しながわ目黒こどもスクール総合学習コースを受講しました。

 

授業の序盤、じゃんけん大会のようなイベントがありました。「あいこになるように出してください」といったあいまいな指示で、両手を使い講師がじゃんけんをしていました。しかし、親から見ても、そんな語彙たらずのじゃんけん大会しても、子供が分るわけないだろ、と感じました。案の定、おおむね「ぽかーん」状況。ここのスクールは、語彙足らずのテストも多いのですが、授業でもその傾向が強いように感じました。

 

また、最後に、授業を通じた講評を渡されます。しかし、この講評の説明がない講師が散見されます。丁寧な講師は、最低1分近く要素的に細かく説明しているのですが、「はい、これ」的に渡して終わりの講師の方がいます。ちょっと小太りの40代の方です。これには、けっこうイライラします。「この授業のために、2時間近く親子拘束されて、なんの直接的説明もなしかい(怒)」と声に出さぬ怒りがふつふつとわいてきます。

 

帰宅後、嫁にイライラをぶつけると「しながわ目黒はジャックより学費安いので、質を期待してはだめなのでは」と大人のリアクション。とはいえ、しながわ目黒こどもスクールのスタッフには、ジャック並みの笑顔や配慮を学んでほしいです。猛省を期待した1月の講義の夜となりました。

年中の娘は、3歳から公文に通わせている。私自身は公文に通ったことはないが、知人の息子が公文に通い詰めた結果、兄弟二人とも国立大学医学部に進学したのを目の当たりにして、実験的に通わせることとした。この2年間で得られた公文の功罪は、以下の通りに整理できるだろう。

 

●公文のメリット

 

公文のメリットの第一は、保育園帰りに一時間預けられる点である。保育園版学童保育的なメリットである。この一時間の預けている時間を有効活用し、わが家では公文の送迎を交互にしたりし、時間を有効活用しているしだいだ。

 

公文のメリット第二は、算数や国語を小学校入学前に鍛えられる点である。保育園では、算数や国語を教えることはない。したがって、家での自習により、幼児のレベルに大きな差異が生まれる。保育園に通う自分の子供の教育面を補う意味では、公文の効果はそれなりにあるといえるだろう。

 

公文のメリット第三は、全国平均との差異を確認できる点である。うちの娘は、上位2割にいるようだ。年中さんに公文を学ばせる親は、かなり教育熱心ともいえる。その中での位置づけを確認できる点は、娘の位置づけを確認するうえでは、役に立つといえるだろう。

 

▲公文のデメリット

 

公文のデメリット第一は、「単調作業に慣れ親しみすぎる」点である。ルーチンワーカー並みに同じことを繰り返すため、クリエイティブな要素はゼロともいえる。はたから見ていると、公文ではなく苦悶である。

 

公文のデメリット第二は、指導陣がみなバイトのおばさまである点である。したがって、与えられた足し算や引き算、語彙の指導などはできるが、工夫して創造性を高めようとか、そういったプラスアルファが期待できない点である。

 

これまでの通学を振り返ると上記のような感慨だ。今後は、メリット・デメリットを総括しつつ、引き続き公文を続けるかを見極めていきたい。

 

 

しながわ目黒こどもスクールの体操教室を受けてきました。

 

全般的に基礎体力を高める内容となっていました。具体的には、いわゆる国立小学校対策のクマ歩きができるような基礎体力向上を目指したプログラムとなっていました。クマ歩きを元気にこなすためには、やはりベースとなる筋力向上のための取り組みもある程度必要であると理解しました。

 

しかし、課題も散見されました。なんと、5分も遅れて授業が始まりました。理由は、合格を果たした年長さんと、講師が話し込んでいたためです。若い講師の緊張感がなさ過ぎて、驚愕しました。その場で「その5分の料金返金願います」と物議をかもしだすのもあれかと思い、ぐっとこらえて行く末を見守りました。異様に高い授業料を払ってる親の思いをもう少し受け止めてほしいものですね。

 

また気になる点としては、深めのスクワットを強要しており、通常のジムトレーニングでは深めのスクワットはご法度のため、素人のトレーニング設計の懸念を感じました。深めのスクワットは膝を痛める可能性があるため、厳につつしまなければなりません。先生は、ご自身でスクワットトレーニングをしたことがないのかもしれません。さらには、そのようなトレーニングを監査する機能もない塾なのかもしれません。この点は、ジャックや伸芽会と異なり、新興勢力の課題といえるかもしれません。

 

さらには、タイムカウントが講師の気分で増えたり減ったりするのもいかがなものかと思いました。「7,8、9、8、9~」と最後の方で増えたり減らしたりといった具合です。正直言えば、20まで素直にカウントすればよいのではないか、と感じました。

 

上記の点を親たちは冷徹に見ているというのは、広く認知させるべきかと思いました。

しながわ目黒こどもスクールでは、宿題を持ち込むと添削してもらえるサービスがあります。

 

しかし、この添削内容の質がとても低いです(添削する先生にもよるのでしょうが)。確認スタンプが押してあれば、まだましといった印象です。ひどいときは、確認スタンプがないケースも数多く散見されます。スタッフを見ると、20代の先生が多いため、バイト感覚(本当にバイトかもしれませんが)なのかもしれません。通常であれば、赤ペンかなにかできっちりと添削するまでが高額な授業料の対価と考えていますが、そこまで親サイドは理不尽ですが期待してはいけないようです。

 

嫁と話し合った結果、「先生の質もジャックのように高くない。費用もジャックよりもいくぶん安い。通っている幼児の質もジャックに及んでいない。しながわ目黒こどもスクールには、あまり多くを期待しすぎてはいけない」といった冷静なリアクションでした。割り切って通わせろ、と嫁は諭してくれました(笑)。

 

わが家は、難関私立小学校と国立附属小学校希望です。国立附属小はくじ運が最も重要(倍率が30~50倍)。その後の筆記などは、しながわ目黒こどもスクールでおおむねカバーできると想定しています。

 

冷静に考えると、私立難関と国立附属小とを併願する戦略は、すこし細かく戦術レベルを練っていかなければいけないかもしれません。具体的には、国立附属小はあまり期待せずにベースの学習を高めるとわりきり、より現実的な私立小学校受験対策に重点を置く必要があるかもしれませんね。個人的にはジャックのレベルが高いため、そちらの比率を多くすべきかなと感じています。

ジャックが正会員向けに開催する学校研究会に参加しました。内容の全体的な感想は、各校の特徴がわかる内容になっていました。ただし、気になった点があったため、そちらを紹介したいと思います。

 

学校研究会の課題

・いまどきのネット社会にもかかわらず、現地DVD開催

・1時間半と無駄に長い

 

【DVD問題】参加した感想で、もっとも強く感じたのは、現地DVD限定という開催方式です。いまどき、会員限定のパスワードも発行しているのだから、WEBでやるべきだと思います(怒)。正直、このためにジャックの教室に行くのは時間ロスとしか感じませんでした。しかも、子供の参加の禁止。複数子供がいる世帯は、どちらかの親がワンオペとなるのは必至。もう少し子育て世帯への配慮をすべきと思います。

 

【無駄に長い】さらには、1時間半もの長い拘束時間でした。コンテンツ的には、コンパクトにすれば45分でまとまる内容と感じました。とくに、学習院の研究会では、最後の方でお涙頂戴系の逸話(ジャックの教師と学習院の高学年の児童とのエピソード)が10分近く流れましたがまったくもって不要だと感じました。そもそも学習院の合格のための研究会であって、学生生活の苦労話を聞く会ではないはずです。ジャックには、一部、とんちんかんな講師陣がいるようなのが残念です。

 

何はともあれ、子育て世帯は忙しいため、効率性にもより重きをおいた研究会を展開してほしいですね。

ジャックの「聞き方話し方」講座を受講しました。

 

ジャックの先生は、愛嬌がとてもよく、見ているだけでこちらが気持ちよくなってきます。講師の愛嬌の良さ、大事ですね。私立受験の際は、おそらくこの愛嬌の良さが大いに影響すると感じました。しながわ目黒こどもスクールにはない魅力です。

 

また、ソフト面のみの講義なのですが、受講生が本気でのぞんでいるのが良いです。うちの娘は「ペンギンシール」をもらったのですが、それは姿勢の良い人に与えられるシンボルなのです。姿勢が悪いと、なんとタコシール。面白いフィードバックなのです。となりの受講生は、かめシール(発言が少なかったスティグマ)を先生からフィードバックされて、泣いて悔しがっていました。本気の涙、ステキですね。

 

やはり、私立小学校合格を目指すのであれば、ジャックに行かせる比率を高めた方がよいと感じました。

ジャックの幼児教室は、顧客目線から言えば、いくつか足りない側面があります。

 

具体的に言えば、

①フリーWiFiiなどのサービスがない

②待合室が狭い(すし詰め感が大きい)

③IT設備への投資が弱い

といった点があると感じています。

 

現在、共働き比率が7割近くとなっており、主婦をしている女性は少数派となりつつあります。したがって、子育てしている母親は、働いている可能性が高く、忙しい最中に子供だけに集中するのが難しい状況です。よって、フリーWifiiサービスがあるととても助かる場面があります。また、待合室がとても狭く、荷物が複数ある場合などは、持ち物を地面に置かざるを得ないケースがあります。もう少しすし詰め感のない授業設計や、教室レイアウトが望まれます。また、ITへの投資も弱く(おそらく先生方のITスキルも相当程度低い懸念あり)、今後はライバル企業にその面では追い抜かれる可能性があるかもしれません。

 

ただし、ジャックの顧客層は、私立小学校のトップ校を念頭に置いており、ITというよりはソフトスキルや運動といった側面を重視している可能性があると想定されます。ですので、私立小学校をメインで考えるのであれば、ジャックのみで事足りるともいえます。

 

引き続き、小学校受験で感じたことをレポートしてまいります。

先日、しながわ目黒こどもスクールで出された「音の数」に関する問題がトンチンカンだったため、紹介したいと思います。

 

「くじゃく」は音は3つ

「ドライヤー」は音が5つ

 

という定義らしいです。

 

日本人としては、伸ばしている「-」の箇所を1音としたり、小さい「ゃ」を音として認めないといった教育に違和感しか感じませんでした。実際、学習院の過去問を一気に確認してみましたが、音の問題などは出されていませんでした。文字の構造が分っている賢い子供ほど、ポカンとしてしまう悪問だと感じました。

 

目黒しながわは、図形問題の解説などは良い場合もありますが、日本語関係はひどいような気がします。しっかりと親が目を光らせる必要がありますね。

しながわ目黒こどもスクールの教材に対して、日々、疑問に感じている点があります。

 

長文問題なのですが、日本語の使用方法が明らかに間違っているケースがあります。

たとえば、句読点のつけ方です。出題分の会話で、「話している。」といったような文章が渡されます。この文章において、マルは不要な個所にもかかわらず、マルが書かれており、答えを渡されると、とても気持ちが悪いです。日本語レベルが低い担当者が回答を書いている可能性が高いです。

 

また、このスクールでは、動詞問題も、トンチンカンというか、キテレツな問題が出ます。風船をふくらましている男の子の絵を見て、「ふく」という言葉をあてさせます。常識的に言って、風船は「ふく」ではなく「ふくらませる」だと思います。間違った日本語を教育しているように感じてしまいます。

 

親自身がきちんと学び、明らかにダメな教材が出た場合は、しっかりと補正指導を塾サイドにする必要がありますね。みなさんも、厳しい目線で、中途半端な教材を批判的に見つめなおす必要があると思います。

ジャックの合格体験談という動画を鑑賞した。この動画は、正会員限定視聴のものだった。中身は、2023年度の試験で合格された保護者アンケートを整理したものだった。特に印象的だったのは、下記の内容だった。

 

・共働き家庭でも、合格する可能性はある。

・というのも、ジャック生徒の共働き世帯は4割。

・「親が出身校でないと受からない」は神話である。

・「兄弟姉妹がいると受かりやすい」は神話である。

・10校以上出願する家庭も多くある。

・出願しても、受けない学校もある(第一志望合格した結果を受けて)

・ダブルヘッダーを経験した家庭も4割近くある。

・たくさん出願すると、安心感が生まれる。

・保護者自身の対策は早めに進める。

 

いろいろな気付きを得られた合格者家庭からのメッセージだった。引き続き、わが家も、精進せねばである。