0.はじめに

文章題は最後は逆算を作って解くことがあるのですが、数量操作の感覚がない生徒は逆算をキチンと解くことが出来ないことが多いです。

 

そこで、四則計算の線分図の形をマスターした次の段階として(まとめはこちら)、「あえて」逆算を線分図にしてから解くシリーズを設けました。

ちなみに、図を使わない逆算の解法はこちらです。

 

四則計算の線分図では「読む考える→図を書く」という1サイクルで終了だったのに対し、

ここでは、「読む考える→図を書く→書いた図を見る考える立式答え」という2サイクルで答えを出すようになっています

 

1.足し算の逆算

(1)その1(記事はこちら)

式の「5」「?」「8」を順に図にしていきます。

その図を見て、?を出す式を立てます。

(2)その2(記事はこちら)

 

2.引き算の逆算

(1)その1(記事はこちら)

?を出す式は引き算になるのが

図を見れば分かります。

図を無理にまとめず、多段にします。

(テストの時は、まとめられるなら、まとめても良い)

(2)その2(記事はこちら)

こちらは、?を出す式が足し算になります。

これを練習しておけば、

テストの時は、図を書かずにイメージで式が立てられます。

 

3.かけ算の逆算

(1)その1(記事はこちら)

「?」「3」「6」を入れて、図を書き

?を求める式を立てます。

3は数の大きさではなく「個数」なので

カッコに入れて書きます。

(2)その2(記事はこちら)

線分を多くつなげる場合は、

途中を省略して書きます。

 

4.割り算の逆算

(1)その1(記事はこちら)

「?」「3」「2」を入れて図を書いて

?を求める式を立てます。

(2)その2(記事はこちら)

等分の数が多い場合は途中を省略します