旅日記⑪(ヘルシンキ市内と周辺 その1) | スカンジナビアの爽風(かぜ)

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スカンジナビアに関するお話を中心に、「コレいいな!」と思ったものについて、不定期にゆる〜く取り上げます。

 

2月8日(木)

 

 

はるばる来たぜ、ヘルシンキ。あったかい車内から外へ出ると、風が冷たい…というか、痛い‼️

 

一日乗車券(ICカード含む)を買おうと青色の券売機(ヘルシンキ地域交通局[HSL])を操作してみるも、ICカード販売のメニューはやはり見当たらず。緑色の券売機(国鉄[VR])は一日乗車券のメニューすら見当たらず。コンビニに入って店員さんに"How much is the HSL card?"と尋ねたら、値段だけ知りたかったのに「どれにする?」と聞かれたので、慌てて店を飛び出して思案。"Could you tell me the price of the HSL card?"という具合に、もう少し丁寧な文言で尋ねた方がいいかな?と思い、地下鉄駅へ通じる地下道沿いの売店で再挑戦。だけど、"Excuse me?"と数回呼んでも反応がなく、やっと来てくれたかと思ったら英語がわからないとのリアクション。

もう一度地上階に戻ったら、HSLの総合案内所を発見!見過ごしていました。💧

 

⬆︎市内交通(HSL)の総合案内所

 

英語の案内パンフレットがあったので読んでみたら、ICカードは乗車券代と別に5€かかるとのこと。じゃあ別にいいかと券売機で一日券(24時間券)を買ったら、ちょっと硬い紙のチケットが出てきました。記念品としても十分!あぁ、空港〜ヘルシンキ中央までの普通乗車券代4.1€が悔やまれます。😭

 

⬆︎一日乗車券 ICチップ内蔵です

 

やっとこさ町中へ出ることができます。駅のすぐ東側にトラムの乗り場を見つけたので、とりあえず海のある方へ進もうと4番のトラムに乗車。途中、日本じゃありえない光景を見ました。

オスロのトラムもそうだったのですが、ヘルシンキのトラムも方向指示器(ウインカー)がついています。それだけでも驚きだったのですが、途中で私の乗る車両の先行車両が動かなくなりました。「車両故障かな?」と思った次の瞬間、後退灯をつけてバックを始めました。どうやら路上駐車のせいで対向の乗用車とつっこみ合いになり、仕方がないのでバックした模様。ただ、誰も後ろで誘導していないのでどうやって確認しているのか?と、自分が乗る車両の運転席を覗き込んだら…ありました!バックモニターが。

⬆︎後退灯をつけてバックさせている様子

 

トーベ・ヤンソン公園(Tove Janssonin puisto)の停留所で下車。今思うと見落としていた可能性も捨てきれませんが、名前の割にムーミンの世界観をを感じるものが何もなかったような…。

 

⬆︎ウスペンスキー寺院の下に広がるのが件の公園

 

この角を左へ曲がった少し先にはスオメンリンナ島行きのフェリー乗り場があります。本数もまぁまぁあったのでどうしようかと思いましたが、もう危ない橋は渡りたくないので断念。

 

⬆︎夏場は民間の水上バスも出ているが冬場はHSLのフェリーだけ

⬆︎すぐ近くにヘルシンキ市庁舎や国際航路のフェリー乗り場もある

 

船着場の一角にある、オールド・マーケットホール(Vanha Kauppahalli)を散策。おいしそうなものがいっぱい並んでいたのですが、朝メシが消化しきれておらず断念。しかし私、今回の旅ではかなりの高確率で「ニイハオ!」と声かけられるのですが…そんなに中国人顔してるのかなぁ。

ちなみにここ、夏場は青空市場が開かれるそうですよ。

 

 

バリバリに凍った道を歩くのに疲れたので、トラムに乗って行けるところまで行くことに。Kauppatori(市場)の停留所から、一番早く来た2番のトラムに乗って北上。途中、ヘルシンキ中央駅やオリンピック競技場を横目に見ながら、国鉄とリングレールラインの駅があるPasila(パシラ)駅前の停留所まで乗車。ここは駅から少し離れたところに電車と路線バスの車庫があり、古い転車台もあったりします。私はそこまで歩く気がなかったので行きませんでしたが。

 

続きは旅日記⑫へ。