【International CES 2011】モトローラの合体スマートフォン
こんにちは!編集局松岡です。
日本が連休に入っているうちに向こうのCESは終わってしまいましたが、スマートフォン関連でも注目の新機種がいくつか発表されています。
すでに日本(99%ドコモ向けでしょう)での発売も表明されているソニーエリクソンのXperia arc。デュアルコアTegra2を搭載したOptimus 2Xが注目を浴びるLGからは、薄型機Optimus Black。その他Verizonでじ始まっているLTEサービスに対応した端末などが話題となっていましたが、スマートフォンの新しい提案として私が注目したのはこれです。
MOTOROLA ATRIX 4G
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AndroidスマートフォンとしてのATRIXは
・Android2.2採用
・CPUはデュアルコアのNVIDIA Tegra2 1GHz
・GSM/W-CDMAとHSPA+サービス対応(北米ではLTEやHSPA+/DC-HSDPAも4G扱い…)
・960×540ドット液晶
・内蔵ストレージ16GB+microSDスロット
・1GB RAM
・全面/背面HD動画対応カメラ
と、単体で見てもかなりのハイエンドスマートフォンですが、驚きは上の画像にも載せた「オプションアクセサリー」にあります。
まず一つ目が「ラップトップ・ドック」。
パッと見はただの小型ノートPCに思えるこのラップトップ・ドックは、実はディスプレイとキーボードがあるだけで、CPUやメモリを内部にもっていないので、これだけではコンピュータとして動きません。
ではどう使うかというと、このラップトップドックのディスプレイ後ろ側にATRIX 4Gを差し込めるクレードルがくっついているので、ここにコンピュータの心臓部としてATRIXを合体させることで、あたかも重さ1KgのノートPCのようにATRIXを使うことが出来るようになるという仕組みになっています。
コンピュータとしての実力はどうかというと、そこはさすがTegra2 CPUに1GBメモリというスマートフォンだけあって、ドックのディスプレイ上ではブラウザがWindowsやMacintoshのような、マルチウィンドウ・マルチタスクで動くんだそうです(ブラウザはFireFox3.6)。
そして二つ目のオプションが「HDマルチメディア・ドック」。
この画像にあるとおりHDマルチメディア・ドックには、USBポートが3個とHDMI出力がついているので、このドックにATRIXを載せ、USBポートにマウスとキーボード、HDMI出力にディスプレイを繋げば「最小のデスクトップAndroidPC」として動かすことが可能です。
そして三つ目が「ビークル・ドック」
これはATRIXを車載ナビシステムとして使うためのドック。フロントウィンドウに吸盤で取り付けて、ハンズフリーフォンとナビゲーション、車内マルチメディア機能を使えるようにします。
このようにATRIXは一台のスマートフォンでありながら、ドックに載せ替えることで「ノートPC」「デスクトップPC」「テレビサイドマルチメディアプレーヤ」「車載コンピュータ」と、色々なシステムに変身していくという、ありそうでなかった画期的な提案がされています。
薄型携帯電話RAZRシリーズ以来ヒット商品がなく、一時期は身売り話も実しやかに囁かれたモトローラですが、驚異的なスピードでAndroidにかじを切り、Droidシリーズなどのヒットもあって、このような他メーカーより一サイクル先の「どうAndroidを使うか」という提案が出てくるようになりました。
日本では存在感の薄いモトローラが、この勢いに乗ってATRIXとともに日本の携帯電話端末市場にもどってきてくれるのを願うばかりです。
日本が連休に入っているうちに向こうのCESは終わってしまいましたが、スマートフォン関連でも注目の新機種がいくつか発表されています。
すでに日本(99%ドコモ向けでしょう)での発売も表明されているソニーエリクソンのXperia arc。デュアルコアTegra2を搭載したOptimus 2Xが注目を浴びるLGからは、薄型機Optimus Black。その他Verizonでじ始まっているLTEサービスに対応した端末などが話題となっていましたが、スマートフォンの新しい提案として私が注目したのはこれです。
MOTOROLA ATRIX 4G
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AndroidスマートフォンとしてのATRIXは
・Android2.2採用
・CPUはデュアルコアのNVIDIA Tegra2 1GHz
・GSM/W-CDMAとHSPA+サービス対応(北米ではLTEやHSPA+/DC-HSDPAも4G扱い…)
・960×540ドット液晶
・内蔵ストレージ16GB+microSDスロット
・1GB RAM
・全面/背面HD動画対応カメラ
と、単体で見てもかなりのハイエンドスマートフォンですが、驚きは上の画像にも載せた「オプションアクセサリー」にあります。
まず一つ目が「ラップトップ・ドック」。
パッと見はただの小型ノートPCに思えるこのラップトップ・ドックは、実はディスプレイとキーボードがあるだけで、CPUやメモリを内部にもっていないので、これだけではコンピュータとして動きません。
ではどう使うかというと、このラップトップドックのディスプレイ後ろ側にATRIX 4Gを差し込めるクレードルがくっついているので、ここにコンピュータの心臓部としてATRIXを合体させることで、あたかも重さ1KgのノートPCのようにATRIXを使うことが出来るようになるという仕組みになっています。
コンピュータとしての実力はどうかというと、そこはさすがTegra2 CPUに1GBメモリというスマートフォンだけあって、ドックのディスプレイ上ではブラウザがWindowsやMacintoshのような、マルチウィンドウ・マルチタスクで動くんだそうです(ブラウザはFireFox3.6)。
そして二つ目のオプションが「HDマルチメディア・ドック」。
この画像にあるとおりHDマルチメディア・ドックには、USBポートが3個とHDMI出力がついているので、このドックにATRIXを載せ、USBポートにマウスとキーボード、HDMI出力にディスプレイを繋げば「最小のデスクトップAndroidPC」として動かすことが可能です。
そして三つ目が「ビークル・ドック」
これはATRIXを車載ナビシステムとして使うためのドック。フロントウィンドウに吸盤で取り付けて、ハンズフリーフォンとナビゲーション、車内マルチメディア機能を使えるようにします。
このようにATRIXは一台のスマートフォンでありながら、ドックに載せ替えることで「ノートPC」「デスクトップPC」「テレビサイドマルチメディアプレーヤ」「車載コンピュータ」と、色々なシステムに変身していくという、ありそうでなかった画期的な提案がされています。
薄型携帯電話RAZRシリーズ以来ヒット商品がなく、一時期は身売り話も実しやかに囁かれたモトローラですが、驚異的なスピードでAndroidにかじを切り、Droidシリーズなどのヒットもあって、このような他メーカーより一サイクル先の「どうAndroidを使うか」という提案が出てくるようになりました。
日本では存在感の薄いモトローラが、この勢いに乗ってATRIXとともに日本の携帯電話端末市場にもどってきてくれるのを願うばかりです。