ジャックの幼児教室は、顧客目線から言えば、いくつか足りない側面があります。

 

具体的に言えば、

①フリーWiFiiなどのサービスがない

②待合室が狭い(すし詰め感が大きい)

③IT設備への投資が弱い

といった点があると感じています。

 

現在、共働き比率が7割近くとなっており、主婦をしている女性は少数派となりつつあります。したがって、子育てしている母親は、働いている可能性が高く、忙しい最中に子供だけに集中するのが難しい状況です。よって、フリーWifiiサービスがあるととても助かる場面があります。また、待合室がとても狭く、荷物が複数ある場合などは、持ち物を地面に置かざるを得ないケースがあります。もう少しすし詰め感のない授業設計や、教室レイアウトが望まれます。また、ITへの投資も弱く(おそらく先生方のITスキルも相当程度低い懸念あり)、今後はライバル企業にその面では追い抜かれる可能性があるかもしれません。

 

ただし、ジャックの顧客層は、私立小学校のトップ校を念頭に置いており、ITというよりはソフトスキルや運動といった側面を重視している可能性があると想定されます。ですので、私立小学校をメインで考えるのであれば、ジャックのみで事足りるともいえます。

 

引き続き、小学校受験で感じたことをレポートしてまいります。