0.前置き

ご覧いただき

ありがとうございます!

 

文章問題を解く準備として

虫食い算を

線分図で解く練習です。

 

今回は

足し算(→こちらこちら)

引き算(→こちらこちら

に続き、

「?×3=6」を例にして

かけ算の虫食い算を

扱います。

 

最初に完成図を↓

 

虫食い算の式を読む

→意味を考える

→線分図を書く

→書いた図を見る

→?の大きさを考える

→?を出す式を立式

この流れで進みます。

 

1.読む→意味を考える

まず、

式を読みます。

 

 ?×3=6

 

次に

この式の意味を考えると

?を3個集めたら6になる

ですね。

これをキチンと口で言うのが大切です。

自分に言い聞かせるのです。

 

?に3をかけたら6になる

は今ひとつですね。

図が連想されないので

(^_^;)

 

これを線分図に書き出します

 

2.線分図を書く…第一段階終了

かけ算の時(→こちら)と

同じ書き方です。

 

?の線分を3個つなげて

上に「?」、下に「(1)」「(2)」「(3)」と書いて

下に同じ長さの6の線分を書きます↓

線分図が出来ました。

 

これで、第一段階が終了です。

 

3.?を求める式を立てる

ここから第二段階です。

問題ではなく、

自分が書いた図に集中しましょう

 

まず、

書いた線分図を見て

?はどのような数量か考えると

 

   6を3等分すれば?になる

 

と分かります。

6を3で割れば?が出る」

でも良いです。

 

これで?を求める式が

連想できたので

式を立てます。

ラストスパートですね

 

?を求める式

  ?=6÷3

で…

これを計算して終了です。

 

お疲れ様でした。

 

4.あとがき

今は

ごく簡単な計算を解いているので

見る考える→図を書く

見る考える立式答え

と、第二段階で式を立てられました。

 

中学入試の問題も

同じような流れで解きますが

見る考える→図を書く

見る考える→図に書き込み

見る考える立式答え

という風に、第三段階以上

式を立てていきます。

 

これは

大学入試でも同じですし

問題解決の一般的方法と

言っても良いかもしれません。

 

ですから、

小学校中学年のうちに

見て答えを即答する

つまり、見る答え

という近道ばかりではなく、

 

見る考える→図を書く

このリズムをじっくりと

身につけるのが

大切ではないでしょうか