心はオスロ・ここは神戸 | スカンジナビアの爽風(かぜ)

スカンジナビアの爽風(かぜ)

スカンジナビアに関するお話を中心に、「コレいいな!」と思ったものについて、不定期にゆる〜く取り上げます。

 

先々月のこと。他人様から受け取ったお金の中に、端が少しちぎれてセロテープで補修してある紙幣がありました。ATMで読み取れないし、口座のない金融機関で交換してもらうと手数料がかかるしなぁ…と思案しているうちに、日本銀行の本・支店で交換してくれるという情報を入手しました。「こいつは話のネタにいいや!」ということで、昨日行ってきました。

 

日本銀行神戸支店は神戸市役所本庁舎の南西側・東遊園地(公園)の3ブロックほど西にあります。三宮駅から歩いて10分弱でしょうか。

 

 

しばらく見ないうちに様変わりした東遊園地を通り抜けて…

 

 

敷地内は撮影禁止のため、道路向かいから撮影したものを掲載しています。入口を入ると守衛さんがいて、用件を聞かれます。「破損紙幣の交換で来ました」と言うと、中へ通してくれます。

中はとても重厚な雰囲気で、カウンター内部と待合スペースは防弾ガラスで仕切られています。

カウンターの向こう側で作業する職員さんは銀行員というより図書館司書や美術館の学芸員といった雰囲気の服装。

破損紙幣の交換をお願いしたいと告げると、申請書に必要事項を書くよう求められます。住所・氏名・電話番号・交換を希望する通貨(破損・汚損した硬貨も交換してくれます)の内訳・入手もしくは破損(汚損)した経緯を書いて提出してから待つこと2〜3分。新券ではありませんでしたが、状態のいい紙幣を受け取りました。身分証明書の提示は求められませんでしたが、念のため持って行っておいた方が間違いないでしょう。ちなみに、大量に溜まった1円玉と10円玉を逆両替してもらおうとしましたが、それはできないとのこと。通り道にある取引銀行のATMで入金してきました。

 

その後、阪急電車の神戸三宮駅のもうちょい北・生田新道沿いにできたオスロコーヒーへ。現在のところ、関西で唯一の店舗です。


 

お昼3時前に来ましたが、比較的空いていました。店内の写真を撮るのを忘れていましたが、明るい無垢材を多用した明るい店内でした。

 

 

入口を入ってすぐのところにこんな札が置いてあるので、1つ取ってテーブルをリザーブ。その後、カウンターに行って注文します。コーヒーは、エアロプレスという器具(空気鉄砲もしくは注射器に似た器具)で淹れるちょっと濃い目の「キング」ハンドドリップで淹れる柔らかい味わいの「クイーン」の2種類。紅茶やジュースもあります。フードメニューはケーキ5種類・サンドイッチ2種類・パスタ4種類と、スターバックスなどと比べると少数精鋭。

今回オーダーしたのは…

 

 

コーヒー「キング」(500円・クイーンも同額),サーモンとアボカドのサンドイッチ(350円),オストカーカ(550円・ノルウェー語で「チーズケーキ」の意味)。

理屈としてはエスプレッソに似た淹れ方の「エアロドリップ」。ですが、意外と飲みやすい濃さ。サンドイッチは外注の工場で作ったものでした。おいしかったのですが、かじろうとすると具が飛び出して大変でした。💦

ケーキは、ほのかにシナモンの風味がする土台にキャラメルナッツを乗せたもの。バランスの良い甘さでした。😋 私個人としてはケーキの敷紙がアルミ箔じゃないのも嬉しいところ。

コーヒー「クイーン」は、ほのかな甘い香りと軽い酸味が特徴。どちらもおいしかったですが、私はキング派かな。

 

店を出てからは、阪急電車に乗って一路東へ。散髪をするために西宮北口駅で途中下車。その後再び阪急電車に乗って、雲雀丘花屋敷駅へ。馴染みのバーで知り合ったマスターが経営するクールな雰囲気のジャズバーへ1年ぶりに来てみたのですが…臨時休業。😱😱😱

仕方なくスーパーで買った惣菜を肴に自宅で晩酌して、夜は更けてゆきました。