もうスマートフォンが半分? | ジャパンレボリューションプロジェクト日記

もうスマートフォンが半分?

こんにちは!編集局松岡です。

年が変わって1月になったので、各方面から昨年末商戦の結果数値が出始めてますね。特に携帯電話・スマートフォン方面は、それまでiPhoneとXperiaぐらいだった状況に、在庫の整ったGalaxyS、新発売となったauのIS03/06、ドコモのLYNX 3D/REGZA等が加わり、量販店の売り場も相当盛り上がったようです。

そんな量販店のPOSデータを集計しているBCNさんが昨年の販売動向データを発表しています。

PCは停滞も、スレート/スマートフォンの動き活発~ドコモ/Android陣営が急迫。BCN調査

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この集計によると12月の携帯電話市場は、スマートフォンの構成比が48.1%に到達していて「量販店で買われる携帯電話の半分がスマートフォン」という状況です。

この数値は量販店の販売データの集計で、初心者層や高年齢者層が端末購入に訪れる比率が高い携帯電話キャリアショップ(いわゆるドコモショップやauショップ)や、小売店舗を通さない法人向け販売が含まれていないので、市場全体の総合計ではもう少し比率が下がると思いますが、それにしてもこの急速な変化には、ユーザーも各電話会社もちょっと戸惑っているかもしれません。

その中で売れ筋となっているのが、

・ドコモ GalaxyS SC-02B
・ドコモ LYNX 3D SH-03C
・ドコモ REGZA T-01C
・au IS03
・ソフトバンク iPhone 4

の5機種。これらが一体どれぐらい売れてるのかと思っていたら、予想外のところから正確な数値が出てきました。

「ドコモ スマートフォン LYNX 3D SH-03C」をご愛用のお客様へのお知らせ

残念ながらちょっとした不具合が出たLYNX 3D。その改修対象台数として、12月3日の発売から1月11までの40日間で18万8千台が売られていることがわかります。

ということはBCNの端末比率データにこれを単純に当てはめてみると、12月は、

・ドコモ GalaxyS SC-02B 16万台ぐらい
・ドコモ LYNX 3D SH-03C 14万台ぐらい
・ドコモ REGZA T-01C   9万台ぐらい
・au IS03         12万台ぐらい
・ソフトバンク iPhone 4  16万台ぐらい

売れたのではないかと推測されます。

今の日本では月に300万台ぐらいの携帯電話が売れるので、やはりこの数値からみても「今や月間販売の3分の1近くはスマートフォン」ということになりますから、どうやらこの「携帯電話はスマートフォンへ」という勢いは本物のようです。

これからどう取り組むべきか、業界の端っこにいる我々もしっかり考えないといけませんね。