探せば、世の中には、
良い塩がたくさん存在する。
でも、多くの人が使っているのは、
探さなくても、購入できる、
あまりオススメしていない塩。
その中でも、
自分的に気になっている塩、
いろんな面で少し別格な塩、
『ぬちまーす』を最近では使っている。
ちなみに、
由来は沖縄の言葉で、
ぬち…命
まーす…塩
ということだ。
その『ぬちまーす』の正体を知りに、
工場見学まで、行ってきた。
なぜ、少し別格と思っているのか?
まず、
より自然に近い塩、
良い塩となるとサラサラでは無く、
粗目状である。
粒がわりと、はっきりとしている。
ぬちまーすは、
パウダースノーと言われるような、
メリケン粉、小麦粉のような、
さらさらパウダーの超微粒子。
ちなみに、
さらさらパウダーの他、
乾燥時間の違いや製造工程で
顆粒タイプや、さらにきめ細かいタイプもある。
製塩法というのはいろいろある。
この説明が始まってしまうと、
文章が長くなってしまうので割愛させていただくが、
一般的な製塩法には、
海水を窯で煮る「煮窯塩」、
海水を塩田にまき天日干しする「天日塩」、
海水に電気を通し、
膜で塩分を集める「精製塩」、
岩を掘削する「岩塩」などがある。
これらの製法では、
塩分とその他のミネラル(にがり)が
分離してしまい、
多くのミネラルが
失なわれてしまうとのこと。
昔ながらの自然な製塩法が良い、
というのが、科学の力で覆るということだ。
たぶん、昔ながらの製塩法が良い、
と思っている人は多いと思う。
ぬちまーすは、
細かい霧を発生させて塩を作る、
「常温瞬間空中結晶製塩法」。
製塩後の検品もしっかり。
かなり、根気のいる作業だ。
上から覗ける窓、
というのも、なかなかだ。
作業者の気が散ることも無い。
それにより、
一般の食塩よりも塩分が25%も低く、
ミネラルが21種類含まれている。
ミネラルの中でも、
特に日常生活で不足しがちな
「マグネシウム」 は、
一般の食塩の200倍含まれており、
毎日の食事でバランス良く
ミネラルを摂取することができる。
このことをガイドの方は
強調して伝えていた。
これは素晴らしい限り!
そう、
現代人にはマグネシウムが足りないのだ。
最新の研究ではマグネシウムは
体内の700~800の酵素反応に関係している、
とのことだから、ほんとうに大切なミネラル。
ぬちまーすのマグネシウム含有量、
3620㎎(100g中)は驚異的な数値であり、
今回の工場見学では、それを大いに納得させた。
もし、ぬちまーす以外の塩を使っていれば、
裏の成分表示を確認していただきたい。
マグネシウムは飛び抜けているが、
他のミネラルも、他社と比べて群を抜いている。
食事の摂り方、調味料に関心がある方はぜひ、
工場見学へ。
あと、
気になったのは、この工場の立地である。
なぜ、離れ小島のようなところに建てたのか?
これも納得させる理由があった。
場所は、うるま市の宮城島。
島ではあるが、
本島から橋で繋がっているため、
車で行ける。
素晴らしい景観の海中道路、
海の上を走っている道路を通り、
小さな島、宮城島。
他の島にも繋がっている。
生活排水などの影響が無く、
黒潮の影響で流れが早く、
綺麗な海水が循環している。
その海水を高さ66m上の
工場までポンプで汲み上げ、
製塩をする。
これによって、
塩の質にこだわり、
この地に工場を構えた、ということ。
果報バンタ(カフウバンタ)と呼ばれる
観光ポイントがすぐ横にあり、
それはもう絶景、
海の綺麗さを語るには、
沖縄本島一では無いかと、
自分は思った。
曇り空だったので、
晴天であれば、
さらに映えたに違いない。
健康に関心がある人、
沖縄の絶景を探している人は、
行った方が良い。
6日間の沖縄の旅だったが、
ここでしか、お土産は買ってない。笑
なお、
塩、調味料はほんとうに大切で、
私の講座、
スポーツ栄養2級講座(12月22日に開講)や、
ファスティングマイスター初級(12月8日に開講)でも、
話は欠かさない。
食品添加物の神様、安部司さんのミートボール事件
さらなる高みに!ファスティングを文化にするために!