ご訪問ありがとうございます。
青山 純子です。
人前で話すのが苦手な方に、
自然と自信がつく話し方や
メイクを教えています
昨日、テレビを消して
在宅ワークをしていたのですが
夕方ひと息ついてテレビをつけて
息が止まりそうになりました。
女優の岡江久美子さんが
新型コロナウイルス肺炎で
ご逝去されたとの報道でした。
謹んでお悔やみ申し上げます。
一緒にテレビを見ていた母がぽつりと
とにかく、かわいいひとだったな…
と、つぶやいているのを聞いて
ふと、思ったんですよね。
還暦を過ぎても。
母と同年代にもかかわらず。(←)
「かわいい」岡江さん。
ひとの「かわいい」を
つくる要素って、なんなのかな、と。
今日はそれについて、
個人的な見解を
書いてみたいと思います。
岡江さんの場合は、
バラエティで
「洗顔中に、うっかり指が鼻に入っちゃった」
と話す飾らない性格、
ひとしきりインタビューに答えてから
「どうしよう、すっぴんで。
恥ずかしいなあ」
っておっしゃるところとか。
見た目の若々しさだけじゃない
内面からにじみ出るものが、
「このひと、かわいいなあ」
と印象づけていたように思えてなりません。
「人は見た目が9割」
という本もヒットしましたが、
人の第一印象を決定づける要素のうち、
7%が「話の中身」。
残る93%が、「顔の表情や声の質」
と言っています。
「自分磨き」といえば
新しいコスメや服を買うことや
エステなどを連想する方も
多いかもしれません。
(私もそのひとりです)
ですが、岡江さんの場合は、
ハリのある少女のような声色(声の質)。
加えて、「たった7%」ですが、
飾らない性格だからこそ
その口から語られるエピソードの
ひとつひとつに
飾らない人柄が散りばめられていたように
思えてならないのです。
たかが7%。
されど7%。
しかも
日常会話の言葉のはしばしには、
自分の胸のうちが出やすいもの。
ありのままを見せようと思うのか、
嫌なことがあったのか、
初対面で緊張しているのか。
私は普段、
人前で話すことに苦手意識がある方に
あがりにくくなる発声法を教えていますが、
言葉には「胸のうち」が出る以上、
技術だけを磨いても
上達には限度があるのですよね。
技術の先を行く話し方のヒントは
こちらで発信しています。
https://ameblo.jp/juncosme/entry-12593018153.html
とかく自分磨きといえば「93%」の部分に
フォーカスされがちですが、
内面のにじみ出る「7%」=話の中身が
岡江さんの「かわいい」のトドメ、
のひとつなのかもしれません。
岡江久美子さん、
母と同年代なんですよね。
今回の報道、
本当に、他人事ではないです。
テレビの中の出来事ではないです。
あらためて、
1日も早くこの事態が収束することを
願ってやみません。
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それでは、また。