院長先生のお誕生日がありました。
今回はちょっと特別なお誕生日～「還暦」なんですよ～院長先生は「年を取った
」と浮かない顔をしていましたが、長生きできてよかったじゃないですか~とみんなに言われて気分を持ち直していました。
」と浮かない顔をしていましたが、長生きできてよかったじゃないですか~とみんなに言われて気分を持ち直していました。ミタム医院は職員の誕生日はケーキを買ってみなでお祝いをするのが慣例になっています。
でも還暦だし、韓国式にお餅を準備してみなで食べたらどうかなーと思ったのです。
ある程度の金額になれば配達してくれるし、朝８時に持ってきてもらえれば出勤のときに持って行って、おいしいお餅をみなで食べられる・・・
オモニに私の構想？を伝え、日時を伝えると、「任せておけ！私も餅屋に用事があるから一緒にやってもらう」と勇んで市場にいってくれました。
当日の朝、８時どころか７時前に「餅屋です~今から自転車で届けます～」と電話が来ました。前日寝るのが遅かったのでもう少し寝ていたかった・・・さらにその日、なぜか６時に主人が「８時だ~~起きろ」って私を起こしたんですよね。
へ？？６時じゃない？というと、
６と８を見間違えたって・・
へ？？６時じゃない？というと、６と８を見間違えたって・・寝るときも老眼鏡かけてろ!!って思いました。２回もへんな時間に起こされたので仕方なく準備をしていると、程なく届いたのがこれ↓
え～～～～～
こんなにあるの？？重いけど・・・
私の予定ではこんなのとか↓（中に蜂蜜が入った発音の難しいクルトッ）
インジョルミ（きな粉餅）とか
小豆のシルトッ
（３枚のお餅の写真はネットから借りました）
確かにおいしいのです。甘くないし、オモニが作る最高のお餅って思っているのですが、まさかこれがこんな形で来るなんて・・・
久々に自分が静止画像になりました。
どうやってこれをミョンドンまでもっていくのか・・・と悩んでいると「クルマに乗せていけばいい」クルマって韓国語でキャリアのことなんですが、朝の満員電車にがらがらしながら足元に段ボールって迷惑ですよね・・・
このお餅は我が家の大好物でもあり、さっそく熱々をまるこが食べました。
でもオモニが「熱々よりもさめてからのほうがおいしいんだ」と教えてくれたので１個でストップ。かなり胃に重いのですが、おいしいから食べ過ぎてたいていあとで苦しみます。
出かけるまで箱を開けておいて
結局このまま抱えていきました。
１号線は座っていけるからOK.
４号線に乗り換える駅はエレベーターもエスカレーターもない！
膝を傷めている私は重いものを持って階段の上り下りはしたくないけど仕方ない・・・一段ずつゆっくり上がって下りて、地下鉄の中では扉のところに立って手すり部分に少し乗せて押さえていました。座ってる人の腕に当たって申し訳ない・・「お祝いのお餅なのですみません・・」と謝りながら運ぶ私。
院長先生より早くつき、院長室に置いておきました。
「お誕生日おめでとうございます～」とあきよさんとお出迎えをして様子を見ていました。
ドアを開けて「お！」くらいの反応があるかな？と思っていましたが、「・・・」のままお部屋に。
中からは室長さんの喜ぶ声が聞こえます。
ミタム医院を知る方は想像だに難（かた）くないでしょう。
（振り仮名は娘たち用）
室長さんが「じっくり喜びが来るタイプだから・・・」と私に言いに来てくれました。わかってますよ・・
長い付き合いですから。その後院長先生が「じゅんこさんのオモニにありがとうございますと伝えて下さい」とわざわざ事務室に来てくれました。
室長さんは福のお裾分けで同じ階の医院にお餅を配っていました。
家にかえって「自分の誕生日にお餅をしてくれるのはじゅんこさんだけだ」といわれてたそうですが、私じゃないんですね。これは完璧にオモニからですよ。
やはりお祝いのときは半端にやらず、ドーンとやるのがいいんですね。。学びました。
そして毎年じゃないからね。今回は特別な還暦のお祝いなのでね、次のお餅は１０年後ですから・・・
オモニにこの話をしたら「喜んだなら良かった良かった。でも１０年後じゃ私が生きてないね～」だって。
絶対に生きてると思うけどね・・・
こんな風に作ります↓
