普通、ノーレートと言えば四人麻雀ですが、雀ctionでは三人麻雀も用意しています。
三人麻雀は萬子を抜いたもので、大きな手が作りやすいものです。
「そんな役満が出やすいサンマをノーレートでやってどうするんだよ」
そんな声もあるでしょう。
理由はいろいろ。
東京でもサンマを導入する店が多くなったこと。
サンマはあれこれ考えずにやれるので頭の体操になる。
サンマは自分で自模るのが主なスタイルで出和了りを期待していない。だから四人麻雀の手作りとして参考になる。
四人麻雀で調子が悪いときにサンマで調子を取り戻す場合もあるので「リハビリ」みたいな感覚。
などです。
しかしそれ以外に私が雀ctionで絶対にサンマをやろうと思ったのは・・・
現在のフリー雀荘のサンマルールに大きな不満があることなんです。
まず、赤ドラを入れすぎ。あるお店ではピンズの❺は青いのが2枚、金色が2枚、索子も青いのが2枚、金色が2枚・・・って”5”はすべてドラで金色が1枚あればチップ。
当然オンレートのお店です。
赤ドラを入れることで得点がいたずらに高くなって最低でも満貫。跳満、倍満は当たり前。
ぶっ飛び終了だから、お店の回転数を上げたいってのが見え見え。
これでは純粋にサンマの良さがなくなります。
酷い店では赤ドラのみで和了れる店もあるんです。
もうメチャクチャ。
一方で、「赤ドラを全部失くしたら面白くない」という方もいます。
雀ctionでは赤を1枚ずつ入れています。
※四人麻雀でも赤は筒子、索子、萬子、各1枚。
そして点棒です。
ツモのときに「ツモ減り」になってしまうので多くの店では満貫は5000、3000となっています。これは子の点数を半分ずつ加算していく方式です。
このやり方だと跳満は7500、4500となるのですが、100点の単位を数えないお店もあるので、8000、4000となったり、9000、3000とバラバラだったりします。
これ、本当に私には覚えられないんです。私だけかな
最近では子が自模ったときは親も子も等分支払いってのもあります。満貫なら4000オール、跳満なら6000オールです。親の場合は満貫なら6000オール、跳満なら8000オール。
これならまだマシですね。
しかし雀ctionではそれをしません。
子で満貫ツモなら普通に2000、4000です。不足分の2000点は空いている席の点棒を払います。これが一番わかりやすいです。
これなら普通にタンヤオドラドラの3900を自模ったときに2000、1000でOK。
こうすることでいつでも四人麻雀へ移動することもできます。
サンマの良さもこれで生きるのではないでしょうか。