旅日記⑧(オスロ その1) | スカンジナビアの爽風(かぜ)

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スカンジナビアに関するお話を中心に、「コレいいな!」と思ったものについて、不定期にゆる〜く取り上げます。

 

2月7日(水)

ヘルシンキ行きの飛行機は20:50発。オスロ到着の時点でまだ半日あります。これだけ時間があるならちょっと遠出…と助平心が沸きましたが、戻ってこれないと困るので近場をウロウロすることにしました。せっかくだから博物館もいくつか回ろうと思い、オスロ市内の公共交通機関のフリーパスと主要博物館のフリーパスがセットになった「オスロパス」を買おうと観光案内所へ向かいましたが、営業開始までまだ2時間弱。どうしようかなぁと思っていたら、旅日記⑥に書いたENTURの案内所を発見。24時間券やオスロパスで空港まで行けるか尋ねると「できない」との返事が返ってきたので、とりあえず朝ごはんを食べながら考えることに。

厳密に言うとゾーン4Nの24時間券を買っておけば空港まで乗れるのですが、40NOK(¥560)ほど高くつく割にメリットがない。

 

調べてみると、オスロパスは24時間で520NOK(¥7280)。オスロの市内交通の運賃はゾーン制になっていますが、オスロ中央駅と主な観光施設を含むゾーン1の24時間フリーパスが127NOK(¥1780)・オスロ中央駅から空港までの1回券が124NOK(¥1740)。持参のガイドブックを見ると、市内の博物館・美術館の入館料が平均120NOK(¥1680)。施設を4軒以上ハシゴできたら元が取れる計算ですが、ちょっと難しいかなぁという結論に。

結局、市内交通ゾーン1の24時間フリーパスを買い、空港までの乗車券と施設入館料は都度払いにすることに。※主要な観光地はすべてゾーン1のエリア内にあります

⬆︎オスロパスを買わないのであればココの利用がおすすめです

⬆︎ICカードが欲しいなら窓口へ 左は空港特急専用

オスロパスは毎年値段が変わります。ちなみに6歳〜17歳の方と67歳以上の方には割引があります。(窓口にて証明書を提示のうえ購入)それ以外の方はアプリの利用が便利です。

帰国後調べると、中央駅西側・トラムの乗り場前にある市内交通の運行会社・ルーター(Ruter)の窓口でも買えたみたい。(平日:7時・土曜:9時・日祝:10時から営業)

しつこいですが、オスロパスを買わないのであればENTURの案内所へ!ICカードが無料で発行できますし、ノルウェー他都市でも使えるので便利です。

ENTUR 公式サイト: http://www/entur.no

オスロパス 公式サイト: https://www.visitoslo.com

 

遠くから中心部へ向かおうということでまず出かけたのは、地下鉄1号線に乗って北へ約30分の場所にある、ホルメンコレン(Holmenkollen)・ジャンプ台へ。バリバリに凍った道を慎重に登って10分少々。とりあえずジャンプ台の正面に辿り着きました。

さらに登っていくとスキー博物館があり、ジャンプ台の頂上も見学できるそうです。あるブロガーの方が強くお勧めされていたので来てみましたが、足が痛くて断念。😔

冬場はタクシーを使った方が無難だと思います。ちなみに駅を出てメイン道路を少し登ったところにホテルがありますので、うまいこといけば暇してるタクシーがいるかも。

 

次の目的地は、メィユルストゥーエン(Majorstuen)駅まで戻り、運行系統12番のトラムに乗って2停留所のところにある、ヴィーゲラン公園(Vigelandsparken)へ。ノルウェーを代表する彫刻家であるグスタヴ・ヴィーゲランの作品(石像・ブロンズ像)が展示されています。

公園はとても美しいのですが、ご本人が全作品のコンセプトを誰にも説明することなく墓場まで持って行っちゃったので、変な像が溢れる場所に。

 

また12番のトラムに乗ってベイエリアへ。新築された国立美術館周辺や倉庫群を再開発したスポットのアーケルブリッゲ(Aker Brigge)をウロウロして…

 

海を眺める高台に佇む古城・アーケシュフース城へ。元は13世紀に要塞として建てられましたが、近年「アナと雪の女王」に登場するアレンデール城のモデルとして世界的な観光地に。

※風景はオーストリアのハルシュタットがモデル

⬆︎それっぽい感じに撮れなくてすみません💦

 

続きは旅日記⑨へ。