてくれと頼みました。ちょうどいいタイミングだったのです。
裁判所に行くときは、本当は背広を着なければいけないのですが、ここはハワイ。アロハシャツとスラックスで大丈夫です。家内の職場に行って着替えをしたのですが、家内は靴を持ってくるのを忘れたのです。私は、いつも通りビーサンを履いていました。しかも、移民裁判所の判事は、厳しいことで有名でした。ほかの日本人通訳が行けなかったのも、もしかしたらこの判事の通訳をしたくなかったからかもしれません。
私は、家内の職場で夫婦げんか。家内の同僚が私の味方をしてくれました。しかし、決着をつける時間もないので、ビーサン履いて裁判所へ。判事は、気が付かなかったのかどうかは分かりませんが、何も言われなくて助かりました。夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますが、後で笑える夫婦喧嘩は、いいのではないでしょうか。
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