☆。,:・゚ジュリアの好きにやっちゃって゚・:,。☆ -96ページ目

恋バナ☆ずっと②前から好きでした。(15-30)

       第三章  女神降臨


・・・つづきです。


Ⅹ氏と電話で逢う約束をした。


「忙しい?ですか?ちょっと時間を作って下さい」


「今日は大丈夫だよ」


「ありがとう。ただ・・・今日はそのぉ・・・」


「えっ、何?」


「ダメなの。ダメな日なの。いい?」


「えっ?・・・あぁ~、あっ、ははっ、・・・じゃあ食事だけで」


もちろん、うそだった。はじめから期待をさせないほうがいいと思った。

恥ずかしい事を言ったのは、私のせめてもの優しさのつもりだった。

彼としてみれば、わざわざなぜそんな日にと、変に思ったかもしれない。


食事の場所は私が指定した。個室ではないが、テーブルごとに区切られ

ているイタリアンのお店にした。


私は食後、コーヒーと共に子供がいることを知ったと話し始めた。

いつも冷静な彼がうろたえはじめ、誰からの情報なのかを詮索

するようなことを言った。


「あなたらしくない事言わないで!私を幻滅させないで!女友達から

何気ない会話の中で知ったのよ。その友達だって、私とあなたの関係は

知らないわ」


「・・・ごめん。黙っていて。・・・君が・・・君を失いたくなかった」


「信じるわ。・・・・・・今日限りにしましょう」


「・・・ジュリ、どうしてもダメなのか?」


「ダメよ!」


「・・・嫌われてしまったな」


「嫌ってないわ。でも、ダメ!・・・私とあなたは出会ってしまった。そして

いままでの記憶はあなたの胸にも私の胸にも残る。でも、あなたの胸に

しまっておけば、別れた後は奥さんやお子さんを裏切っていることには

ならないわ。家庭、家族を大切にして」


「・・・・・・」


「あなたは優しくて紳士で、いろいろなことを私に教えてくれた。感謝してるわ。

変な別れ方はしたくないの。わかって下さい」


「こうして、食事をするためだけに会うのもダメなのか?」


「ははっ、あなたは私の男友達にはなれないわ。少なくとも今は」

「意志が固いんだな」


「意志が固くなる理由があるの。でも言わないわ。普通なら私の意志なんて

薄弱よ」


高校の友人の話がなかったら、私はこの関係をズルズル続けていたかもし

れない。彼は落ち着いてきたみたいだった。


「彼とはどうするの?余計なお世話だとは思うけど。 気になるんだ」


「見たこともないのに?」


「責任を感じるんだ。彼と君が上手くいってくれれば、少しは救われる」


「わからないわ。今は考えられない」


「そうか、何か力になれればいいんだけど」


「あはははっ、ないわ。彼が嫌がるわよ。じゃあ、私から2つお願いがあるの」


「えっ、何?」


「まず、私がお子さんの事を知ることになった人の詮索をしないこと。

あなたがその気になればわかるかもしれないわ」


「そんなことしないよ。例え故意に君に教えたのだとしても、僕に文句を言う

権利はないよ。もう一つは?」


「最後に、ここの支払いを私にさせて」


「ははっ、それは出来ないな。と言いたいところだけど、それでは君の気が

済まないのだろう?」


「ええ」


「じゃあ、ご馳走になるよ」


落ち着きを取り戻した彼は、やはり安心感と包容力がある。この期におよんで

私はいったい何を考えてるんだか。


「3歳になったお子さんは可愛いでしょうね?」


「ああ、とても可愛いよ」


「うん、よかった」


その日にすっきり別れたつもりだったが、翌日Ⅹ氏からメールと着信がいやに

なるほどあった。しかたなく出た電話で、結局私は涙でもう一度訴えなければ

ならなくなったが、私も彼もすっきりした。


電話を切ってすぐ、携帯を替えに行った。番号もアドレスも変えた。


その日から私のテンションは落ちるところまで落ちてしまった。仕事以外は

何もしたくないほどに。


エリ達には、携帯番号の変更通知と共に、不倫を清算したことを告げたが

翔には番号の変更以外伝えなかった。なんかむしのいい女みたいでいや

だった。


6月に入り気候も、すこし気分もよくなり、バイクで郊外のバイク用品の店に

出かけた。


その帰り、マックでアイスコーヒーでも飲もうと駐車場に止めると、真っ赤な

フュージョンが入ってきて、私の隣に止めた。


乗っていたのは、ストレート髪の長い綺麗な女性だった。彼女はサングラスと

ヘルメットを取り、頭を振って・・・


「こんにちは、DSで見かけたわ。白いマジェスティ」


「こんにちは」


「あなたの後をつけて来たの」


「えっ?」


「ウソだけど!あたし、サヨコ」


私がサヨ姉と会ったのは、私がそんな状態の時だった。


・・・つづく。


ナポレオン?

暖かかったですねぇ~!このまま春になっちゃえばいいのに!

メンテナンスも長かったですね。


今、私が使っているiPod nanoです。
ブログお友達のひかるさん が記事にしていたので、私も出して見ました。あははっ!曲は聴けますが、未だに使いこなせていません。

これは火花はでません。(笑)


昨日、ダーリンと家でモツ鍋と餃子を作って食べたのですが・・・


ダーリン 「ジュリ、お酒あるの?」


ジュリア 「缶チュウハイが2本あると思うわ。それと、この前エリとユカが

      来た時の残りの『いいちこ』があるから。


冷蔵庫をガサガサ探している彼。


ダ 「嬉しい誤算があったぞ!」


ジュ 「えぇ~、何?何?冷たくて甘くて美味しそうなものでもあった?」


ダ 「2本だと思っていた缶チュウハイが3本あった!」


わぁ~!ちっちぇ~なぁ~、おぃ!


ジュ 「もっといい誤算はないの?」


ダ 「嬉しくないの?」


ジュ 「まぁ、普通に嬉しいけど・・・。あぁ、そうそう。またスーツ買おうと

    してるでしょう?さっきネットで見てたよね(・ω・)/」 


ダ 「抜け目ないなぁ~!一着、もうダメなんだよね」


ジュ 「もう!安いのでいいからね。『アオキ』とかで!いや、フクスケで

    いいわよ、フクスケで!はははっ」


ダ 「フクスケのスーツがあったら、俺は欲しいわっ!」


ジュ 「あっ、ラー油出して!」


探す彼。


ダ 「ラー油ないみたいだけど」


ジュ 「ん?あぁ~、そっかぁ~。ないかも。七味でいいんじゃない?」


ダ 「しょうゆと酢と七味かぁ~!」


と、私の顔を見る彼。買いに行ってくれないかなぁ~、と言ってる様子。


ジュ 私が買いに行けるわけないでしょう。格好を見てよ。スウェットの

    ホットパンツよ。(冬なのに)化粧も微妙だし!だいたい着替えて

    お化粧直して、出かけるまで何分掛かると思ってるの?」


ダ 「だよな。俺が考えてもめんどくさいよ。よし!」


ジュ 「おっ、行くの!」


ダ 「七味で我慢するか!」


ジュ 「はぁ~?」


ダ 「あぁ~!もう!しかたない。行って来るかっ!」


ジュ 「エライ!サンクスが一番近いからね。じゃあビールも買ってきて。

    それから卵はあるから、私のタバコとパンも買ってきて。あと、スラ

    イスチーズと・・・」


ダ 「ここぞとばかり、頼むなぁ~!」


ジュ 「そんなものかなぁ~(´∀`)、雑誌を立ち読みなんかしないで、早く

    帰って着てね(o^-')b待ってる」


おかげさまで、餃子もラー油で美味しくいただけましたぁ。

ビールも缶チュウハイも飲み干してしまって・・・・


ダ 「じゃあ、『いいちこ』を飲むか」


ジュ 「ん?飲も飲も。ガス台の下の扉にありゅから」(かなり酔っている)


ダ 「ないぞぉ・・・わぁ!これかよっ!」


ジュ 「ん?あったぁ~~~?」(だいぶ酔っている)


それがこれ  ↓










ダ 「紙パックかよっ」


ジュ 「しょうよ。お得でしゅ」(かなり酔っている)


ダ 「オヤジかよっ!・・・これはもう、『下町のナポレオン』とは呼べないな!」


ジュ 「ん?なんの話?」(そうとう酔っている)


おしまいよん!

恋バナ☆ずっと②前から好きでした。(14-29)

・・・つづきです。


翔はニューヨークに行ってしまった。


翔の会社は、盛んに海外市場をマーケティングしているようだった。

その結果、幾つかに絞るのだろう。


ニューヨークは、ビジネスにおいては世界の戦場であり、聖地だ。

私はその距離以上に、翔を遠くに感じてしまった。


その後私は、Ⅹ氏と不倫関係を続けた。


京都などに行ったりして、それなりに楽しかったが、今思えばその頃、

私はいつも泣いていて、悲しい顔をしていたように思う。


翔、渡米から2ヶ月程経った4月のある日、私はあの日一緒にコンパ

に行った受付R子の、会社の人事に対する愚痴を聞いてあげようと、

食事をしていた。


R子に、これもコンパにいたⅩ氏を先生と呼んでいたY君から電話があり、

合流することになった。2人はあの日から付き合っていた。


Y君が来たら、私はすぐに消えるつもりだった。


ヤボなことはしたくないし、彼は私とⅩ氏のことは知らないだろうが、

なんとなくイヤだった。


Y君が来て、ひととおりの挨拶を済ませ、そろそろ帰ろうと思っていた時、

彼がR子に話し始めた。


Y 「ねえ、今度買い物付き合ってくれない?先生の子供の誕生日でさ。

皆で、プレゼントをって言ってるんだけど、何を買っていいかわからなくて」


えっ!


R 「あぁ、この前も言ってたわね」


Y 「うん、ジュリアさんも何がいいと思います?」


ジュリ 「えっ?あぁ、先生って・・・あのⅩさん?」


R 「そうよ、ジュリも結構あの時、話していたじゃない」


ジュリ 「あ、あぁ、お子さんは幾つなのですか?」


Y 「今度3歳になるんですよ」


衝撃が走った。Y君もR子もあきらかに私とⅩ氏の関係を知らない。

まったく知っている感じではなかった。


頭の中が真っ白になった。その後の会話もよく覚えてないほどだ。

確か、『服かおもちゃがいいかしら』、と言ったような気がする。


とにかく、その後2人を残して席を立った。

R子が私に合掌しながら『ごめんね』と言ったのは覚えている。


私はⅩ氏に子供がいないと思い込んでいた。彼もいないと言っていた。

いい方に考えれば、私が子供がいたらこの関係はないと何度か言った

ことがあるので、彼は私に嫌われると思って言えなくなったのか。


人は、子供がいてもいなくても同じ不倫じゃないか。と思うかもしれない。

でも、私には違いがある。


高校の時の親友が、両親が不倫で離婚していた。彼女は小学生低学年

ながら、はっきりわかったと言っていた。そして高校生になってもそのこと

で悩み続け、涙ながらに私に訴えていた。私は同情していた。


その私が同じことをやっていた。


もの凄い勢いでまた何かが崩れ始めた。彼を嫌いには、なれていない。

逢えばまた、嬉しいと思うだろう。でも、関係を続けることはありえない。


魔法は今、すっかり解けた。


・・・つづく。

きゃ~っ、怖~い!

お今晩ワンダフル*゚ ゜゚*☆

昨日、石焼ビビンバを食べて、上顎をやけどしたジュリアです。


金曜日のことですが、以前の記事『水もしたたるメルセデス』で書いた

ベンツで、地方のスタジオに後輩の女の子2人を乗せて行ってきました。


このベンツ、190Eだかなんだかの、社用の古~い小ベンツなのですが、

サンルーフの所が雨漏りがして、雨が降るとそこに水が溜まって、

ブレーキを踏むと助手席に水が垂れてくるという代物。


私も2度被害にあって、ベンツを蹴飛ばしています。


とうとうこの前、サンルーフの周りを屋根からシリコーンシーラント剤

でコーティングしましたぁ~!


やったぁ~!ざまぁみろぉ~!


もう、雨漏りはしません。そのかわり、サンルーフも開きません!

あはははははははははっははっ!( ̄▽+ ̄*)


そのベンツの中・・・・


ジュリ 「あなた達運転できないの?」


サキ&レミ 「出来ます」


ジュリ 「じゃあ、どっちかしてよ。道は教えるから」


サキ&レミ 「怖いからいやです」


ジュリ 「はぁ~?まったくもぉ~」


去年の暮れ、伊香保の忘年会で一緒に大浴場に入り、私のオッパイ

を触りまくったのは、こいつらです。


レミ 「ジュリ姐さん!姐さんの彼氏さんカッコいいですねぇ~」


姐さん言うな!私のこと姉さんって呼んでいいのは、ブログ友の

可愛い子ちゃん達だけなんだから。それに、この二人が言うと

『姐』さんという感じがするわ。


この二人は、この前マユミを含めた4人でお茶をしている時にたまたま

近くにいたダーリンに会ったことがあるのです。


ジュリ 「そうでしょう。って、そんなことないわよ」


サキ 「いやぁ~、カッコいいですよぉ。背も高くてスーツ姿もカッコいい」

    ヴェルサーチですかぁ~?」


ジュリ 「残念!アルマーニよ。でもね、傷物なのよあれ!イタリアで

     傷物のいいのが安く手に入ったんだって。得よねアパレルは!」


サキ 「そうなんですか。ぜんぜんわからないでしょう?」


ジュリ 「私達が見てもね。ボタンをつける糸がどうのこうの言ってたけど」


そんなことを話していると、右車線からスピードを上げてきたSAABが、

急に左に入り、ベンツの前に割り込んできた。


私は急ブレーキをかけながら、クラクションを鳴らし・・・

「こらぁ~!サーブ!どこに目をつけてのよっ!」と。


サキ&レミ 「きゃ~っ!怖~い!」


ジュリ 「本当に怖いて危ない運転よね。あのサーブ」


サキ&レミ 「ううんo(・_・= ・_・)o 姐さんが怖い」


ジュリ 「なんだと!こらぁ!」

恋バナ☆ずっと②前から好きでした。(13-28)

・・・つづきです。


翔が帰国後、Ⅹ氏と逢った。彼の様子は少し変だった。


ジュリ「お仕事で悩み事?・・・それとも・・・別れ話?ははっ」


Ⅹ 「あはははっ。・・・逆だな。彼は帰って来てるの?

  海外は何処だか聞いてなかったね」


「・・・シドニーよ。帰って来たわよ」


「会ったの?」


「なぜ、そんなこと聞くの?」


「申し訳ないと思ってる。とてもいい彼みたいだ。コンパの時君が

盛んに自慢してた。その時から嫉妬してたよ」


「あはははっ、バカみたい。私達、ちゃんと付き合ってなかったのよ」


翔がシドニーに行かなければ、コンパにも行ってない。この人にも会うこと

はなかっただろう。こんなことにならずに、楽しい日々だったかもしれない。


でもこの時、私は初めて思った。


私のせいで人生を狂わされてしまったのは、この人のほうかもしれない。


Ⅹ氏は仕事でも、こんな会話で依頼主の逆の思いを引き出しているの

だろうか?


「・・・僕はたぶん、君を幸せに出来ない」


「えっ、・・・わかってるわよ・・・」


聞きたくもない言葉だった。本当なら 『そんなことわかってるわよ!

いまさら何言ってるのよ!』 と怒鳴りたかったが、抑えた。


「でも・・・君を失いたくない。悪いと思っていてもどうにもならないんだ」


「・・・・・・」


怒りモードに入りかけていたので、ピンとこなかった。


それが本心ならば、叶わぬ恋とはいえ、私は求愛されているのだろうし、

喜ばしいことなのだろう。


人生では、あきらかに方向性が間違っているだろうと思うことでも、

どうにもならないことがある。


恋愛でも仕事でも、自分の描いたビジュンの大通りをまっすぐ突き進める

人はそうはいないだろう。


皆、どこかで迷い道に入ってしまう。その時、自分の大通りに戻れる感覚

の優れた、実行力のある人が、成功したり幸せになったりする人間なのか

もしれない。


特に恋愛では、遠い先の幸せを見据えて、思い通り進むなんて出来ない。

そんなことをしても楽しいものではないし、必ず迷うだろう。


先を見据えない今も大切なのだ。多くの偶然がリンクして出来る必然(運命)

のためにも、ひとつの偶然の『今』も大切なのだ。


なんにしても、私は今、目の前にいるこの人が好きだ。

それは、どうにもならない事実だった。


「あなたはそれでいいの?最愛の奥さんを裏切っているのよ」


「今はそんな事考えられない。好きなんだ、君を失いたくない」


何も分からなかったが、ひとつだけ、あれほど理解出来なかった不倫という

切なくて、叶わぬ恋に走る同姓の気持ちが分かった。


このハンパではない包み込まれかた。皆、この感覚に魅了されてしまう

のかもしれない。


簡単に言ってしまうと、『独身ならよかったのに』じゃなくて、『独身じゃない』

からよかったのだ。


やっぱり魔法という言葉が浮かぶ、この人は消えかかる魔法を掛け直して

いるようにも思える。優秀なのか、まぬけな魔法使いなのかは分からない。


「Ⅹさん、私は目の前にいるあなたのことが好きよ。一緒にいてほしい。

そして、今は目の前にいる私を愛して」


ただ、魔法は心地よかった。

       

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


久しぶりに、翔から電話があった。仕事中だったが、ぎりぎり昼休みだったので

取ることが出来た。


「もしもし、ジュリ」


「翔、どうしたの?仕事中に珍しいわぁ」


「今、成田なんだ。」


「えぇ?」


「また、半年程海外に行く。今度はニューヨークだ」


「はぁ~?今からなの?なんで言ってくれないのよ」


「平日昼間だとわかっていたし、休ませちゃ悪いからな。もう搭乗するから

後で連絡する。元気でな。」


「ちょっと!なんでぇ~」


運命の赤い糸はますます見えなくなっていた。


・・・つづく。