以前の記事の続きです。
今年出された推理の問題の第2回です。
その1(市川2026)
4つのグループA、B、C、Dがあり、Aには15人、Bには20人、Cには25人、Dには40人の合計100人います。この100人が、あるテス卜を受けました。その結果、テストの点数について次のことが分かつています。
「100人全員が60点以上得点した」
「AかBのいずれか一方のグループだけ全員が80点以上得点した」「BかCのいずれか一方のグループだけ全員が80点以上得点した」「CかDのいずれか一方のグループだけ全員が80点以上得点した」このとき、100人全員のテストの点数の平均は少なくとも何点以上といえるか求めなさい。
次のようにア~エの記号をつける。
ア「100人全員が60点以上得点した」
イ「AかBのいずれか一方のグループだけ全員が80点以上得点した」
ウ「BかCのいずれか一方のグループだけ全員が80点以上得点した」
エ「CかDのいずれか一方のグループだけ全員が80点以上得点した」
するとイ、ウ、エより全員が80点以上得点したグループは2つだけで、それは
①BとD、②AとC
のどちらか。場合分けしてしらべると
①BとDだけが80点以上の場合
- 「Aには15人、Bには20人、Cには25人、Dには40人」いるから少なくとも20+40=60人が80点以上得点した。するとBとDで80×60=4800点以上は確実
- アよりAとCで60×(15+25)=2400点以上は確実
- したがって4人で7200点以上(=4800+2400)は確実に得点した…❶
②AとCだけが80点以上の場合
- この場合には少なくとも15+25=40人が80点以上得点した。するとAとCで80×40=3200点以上は確実
- アよりBとDで60×(20+40)=3600点以上は確実
- したがって4人で6800点以上(=3200+3600)は確実に得点した…❷
よって①②どちらの場合であっても4人で6800点以上得点したことは確実(❷より)だから6800÷100=68より、100人全員の平均点は少なくとも68点以上
その2(早稲田佐賀2026)
A、B、C、D、E、Fの6人が50m走の記録についてそれぞれ下のように話した。この6人の話した内容の中で、1人だけまちがった内容を話していて、AとEの話した内容は正しいことが分かっている。
A「記録の早い順でEの次だったけど、一番遅くはなかったよ」
B「6人の中で、遅い方から2番目か3番目だったよ」
C「Fよりも遅かったよ」
D「6人の中で一番早いか遅いかだったよ」
E「Bよりも遅かったよ」
F「6人の中で、早い方から2番目だったよ」
6人の50m走の記録がすべて異なるとして、間違った内容を話しているのは▢である。A〜Fの中から1つ選びなさい。
「AとEの話した内容は正しい」から
- AはEの次だったが一番遅くはなかった
- EはBよりも遅かった
この2つを合わせると少なくとも
B>E>A>◼
であったことがわかる(「>」の左は右より早いこと、◼は1人以上いることをあらわす)
するとBの発言「6人の中で、遅い方から2番目か3番目だったよ」ということはありえない。
(その結果、C「Fよりも遅かったよ」、D「6人の中で一番早いか遅いかだったよ」、F「6人の中で、早い方から2番目だったよ」は正しい発言となる。これはD→F→B→E→A→Cという結果だったとすればすべてつじつまが合う)
よって間違った内容を話しているのはB










































































































