以前の記事の続きです。
今年出された数の性質の問題の第2回です。
その1(広尾学園小石川2026)
ある規則で語「MATH」は「111・001・202・022」、語「CLUB」は「010・110・210・002」と表されるとき、同じ規則で「102・112・120・212」と表される語は▢です。
「「MATH」は「111・001・202・022」」よりA=001、「「CLUB」は「010・110・210・002」」よりB=002、C=010とわかる。するとこの3けたの数はアルファベットの順番を3進法で表したものだと推測できる。
念のため、M=111についてもたしかめておくと、3進法では右から1の位、3の位、9の位となるから3進法の111は十進法では9+3+1=13となる。そしてMは13番目のアルファベットなのでこの推測で正しい。
すると「102・112・120・212」であれば
- 102…9×1+2=11。11番目はK
- 112…9×1+3×1+2=14。14番目はN
- 120…9×1+3×2=15。15番目はO
- 212…9×2+3×1+2=23。23番目はW
よって▢はKNOW
その2(和歌山信愛2026)
0から9までの番号が書かれたシールが、それぞれたくさんあります。愛子さんは、これらのシールを使って、1から順番に番号カードを1枚ずつ作ります。1は「1」の 1枚、15は「1」「5」の2枚、100は「1」「0」「0」の3枚のシールをはって作ります。1から▢までの番号カードを1枚ずつ作ると、ちょうど300枚のシールを使うことになります。
1から▢までの番号カードについてけた数で場合分けしてしらべると
- 1から9まで(1けた)のカード9枚を作るにはシール1枚ずつ使う→必要なシールは1×9=9枚
- 10から99まで(2けた)のカード90枚を作るにはシール2枚ずつ使う→必要なシールは2×90=180枚
- この時点で残っているシールは300-9-180=111枚。100から▢まで(3けた)のカードを作るにはシール3枚ずつ使うから、111÷3=37より、100から数えて37枚のカードを作ったということ
その3(豊島岡2026第3回)
次の各問いに答えなさい。
⑴ 次の式の▢に、1, 2, 3, 4, 5をそれぞれ1回ずつ入れて計算します。計算した結果のうち、最も大きい奇数はいくつですか。 ▢×▢×▢+▢×▢
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- 最も大きい整数を考えると5×4×3+2×1=62。だがこれは偶数だから適さない
- 2番目に大きい整数は3と2を入れかえたときにできる5×4×2+3×1=43。これは奇数だからこれが最も大きい奇数となる
⑵ 次の式の▢に、1, 2, 3, 3, 3, 5, 5をそれぞれ1回ずつ入れて計算します。計算した結果のうち、素数は1つだけでした。それはいくつですか。ただし、素数とは2以上の整数で、1とその数の他に約数がない数です。
▢×▢×▢×▢+▢×▢×▢
3個ある3と2個ある5に注目すると
❶たとえば2個ある5について、▢×▢×▢×5+▢×▢×5のように+の左右に分けてしまうと、この結果は5×(▢×▢×▢+▢×▢)と5でくくることができてしまう(分配法則)。つまり5の倍数になってしまい素数にはならない。したがって3×3×3と5×5はかたまりとして使い+の左右に分けることとなる
❷すると考えられるのは
- アで1,2の順に入れたとき…1×27+2×25=77となり素数ではない
- アで2,1の順に入れたとき…2×27+1×25=79となり素数
- イの場合(順番を問わない)…1×2×25+27=77となり素数ではない
よって79 ![]()




















































































