ジャパンレボリューションプロジェクト日記
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NEC LifeTouch NOTE発表

こんにちは!編集局松岡です。

今年初めのCESで参考出品されていたNECの「キーボード付きAndroidデバイス」が正式に「LifeTouch NOTE」として3月10日に発売される運びとなりました。

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Android搭載のクラウドコミュニケーター「LifeTouch」シリーズに
キーボードを装備した個人向けスマートブック「LifeTouch NOTE」を新たに商品化
~業界初、Androidおよびキーボードに対応した日本語入力システム「ATOK」を採用~


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1990年代後半から2000年頃にかけて、フルタッチタイプのPalm/CLIEやPocketPC端末などと共に、モバイラーの間でひとつの勢力を築いていたNECの「モバイルギア」は、その後のPDA市場全体の縮小によって終了を余儀なくされ、ユーザーはフルPCである東芝リブレット/ソニーVAIO P/富士通LOOXや、逆にテキストを打つことのみに徹したキングジムのポメラ、ウィルコムW-ZERO3のようなキーボード付きスマートフォンへと拡散していくこととなりました。

しかし、「パソコンは大げさすぎるし、バッテリももたない」「スマートフォンでは文章が打ちづらい」「ポメラはネットに繋がらない」といった感じで、どれも完全にモバイルギアのような「キーボード付きPDA」を置き換えできる存在にはなっておらず、そのポジションはぽっかりと空いているような状況でした。

そこに目をつけたのが東芝とシャープです。

東芝は「DynaBook AZ」というパソコンのような機械にAndroidを載せ、シャープは「IS01/LYNX SH-10B」というAndroidスマートフォンにしっかりとしたキーボードを載せるという方法論の違いはあれど、どちらも「キーボードを持ったAndroid情報端末」を2010年に出してきました。

そして満を持してモバイルギアのNECがこの市場にやってきたということで、やはり元ユーザーの方々を中心に、好意的な反応が多く出ています。

NEC LifeTouch NOTE発表 (togetter)

LifeTouch NOTEのサイズは

・234×138×25mm 質量699g

これをこのサイズのモバイルギア最終型であるMC/R550と比較すると

・245×131×28.8mm 質量750g

と、ほとんど同じサイズを保っています。

これで画面は8.1インチ640×240のSTN液晶→7インチ800×480のTFT液晶に、CPUはVR4121(168MHz)→Tegra 250(1GHz)に、メインメモリは32MB→512MBに、通信手段は内蔵アナログモデム(56Kbps!)→無線LAN+FOMAデータモジュール(7.2Mbps)になったのですから、10年の進化というものをしみじみと感じてしまいますね。

フルタッチのタブレットとはまたひと味違う、古くて新しいキーボード付きクラウドデバイスがどれぐらい世の中に受け入れられるか、これは注目です。

Mobile World Congress開幕!サムスンはGalaxy S2を発表

こんにちは!編集局松岡です。

今年も携帯電話業界最大の展示イベント、「Mobile Word Congress 2011」がスペイン・バルセロナで始まりました。

毎年2月に開かれるこのMWCは、海外の端末市場とあまり直結していなかった以前の日本の消費者には、それほど縁のないイベントでしたが、この1~2年のスマートフォンブームで、iPhone/Xperia/Galaxy/Desireと言った海外と共通の端末が日本でも売られるようになり、今年どんな端末が日本で出てくるのかを知る上でも、すっかり目が離せないイベントになってきました。

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展示会そのものは今日14日から開始ですが、前日の13日にノキア/サムスン/ソニーエリクソンといった大手メーカーが次々と発表会を開催しているので、大物は昨日出揃った感じです(後はHTCかな?)。

その中でも強力な機種を出してきたのがサムスン。

日本でも昨年秋に発売済みであるGalaxy Sの後継機として「Galaxy S II」を出してきました。

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Galaxy S II

日本の現行Galaxy S(ドコモSC-02B)と比べてみると、

・CPU シングルコア1GHz→デュアルコア1GHz
・Android2.2→2.3
・Pentile配列(一部の色が少ない)有機EL→ベイヤー配列(全色同数)有機EL
・画面サイズ4インチ→4.27インチ
・薄さ9.9mm→8.49mm
・バッテリ容量1500mAh→1650mAh
・500万画素カメラ→800万画素カメラ
・HSPA→HSPA+対応

というように、「速く」「綺麗に」「薄く」「バッテリが持ち」と王道の進化を遂げています。しかも一部の国ではこれが今月中に発売になるとか。スピード感でもAppleに対抗心を燃やしてる感じが徹底していてすごいですね。

そして現在7インチのGalaxy Tab(ドコモSC-01C)が出ているタブレットシリーズには、10.1インチの

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Galaxy Tab 10.1

が投入されます。これは7インチの進化版というよりも、対iPadを意識した構成になっていて、

・10.1インチ(1280×800)TFT液晶画面
・Android3.0
・デュアルコア1GHz CPU
・6860mAhバッテリ
・IEEE 802.11 b/g/n無線LAN+HSPA+
・800万画素カメラ+200万画素インカメラ

ここまでやっておいて、なんと本体質量が599gという軽量(iPad 3Gは730g)を実現してるのですから、これも変化球は投げず王道中の王道を行ったような感じです。

この両機ともがGalaxy S/Tabに続いて日本に来るかは不明ですが、単純に「すごいスマートフォン・タブレットが欲しい」というユーザーのためにも、ぜひ来て欲しいですね。

Android3.0発表

こんにちは!編集局松岡です。

日本時間の今朝、Googleからタブレットに最適化したAndroid OS「Android 3.0(コードネーム:Honeycomb)」の正式発表がされました。

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Android 3.0 Platform Highlights

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3.0のなって新たに採用された機能は、

・ユーザーインターフェースの改善(タブレットの大画面を前提にしたインターフェースに最適化)
・2D/3Dグラフィックス処理の高速化
・マルチコアタイプのCPUをサポート
・マルチメディア機能の拡張
・Bluetooth A2DP/HSPのサポート、キーボードのサポート

といったあたりでしょうか。

新しいインターフェースに関しては発表会の様子をみるのが一番よさそうです。



といっても52分の長さのうえ、全編英語ですからかなりつらいですが(笑)これで間もなく発表されるであろう第二世代iPadとの競争は激しくなりそうですね。

昼はモバイル・夜は自宅

こんにちは!編集局松岡です。

私もそうなのですが、インターネットをバリバリ活用している方の中には、「家では光・外では3GやWiMAXなどのモバイル通信」というように、通信手段の契約を二重にしている方が、かなりいらっしゃると思います。

しかし、私のように「昼間は仕事場か外に出ているので、せっかくの光ファイバーも家で眠っている」パターンの生活をしていると、なんだか半分使っていない回線のために毎月7000円ぐらい払っているようで、勿体無く感じることもあります。

そういったユーザーの「もったいない」感を上手く捉えた、新しい固定+モバイル融合プランがイーモバイルから発表されました。

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EMOBILE 光」対応の昼間定額型プラン「フレッツ+昼割モバイル」の提供を開始
2時から20時までモバイルデータ通信が月額2,980円で利用可能に


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イーモバイルはNTTやKDDIのように自前での光ファイバー回線は持っていませんが、NTTフレッツ光のISPサービスはやっています。そのフレッツ光ISPとしての利用(24時間利用可能)と、イーモバイルのモバイル回線(夜の20時から翌2時まではモバイル定額接続不可)を組み合わせて、月2980円で提供するというのが、この“フレッツ+昼割モバイル”プランです。

これですと、NTT東日本の戸建て向けフレッツ光ネクストの5460円と組み合わせて

5460円(NTT光ネクスト)+2980円(イーモバイル※2年契約)=8440円

で、24時間自宅の光ファイバーと昼間は外で使えるモバイル回線が全てまかなえます。

ちなみに編集局松岡は、自宅でKDDIのauひかり戸建てタイプと、WiMAXの二つを契約していますので、

5460円(KDDI auひかり)+3880円(UQ WiMAX※1年契約)=9340円

となり、イーモバイルに乗り換えた場合は900円のコストダウンになります(これ以外に普通の携帯電話の契約が何回線かあるんで、月の通信費は…考えたくないですね(笑))。

なお、20時-2時の間イーモバイル回線はどうなるかというと、定額接続できるアクセスポイント「emb4.ne.jp」は接続できなくなり、通常のアクセスポイント「emb.ne.jp」に1パケットあたり0.0105円の従量制でつなぐことだけが可能。

NTTがもう少し光ファイバーの料金を下げてくれればとも思いますが、接続料なども値下げの方向で動いているようですし、今後はこういう「モバイルは昼しか使わない」ということを前提とした料金体系が、増えてくるかもしれませんね、

GREEのゲームがスマートフォンへ

こんにちは!編集局松岡です。

近年Facebook・GREE・mixiなどのSNS上で交流しながら遊ぶ、いわゆる「ソーシャルゲーム」が流行ですが、日本ではDeNAのモバゲーのような「携帯電話で遊ぶソーシャルゲーム」が主流で、それが遊べなくなるという理由で、スマートフォンに移行出来ない人も販売現場ではちらほら見かけるようになっています。

しかしiPhoneやAndroidなどのスマートフォンが販売台数を伸ばす中で、ソーシャルゲーム各社もスマートフォンが無視できない状態になってきたのか、自社で人気のゲームをスマートフォンで遊べるように移植する作業が着々と進んでいます。

そんな中で今日GREEがその第一弾を正式発表。

まずはスマートフォンの機種を問わずWebブラウザ上で遊べる、「Webアプリ」型のゲームから順次開始ということとなりました。

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GREE、開発パートナーによるスマートフォン向けWebアプリをリリース ~ フィーチャーフォンで人気のゲームがスマートフォンでも利用可能に ~


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上の資料画像にあるとおり、近日中にiOS(iPhone)/Androidのネイティブアプリ型も公開となる予定で、各キャリアが投入したおサイフ・赤外線・ワンセグ機能搭載スマートフォンに続いて、フィーチャーフォンにとどまっていた顧客がスマートフォンへ移動する大きな力となりそうです。

この動きには当然ライバル社も続いていて、DeNAはiOS/Androidでアプリケーションを作り分けなくてもいいアプリ基盤を持っている企業を買収して、提携しているゲーム制作会社のスマートフォンアプリ参入をアシストしていますし、大手ゲーム各社もスマートフォン用ゲームの公開が相次いでいます。

こうしてゲームが広がっていった時、以前のフィーチャーフォンでは、ドコモ・au・SoftBankといった携帯電話会社がそれぞれ「iアプリ」「EZアプリ」「S!アプリ」という、異なるアプリ仕様を持っていたため、

「電話会社を乗り換えるとゲームも買い直しになる」

という事態が往々にして発生していたのですが、スマートフォン(特にAndroid)を基盤にしたゲームの場合、あくまでも変わるのは通信データの通り道だけ、機種を買い換えてもGoogleアカウントに紐付けして購入したゲームは、再ダウンロードが出来るため、

「電話会社を乗り換えてもゲームはそのまま遊べる」

という状態にすることが可能となります。

こうなると、今まで「コンテンツの買い直しが面倒」「○○には遊んでいたゲームが提供されていない」といった、電話会社乗り換えの障壁となっていたものがなくなるので、MNPの利用が活性化するかもしれませんし、それは同時に携帯電話会社の影響力の低下と、ゲームプラットフォームを提供するGREE/DeNAといった会社の相対的な影響力の上昇にも繋がっていくので、今の日本の携帯電話業界のあり方が将来大きく変わるかもしれません。

ユーザーにとっては選択肢が広がって便利になっていく今の流れは、今後どんな結果をもたらすのでしょうか。

もうスマートフォンが半分?

こんにちは!編集局松岡です。

年が変わって1月になったので、各方面から昨年末商戦の結果数値が出始めてますね。特に携帯電話・スマートフォン方面は、それまでiPhoneとXperiaぐらいだった状況に、在庫の整ったGalaxyS、新発売となったauのIS03/06、ドコモのLYNX 3D/REGZA等が加わり、量販店の売り場も相当盛り上がったようです。

そんな量販店のPOSデータを集計しているBCNさんが昨年の販売動向データを発表しています。

PCは停滞も、スレート/スマートフォンの動き活発~ドコモ/Android陣営が急迫。BCN調査

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この集計によると12月の携帯電話市場は、スマートフォンの構成比が48.1%に到達していて「量販店で買われる携帯電話の半分がスマートフォン」という状況です。

この数値は量販店の販売データの集計で、初心者層や高年齢者層が端末購入に訪れる比率が高い携帯電話キャリアショップ(いわゆるドコモショップやauショップ)や、小売店舗を通さない法人向け販売が含まれていないので、市場全体の総合計ではもう少し比率が下がると思いますが、それにしてもこの急速な変化には、ユーザーも各電話会社もちょっと戸惑っているかもしれません。

その中で売れ筋となっているのが、

・ドコモ GalaxyS SC-02B
・ドコモ LYNX 3D SH-03C
・ドコモ REGZA T-01C
・au IS03
・ソフトバンク iPhone 4

の5機種。これらが一体どれぐらい売れてるのかと思っていたら、予想外のところから正確な数値が出てきました。

「ドコモ スマートフォン LYNX 3D SH-03C」をご愛用のお客様へのお知らせ

残念ながらちょっとした不具合が出たLYNX 3D。その改修対象台数として、12月3日の発売から1月11までの40日間で18万8千台が売られていることがわかります。

ということはBCNの端末比率データにこれを単純に当てはめてみると、12月は、

・ドコモ GalaxyS SC-02B 16万台ぐらい
・ドコモ LYNX 3D SH-03C 14万台ぐらい
・ドコモ REGZA T-01C   9万台ぐらい
・au IS03         12万台ぐらい
・ソフトバンク iPhone 4  16万台ぐらい

売れたのではないかと推測されます。

今の日本では月に300万台ぐらいの携帯電話が売れるので、やはりこの数値からみても「今や月間販売の3分の1近くはスマートフォン」ということになりますから、どうやらこの「携帯電話はスマートフォンへ」という勢いは本物のようです。

これからどう取り組むべきか、業界の端っこにいる我々もしっかり考えないといけませんね。

Verizon向けiPhone4ついに発表。日本はどうなる?

こんにちは!編集局松岡です。

日本時間1月12日午前1時より、米国シェア1位の携帯電話キャリアであるVerizon Wirelessの発表会が行われ、以前より噂になっていた「Verizon向けCDMA2000版iPhone4」がついに正式に姿を現しました。

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iPhone 4.Verizon. It begins.

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3年半前の初代GSM版発売以来、米国では第2位キャリアでGSM/W-CDMA/HSPAを採用するAT&Tが独占的にiPhoneを提供していたのですが、そのAT&Tが諸々の事情からVerizonよりも劣ったエリアとなってしまっているために、ユーザーの不満の声が日に日に高まっている状態でした。

しかし世界的に普及してるGSM/W-CDMA系規格と違い、Verizonが採用するCDMA2000系は採用国に偏りがあるため、「世界共通ハードでコストダウン」を是とするAppleがVerizonのために別のiPhoneを設計するという行為に出るのか懐疑的な見方もあった…といったあたりは松岡が以前記事にしましたね(笑)

それが今回通信部分にCDMA2000を採用したiPhone4を出し、それを2008年から検討してたというのですから、Appleもユーザーの「Verizonで使いたい」という要望が強いというのはずっと認識していたのでしょう。実際、昨晩の発表直後は、VerizonのiPhone説明ページがほとんどつながらない状態になっていたので、米国消費者の「Verizon版iPhone」への渇望は相当強かったと思われます。


こうして、欧州各国に続いて米国でも「iPhoneの1キャリア独占供給」が崩れたわけですから、当然我が日本でも、特にauは同じCDMA2000なんだから…という期待は高まってくるのですが、実際のところどうでしょう。

VerizonのWebサイトを見ると、今回発表されたVerizon版iPhone4は、Verizonが標準的に提供している国際ローミングサービスを使って、約40カ国で音声通話ローミング、約20カ国で音声+データ通信ローミングが可能とされています。

そして、その中でも日本はau網を使って「音声+データ通信」が可能な国になっており、理論的には今回のVerizon向けiPhone4が、auにもそのまま対応出来る設計になっているのは間違いなさそうです。

しかし、この「au周波数にも対応」も一筋縄ではいかず、細かい注意がありまして…


もともと海外で出ているCDMA2000携帯電話のほとんどが、そのまま持ってきてもauで全く使えないのは、『電波の使い方(端末→基地局(上り)に使う周波数と、基地局→端末(下り)に使う周波数)が海外とauは逆になっている』というのが原因でした。

この日本だけ周波数の上下が逆になっている理由は、その昔アナログTV用電波との混信を避けるためにそういう配置にしたという過去があるからですが、今年の7月24日に皆様良くご存知「アナログTV放送終了」が行われ、このテレビ放送や携帯電話(ドコモとau)などで使われている、周波数800MHz近辺の電波配置は、ここ1~2年で綺麗に整理されることが決まっています(これを「800MHz帯周波数再編」と呼びます)。

それでauも電波の配置も変わるため、一部の古い機種が2012年7月24日までに使えなくなることをアナウンスするなど、準備は着々と進んでいて、

800MHz帯の周波数再編に伴う「CDMA 1X」などのサービス終了等のお知らせ


すでに作業の終わった一部周波数では、郊外エリアを中心に新しい配置の電波(これを通称「auの新800MHz帯」と呼びます)が使われ始めています。

その今の段階から使われている周波数が、

825~830MHz(端末→基地局)/ 870~875MHz(基地局→端末)

でして、KDDIが公開しているエリアマップでも、この新800MHz帯でしかカバーしていないエリアは、「緑色・(注1)」で塗られています。

そして今回のVerizon版iPhone4は、このau新800MHz帯を包含する周波数に対応しているので(Verizonは米国で800MHz帯と1900MHz帯を使ってサービス中)、auはauでも、

「auの新800MHz帯のエリア内でのみ使える」

というのが真相のようです。

というわけで、auが今回のVerizon向けCDMA版iPhone4を、そのまま日本に持ってきて売るというのはちょっと無理がありそうですが、細かい周波数の違いへの対応というのは搭載するチップの設定次第、Appleとの交渉によっては、

「au版iPhone」

も無くは…無いんですかね?KDDI様(笑)

【International CES 2011】モトローラの合体スマートフォン

こんにちは!編集局松岡です。

日本が連休に入っているうちに向こうのCESは終わってしまいましたが、スマートフォン関連でも注目の新機種がいくつか発表されています。

すでに日本(99%ドコモ向けでしょう)での発売も表明されているソニーエリクソンのXperia arc。デュアルコアTegra2を搭載したOptimus 2Xが注目を浴びるLGからは、薄型機Optimus Black。その他Verizonでじ始まっているLTEサービスに対応した端末などが話題となっていましたが、スマートフォンの新しい提案として私が注目したのはこれです。

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MOTOROLA ATRIX 4G

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AndroidスマートフォンとしてのATRIXは

・Android2.2採用
・CPUはデュアルコアのNVIDIA Tegra2 1GHz
・GSM/W-CDMAとHSPA+サービス対応(北米ではLTEやHSPA+/DC-HSDPAも4G扱い…)
・960×540ドット液晶
・内蔵ストレージ16GB+microSDスロット
・1GB RAM
・全面/背面HD動画対応カメラ

と、単体で見てもかなりのハイエンドスマートフォンですが、驚きは上の画像にも載せた「オプションアクセサリー」にあります。

まず一つ目が「ラップトップ・ドック」。

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パッと見はただの小型ノートPCに思えるこのラップトップ・ドックは、実はディスプレイとキーボードがあるだけで、CPUやメモリを内部にもっていないので、これだけではコンピュータとして動きません。

ではどう使うかというと、このラップトップドックのディスプレイ後ろ側にATRIX 4Gを差し込めるクレードルがくっついているので、ここにコンピュータの心臓部としてATRIXを合体させることで、あたかも重さ1KgのノートPCのようにATRIXを使うことが出来るようになるという仕組みになっています。

コンピュータとしての実力はどうかというと、そこはさすがTegra2 CPUに1GBメモリというスマートフォンだけあって、ドックのディスプレイ上ではブラウザがWindowsやMacintoshのような、マルチウィンドウ・マルチタスクで動くんだそうです(ブラウザはFireFox3.6)。

そして二つ目のオプションが「HDマルチメディア・ドック」。

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この画像にあるとおりHDマルチメディア・ドックには、USBポートが3個とHDMI出力がついているので、このドックにATRIXを載せ、USBポートにマウスとキーボード、HDMI出力にディスプレイを繋げば「最小のデスクトップAndroidPC」として動かすことが可能です。

そして三つ目が「ビークル・ドック」

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これはATRIXを車載ナビシステムとして使うためのドック。フロントウィンドウに吸盤で取り付けて、ハンズフリーフォンとナビゲーション、車内マルチメディア機能を使えるようにします。

このようにATRIXは一台のスマートフォンでありながら、ドックに載せ替えることで「ノートPC」「デスクトップPC」「テレビサイドマルチメディアプレーヤ」「車載コンピュータ」と、色々なシステムに変身していくという、ありそうでなかった画期的な提案がされています。

薄型携帯電話RAZRシリーズ以来ヒット商品がなく、一時期は身売り話も実しやかに囁かれたモトローラですが、驚異的なスピードでAndroidにかじを切り、Droidシリーズなどのヒットもあって、このような他メーカーより一サイクル先の「どうAndroidを使うか」という提案が出てくるようになりました。

日本では存在感の薄いモトローラが、この勢いに乗ってATRIXとともに日本の携帯電話端末市場にもどってきてくれるのを願うばかりです。

【International CES 2011】NECの新タブレット端末

こんにちは!編集局松岡です。

Internatinal CES 2011、今年はタブレットコンピュータが花盛りで、なにやら会場では100種類以上のAndroidタブレット端末が展示されているようですが、注目を浴びているのは米・台・韓・中のメーカーばかり、日本メーカーはシャープのGALAPAGOSの北米市場投入や、東芝やPanasonicの参考出品・コンセプト発表と、一サイクル遅れた動きになっていてちょっと残念です。

そんな日本メーカーの中で、二種類のAndroid端末を参考出品しているのが、LifeTouchで国内7インチタブレット市場に名乗りを上げたNEC。

LifeTouchを二台つなげたような二画面タブレットと、往年のモバイルギアを彷彿とさせるキーボード付きAndroid端末を出してきました。

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NEC dual-screen Android Cloud Communicator LT-W hands-on (engadget.com)

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各所で伝わっている情報によれば、この端末はAndroid2.1を搭載、CPUにCortex-A8系を採用し、800×600ドット7インチの画面を二画面、感圧式タッチパネルで持っているという仕様のようです。

engadget.comさんに出ている動画を見ると、インターフェースは独特のものになっていて、今までのAndroid端末とは毛色の違った様子が伺えます。

もう一方のキーボード付きAndroid端末は、

[CES2011]Androidベースのノートパソコン、NECが参考出展

こちらはかなりオーソドックスなタイプ。こちらも7インチの画面にタッチタイピングできるレベルの大きさを確保したキーボードが付いているので、PCともネットブックともタブレットとも違うポジションに収まりそうな感じです。

どちらも今年の上期には出てくるみたいなので、市場でどのような評価を受けるか楽しみですね。

International CES 2011開幕!タブレット用Android3.0が登場

こんにちは!編集局松岡です。

ついにアメリカ最大の家電ショーInternational CES 2011が開幕しました。世界中の電機メーカー、通信機メーカー、コンピュータメーカー入り乱れて、新技術・新製品・コンセプトモデルが次々と発表されています。

International CES 2011

初日から見所は山ほどあってどれを取り上げるか悩むところですが、やはりタブレット一押しのジャパレボ編集局としては、これから行きましょう。先日 SmartPhone用の新バージョンAndroid 2.3(Gingerbread)を発表したGoogleは、タブレットや小型デジタルサイネージ機をターゲットにした別バージョンAndroid 3.0(Honecomb)をこのタイミングで持ってきました。

A Sneak Peek of Android 3.0, Honeycomb

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1分30秒ほどの短いプロモ動画ですが、Gmailが2ペイン構成になるなど、インターフェースが明らかにタブレットサイズの画面を想定したものに変更されていて、SmartPhone向けとは明らかに違う画面構成になっているのがわかりますね。

そして3.0を搭載した一号機は、Motorola-Verizon向けにMotorola XOOM(これ読みは『エクソーム』?)というタブレット端末が発表になっています。

Verizon Wireless and Motorola Mobility Announce Motorola XOOM™ Tablet on Nation’s Largest and Most Reliable 3G Network


画面サイズは10.1インチ1280×800ドット、CPUにデュアルコアプロセッサーであるTegra2の1GHzを搭載し、LTEへの対応も可能という情報が流れています。

動画を見る限り、動作はスムーズで、ようやくその画面サイズを生かせるインターフェースとなったことで、現iPadそしてまもなく発表されるであろうiPad 2と十分争えるタブレット端末になってるのではないでしょうか。

日本メーカー含め、他メーカーがこの3.0搭載機をいつ出してくるのか、今後が楽しみです。
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