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【オリジナル短編小説】

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✴️ オリジナル短編小説連載5回目 ✴️


[マジックワールド] 冒険ファンタジー


【 4回目からの続き 】












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💫オリジナル短編小説連載5回目


[マジックワールド] 冒険ファンタジー


💫 【 4回目からの続き 】



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著者:比ノ兎



💮 オリジナル短編小説 🎉


🎑 ジャンル:冒険ファンタジー 🎑



🚫 許可無く、転載・パクリ禁止 🈲



【 第四章 】 『じ―じ―』




綾っと私を呼ぶ声がした。


う〜ん何処かで聞いたことのある声っと思った。


綾・・・「いったいどうなってんの?」


ライ・・・「大丈夫か?もう平気だぜ」 


いったい私はなにかどうなってるのかわからずに・。


うずを巻いたメガネをかけ、サンタクロウスぐらいの 白いひげをはやし、白い白衣を着た、すっごーく歳をとっているようないないような人だ。


私にとっては、お・じ・い・さ・んだけど。


なんせ、私を傷だらけにしたんだから。


もー、乙女の柔肌を・・☆★☆@って感じだーと私は思っていた。


でも、今優しく手当してくれている。


だから、許すけど。


綾・・・「で、いったいどうして私はアヤ女王にいたぶられて殺されそうになっちゃったわけ」


ライ・・・「それは、じーじーの少しの遊び心ってやつで別に悪気があるって・・・」


じーじー・・・「わけでわない」


綾・・・「うそー!!!!」


じーじー・・・「お前がちょいとわめくから、ちーとためしてやろうと思っただけじゃ」


綾・・・「あれが、ちょっと・・」


じーじー・・・「ちーと居眠りしてて、調節すんのをわすれ ただけだ」


綾・・・「・・・」


このじーじーって、私のこと大っ嫌いだったりとまでおもってしまう言いぐさだった。


ライ・・・「まーさ、かっかりするな。 探してる人が見つか ったんだから。」


綾・・・「誰?何処に?!」


ライ・・・「ここに」


と、ライはじーじーを見ていった。


私は、一・・・。


いつの間にか、ベットにねていた。


ねかされていた。


私は、ショックと疲労で倒れたみたいだった。


ライ・・・「気が付いたか?」


綾・・・「うん」


じーじー・・・「今、食事作ってるから」


なんと、あのしーじーからそんな優しい言葉を聞けるとは、思ってもみなかった。


私は、じーじーがいったとおりに寝た。


だけど、ライと少し話した。


じーじーのこと。


ライ・・・「じーじーって、 ムッとくる時もあるけどさ、本当はメッチャ優しい人だからさ。 そこわかってやってくれな。」


綾・・・「まーね、ムカツクって思う時あるけど・・・いい 人だよね。」


ライ・・・「綾、ちゃんとわかってんじゃん。前より進歩し たな。」


綾・・・「私は、いつでもちゃーんとわかってますよーだ。」


ライ・・・「本当か?」


綾・・・「本当だよ。」


こんな会話をして、寝た。




― 次の日 ―




じーじー・・・「おきんかあや」


綾・・・「う~ん」


私は、眠い目をこすって起きた。


綾・・・「何?こんな朝早く。」


まだ日も登ってないうちから起こされた私は、不機嫌だった。


綾・・・「いったい何すんの?」


じーじー・・・「食事作るんだ。」


綾・・・「誰が?」


じーじー・・・「おまえが」


えー、いったいどうなってるの?というかんじだった。


もーもーいったいどうなってるの?


私はこれからどうなるの?とまー、でも無事に朝を迎えた私に次の試練が待って いた。


そ・れ・は、私に眠っているアヤ女王の力を引き出す特訓をするのだ。


何時間も何時間もじーじーの「やれ」と言ったことをした。


綾・・・「もー、嫌だー」


とか思ったりもしたけど、私がアヤ女王の力を使えるまでは旅は停止なのだ。


それは、すっごーくこまる。


早くこんな世界から出たいっていうか、 自分のもとの 世界に帰りたい。


ここにきてから一カ月以上かかっていると思う。


もとの世界ではいったいどれくらいたっているのか?


すごく心配だ。


私がボーっとしていると


じーじー・・・「ボーっとしてんじゃなーい」


とバシって背中をたたかれたのだ。


すっごくきいた。


ライ・・・「じーじーのは、きくよな。 大丈夫か?」


綾・・・「うん」


大丈夫なわけないけどね。


ハハ、そんなわけで練習の毎日が続いた。


でも、なかなかアヤ女王の力は現れてこなかった。


ライ・・・「綾、落ち込むなよ」 


綾・・・「落ち込んでないよ」


なんて言いながら本当はす ごく落ち込んでたりして。



― その日の夜 ―



じーじー・・・「あや、お前の隠された力が出てこないのはオレの感じゃお前のせいじゃないな。」


綾・・・「なんで?」


じ―じ―・・・「多分・・・・」


綾・・・「多分なに?」


じーじー・・・「いや、とにかくいくぞ。」


綾・・・「何処へ?」


じーじー・・・「とにかく、旅だ。 旅支度しろ」


ライ・・・「やっと俺の出る幕ありだな。


綾・・・「なにいってんの、 誰が出る幕なわけ?」


ライ・・・「ひでーなー」


とまー、明日からじーじーだけ が知っている秘密の所へと旅することになった。




― 翌朝七時 ―




綾・・・「眠いよー」


ライ・・・「眠いなー」


じ―じ―・・・「文句いってないで、さっさといくぞ。」


ここから、また新たな私達の旅が始まった。


モンスターは、不思議と姿をあらわさなかった。


綾・・・「モンスター出てこないね。」


ライ・・・「あったりまえだ。 ここら辺のモンスターは、じーじーの強さを知ってる。よっぽど強い奴じゃなきゃじーじーにいどむものはいないぜ。」


綾・・・「つまり私達の前に立ちはだかるモンスターはすっごーく強いってことよね。」


ライ・・・「ま、そんなとこかな」


綾・・・「そんなとこかなじゃないよー」


ライ・・・「大丈夫だって。俺がついてりゃどんとこいだぜ」


綾・・・「本当?」


私は、私か戦うことになったとしたら・。


戦えないよ。


なんとか、ハラハラしながら一夜を迎えた。


【 続く 】













💫オリジナル短編小説連載4回目 [マジックワールド] 冒険ファンタジ



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💫 オリジナル短編小説連載4回目 [マジックワールド] 冒険ファンタジー




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綾・・・「ここから出してもらえませんか?」


バンハル・・・「バンハルちゃん☆とよびんしゃい」


綾・・・「バ・バンハルちゃちゃん、ここから出してほしいんだけど」


バンハル・・・「いや〜だっよ 〜〜〜ん」


この時私はブチっときていた。


ライも同感だったらしく、ライと私で「このクッソ変態爺〜」といってパンチをくらわしたら・・・。 


おじいさんは、屋根を突き破って飛んでいってしまっ たのです。


ということで私たちは晴れて外にでられたのでめ でたしめでたしで終わったておもったのに、この後、変態爺から私たちへの逆襲がまっているとは・・ 思い もよらなかった。


綾・・・「やーっとでれたね」


ライ・・・「ああ。 嬉しいな」


こうして私たちはでれた。


私達は、 抜け出すことに成功した。


その後、どんどん山を登っていった。


山の頂上に着いた時、 急に視界が悪くなってきた。


いつの間にか私は一人になっていた。


オマエハナニモノダ、イッタイナニシニキタ 。


いきなり頭の中に入ってきた声・・


私は、ビックリ呆然としていた。 


ナゼココニキタ


綾・・・「ある人を探しにきたの」


ソレハタレダ


綾・・・「あんたいったい何者?姿見せなさいよ。」


ウルサイ・ダマレ。


コシャクナムスメヨ、ワシノゲンカクノジュツニカカッテ、スコシハンセイセイ


私はあっという間に術にかかってしまったみたいだった。 


薄暗いよどんだ空間にいる・・み・た・い。


私は、ここにいてもしょうがないからとにかく出口がないか探すことにした。


そんな時、ア・・・。


アヤが出てきた。


私は、ビックリした。


〔ビックリするなんてあたりまえだよね〕


ハハハハとっいてる場合じゃなかった。


いきなり攻撃してきた。


もー、攻撃を死に物狂いでよける私。


綾・・・「あなた 、 アヤじゃないの?」 


そのころライはというと。


ライ・・・「ん」


ライは人の気配を感じた。


オマエハナニモノダ、イッタイナニシニキタ


ライ・・・「じーじーもうやめろよ〜それ。」


じ―じ―・・・「もしやライか?」


ライ・・・「そうだよ、覚えてたんだな?」


じ―じ―・・・「あたりまえじゃ」


ライ・・・「そうか、ところで女の子がここにこなかったか?」


じ―じ―・・・「 はて、きたかこなかったか、わしは寝ておった。」


ライ・・・「本当か?」


じ―じ―・・・「ああそうじゃよ」


ライ・・・「ふ~ん、そうか」


そのころ綾は。


綾・・・「もーダメ、これ以上逃げられないよ」


私は、体のあちこちにアヤからうけた傷が一杯あった。


いったいアヤは何処に消えたのか?


綾・・・「さっきまで、これでもかってくらい追いかけてきたのに」と、思った瞬間。


あ、アヤがいた。


私は、もう駄目って思った瞬間・・アヤが消えた。


いったい何故?





【 続く 】











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💫 オリジナル短編小説連載3回目 [マジックワールド] 冒険ファンタジ



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【 第三章 】 『本当の旅』




― 次の日 ―




綾・・・「私が、もとの世界に帰るには、もしかするとアヤ の力がいるんじゃないかって・・・・。」


ライ・・・「お前、やっとわかったのか。」


え、というともしかするとライは知っていたってこと。


綾・・・「ならもっと早く言ってくれればよかったじゃん。」


ライ・・・「いおうと思ってたら、お前いなくなったりで言 えなかったんだよ。」


綾・・・「まずは、アヤをどうしたらもとに戻せるか。それ難関だよね。」


ライ・・・「そうだが、力を使い果たした人柱は、お前があの時見たままだ。治すのは難しい。」


綾・・・「なんか治す方法ないの?」


ライ・・・「わかんないけど今まで調べたかぎりでは、あ いつは誰かに強い魔力をかけられているってことがわか ってきた。その魔力さえとっぱらえばな。 きっと、 元に戻るかもしんない。」


綾・・・「魔力はどうやったらなくせる?」


ライ・・・「わかんないけど、でも、奴に聞けばわかるかもしんないな。」


綾・・・「それは、いったい誰なの?」


ライ・・・「会うか?」


綾・・・「うん」


ライ・・・「すっげー、 大変な旅になるぞ。」


綾・・・「うん」


これから、 私の本当の旅が始まる。


私達は、まず東に向かった。


それは、その人が東にいるから。


でも、難関が私達の前に現れた。


そ・れ・は(モ、モンスター) いっぱいいる山だったー。


これは、ライだったらなんとかなるけど私がいる と足手まといになりそうだった。


綾・・・「アヤに呼ばれたくらいだから、少しくらい力あるかなって思ってさ。」


ライ・・・「心配すんなっ」


綾・・・「でも、何か力になりたい。 足手まといになんのは絶対い・や・だ。」


ライ・・・「わかったよ。 なら、 剣持つか。」


綾・・・「うん」


私は、なんのためらいもなかった。


私はそこらの小さな村でライに剣を買ってもらった。


その剣は、女の子が持っても軽く使える、小さめのやつ。


綾・・・「わたし、何か出来ないのかな?」


ライ・・・「どうしてだ?!」


愛い剣だった。


私は、日に日に剣の腕が上がっていった。


さーて、モンスターの山へGOー




[モンスターの山 ]




モンスターの山に入ると・・・。


木がそこらじゅう生い茂り、不気味な鳥の声・・。


真っ暗な何所までも続く道。


なんだか、もうこの山から出れない気がするような。


不安になる・・・。


不安に・・・


そんな時、ガサガサ・・。


葉かゆれた。


綾・・・「なにかいる。」


ライ・・・「そうだな」


(ガオー)


綾・・・「きゃー、なんちゃって。 やってやるわよー。」


綾・・・「おりゃー」


バコ、バサ


モンスター・・・「うおー」


綾・・・「やったー」


ライ・・・「いいぞ、綾」


この後にも沢山のモンスターが私達の前に立ちはだか った。


私達は、それを乗り切り山の中央にきたと思う。


そんな時に、古ぼけた小屋かあった。


綾・・・「こんな所に・・」


綾・・・「ライ、ここって人・・住めるの?」


ライ・・・「バーカ、住めるわけないだろ。」


綾・・・「だって」


その、古ぼけた小屋から薄っすらと煙が上がっていた。


ライ・・・「おかしいな、こんなことあるはずねーのに。」


綾・・・「だよね。」


ここには、沢山のモンスターがいてとても人が住める状態じゃないのは、よくわかっていた。


もし、住めるとしたら普通の人じゃない。


ライ・・・「探ってみる価値がありそうだな。」


綾・・・「うん。」 


私達は、小屋にいくことになった。


小屋の中に入ると、 家具がいっぱいあったけど、どれもほこりまみれだった。


だけど、さっきまで人がいた気配を私とライは感じた。


[それは]


ライ・・・「食べかけのパンや、スープかあるしこの椅子だ、ほこりをかぶってない。」


綾・・・「でも、いったい・・。」 


なにか、気配を感じた。


後ろを振り返ってみると・・何もになかったが・・・ ナイフが飛んできた。


あと少しでもズレていたら、私の頭に突き刺さってた。


いったい誰が・・・。


ライ・・・「綾、大丈夫か?」


綾・・・「う、うん」じゃなーい。


綾・・・「大丈夫なわけないじゃん。 あと少しで私死んでた かもしんないのに」


ライ・・・「ごめん。 聞いた俺が悪かった。」


綾・・・「別にいいけど、もう、ここから出よ。」


ドアを開 けようとしたら・・・。


開かない。


綾・・・「開かないよ」


ライ・・・「なんだって(ガチャガチャ) 本当だ・・開かないな。」


綾・・・「私達・・・」


ライ・・・「とじこめられたな」


私達は、閉じ込められてしまった。


どうやって出るの?!


綾・・・「ねー、どうすんの?」


ライ・・・「うーん、今考えてる・・・・」


綾・・・「本当に?」


ライ・・・「・・・」


綾・・・「なんにも考えてないでしょ。 とにかく探そうよ。」


ライ・・・「何を」


綾・・・「出口にきまってるでしょ!!」


ライ・・・「出口って」


ライは前のドアを見て言った。


私は、(・・・・)。


綾・・・「あれ、じゃなくて他にあるか探すの。」


ライ・・・「あんのか?」


綾・・・「探してみなきゃわかんないでしょ。」


ライ・・・「まーな」


ライはあんまり探すのが好きになれないみたいだった。


こうなったら、私がみつけてやる!!




[ 何時間か経過 ]




綾(さっきのやるきなし)


ライ・・・「みつかんないんじゃないか???」


綾・・・「う~ん」


ライ・・・「もう、ないんじゃないか?」


綾・・・「・・・・」


内心 《そうかも・・・》って思ったその時。


綾・・・「ら、ライ〜!!骨がある〜」


綾・・・「ここに迷いこんだ人が死んだってことだよね」


ライ・・・「だろうな」


綾・・・「だ・・だ、だろうなですまないよ〜!!私達も出られないとこうなっちゃうよ。」


ライ・・・「あや少し落ち着けよ。」


綾・・・「これみて落ち着いていられるわけないでしょー に」


ライ・・・「これの臭いかいでみろ。」


綾・・・「いやだよ」


といいつつ嗅いでみる私。


なんか甘い匂いが・・・・・


ライ・・・「飴」


「・・・」私は、目が点になってしまった。


なめてみると、これがまたすっごーく美味しかった。


【ゴトゴト】ナンカ物音がした。


変なおじさんが出てきて「よーこそ、 私の館へ。」


バンハル・・・「私の名は、バンハルルルルルじゃ、バンハルちゃんとよんでちょ。」


なんともスケベ顔の小柄なおやじだった。




【 続く 】












オリジナル短編小説連載2回目


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【 第二章 】 『洞窟のある森で・・・・』



次の日、私とケイユは深い森の中へと足を踏み入れた。


不思議とその森に吸い込まれていく・・安心する。


そして、見覚えのある風景・記憶。


記憶。


進んでいくにつれて森の中は暗くなっていく その時、(ガサガサ) モンスターが現れた。


(グサ)「ウググググー」


ケイユ・・・「大丈夫ですか?」


綾・・・「う、うん」


綾・・・「でもモンスターかわいそうだなーな んて思ったりして。ごめんねこんなこと言って」


ケイユ・・・「お優しいんですね。」


綾・・・「そ、そうかなー?!」


ケイユ・・・「そうですよ」


綾・・・「なんかテレちゃうな、なんてね。」


ケイユはニコって笑ってくれた。


その後はモンスターは現れなかった。


私ってなにものだろ・・・


洞窟に付いてみると・・


岩などが崩れていてとても中 へ入れる状態じゃなかった。


私は、ガッカリしちゃってちょっと落ち込んでいた。


そんな時、「あや、あやなのか」と、見知らぬ男の子 の姿、そして声。


でも、その姿と声はいやに懐かしかった。


ライ・・・「あや、俺だよライだよ。 まさか忘れたんじゃな いだろーな。 探したんだぜ」


綾・・・「あの、貴方、誰?」


ライ・・・「オレのこと、忘れたのか?」


綾「・・・」


綾・・・「私、記憶喪失になっちゃってて 私の名前って「あや」って言うの?」


ライは、それを聞いてさっき以上にビックリギョウテ ーンしていた。


その顔とったらすごかった。


こっちも釣られてビックリになってしまう位だった。


ライ・・・「そいや、そいつ誰だよ」


 (さっきからきになってしかたがなかったライであった) 


綾・・・「この人はね、私を助けてくれた人でもあり、私の わがままもきいてくれてここまで一緒に付き添ってきてくれた、やっさしーケイユなのです。」


ケイユ・・・「どうも、よろしく」


少し苦笑いぎみに思えた。


 (きのせいかな?)でも、ライがいけないんだ。


ライ・・・「ふーん、良い人ねー。 怪しいな。」


綾・・・「あんた、なにいってんのよ。 失礼じゃない。」


なん か、懐かしい。


ライ・・・「オマエが記憶喪失になったのってそいつのせい かもよ。 あと、この洞窟の岩が崩れたのも。」 


綾・・・「なにいってんのあんた、 最低だよ」


ライ・・・「思い出せよ記憶。おまえは、綾だ。 んで、その後の話はそいつがいるといえねーな。」


綾「なんでよ!!あんたってひっどい人だね。ムカツクよそういうの」


アレ・・なんか懐かしい喧嘩の仕方だなー。 


綾・・・「あ、頭が・・・」


私はすっごく割れる様な痛みを頭に感じた。


そして、意識がもうろうとしてきたその時・・・。


私は、よくわからない幻覚と思うものを見ていた。


それは、私であって私じゃない人がいて、何かを訴えていた。


そして、ハッとして私は気付いた。


目の前には、二人とも心配そうな顔でわたしの顔をのぞきこんでいた。


ライ・・・「大丈夫か?」


ライは、あぜんとしていた。


開いた口がしまんないって感じだった。


綾・・・「何?どうしたの?私・・ 変?」


ライ・・・「うん」


綾・・・「ムカツクナー」


こうして私の記憶は戻ったけど、 このことで私はもっと苦しみ、そして・・・


ライ・・・「記憶戻ったんだな。」


綾・・・「ハ?!」


私は自分が記憶喪失ってたことも記憶喪失になってからどうしたのかもすっかり忘れてしまっていた。


綾・・・「この人、誰?」


ケイユのことが、わからなくなっ

ていた。


ケイユ・・・「・・・」


ライ・・・「ハ???」


綾・・・「私この人のこと知ってたの???」


ライは私の顔 を見て開いた口を開けたままうなずいていた。


ケイユ・・・「私のことを忘れてしまったのですね」


ライ・・・「おい、逃げろ」


といった瞬間稲妻が走った。


私はあと少しで死にはしないが傷をおっていた。


ライ・・・「コイツ、すっげ〜強そうだゼ。」


ケイユ・・・「アヤおまえはあの時も私のことを記憶から消すって。」


ケイユ・・・「人の柱となる後継者に選ばれた君は私のことを・・・」


ケイユ・・・「ずっと一緒にいると約束したのに。」


ライ・・・「おまえまさか・・・」


綾・・・「なに?」


いったいどういうこと一


私には、理解不能だった。


ケイユ・・・「おまえは、アヤの弟・・なのか?」


ライ・・・「姉さんの幼なじみ。 そして恋人だった・・・」


ケイユ・・・「そうだよ。 それじゃ、 私の攻撃を受けて死ねるなら光栄だろう。」


いきなり攻撃が始まった。


その時ケイユの様子がおかしくなって・・・スーッと消えてしまった。


私達は、 少しの間ボーッとしていた。


綾・・・「いったいなんなの」


ライ・・・「アヤは、俺のあねきだよ。 アヤは、この世界の人柱の後継者に選ばれたんだ。」


綾・・・「人柱って何すんの???」


ライ・・・「この国の安定・幸せを祈り危機がせまる時、ある力で戦う。 そのある力は人柱にしか使えない」


綾・・・「その力ってすっごいの?」


ライ・・・「すごいなんてもんじゃねー。 アヤが俺に前いってた。この世界と違う世界が見えるって。」


ライ・・・「きっとおまえがいた世界だろーな。」


そんな力 がこの世界のアヤにはあったのを私は知った。


これから、私はどうなっていくのだろー。





【 続く 】





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💫オリジナル短編小説連載1回目 [マジックワールド] 冒険ファンタジー




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重野 綾(シゲノアヤ)高2、17歳がある日目覚めたらマジックワールドに。



重野 綾(シゲノアヤ)の冒険ファンタジー物語。




【 第一章 】 『ある日突然に・・・』




私、 重野綾(シゲノアヤ)高2で17歳。


綾・・・「いったいここどこよー」


私が来た所、 いつ の間にかいたこの場所は周りを見ただけで、どっか違う世界に来てしまったって感じなの。


周りは木や草が沢山生い茂ってる・・。


んで、すっごーく気味悪い鳥の様な泣き声がすんの。


綾・・・「あーもー、超一最悪」


あそうそう、私っ 口悪いし気が強いのだー。


でも、優しくて親切っていう良い面もある。


で、私は不思議なことに、変な紙と名前みたいなの覚えてた。


それは、(アディース・ラン)


綾・・・「よくわからん」


まーそんなわけなんです。


( ガサガサ 「ん」「ぎゃー」、なんとお化けがーじゃ なくて、変なのがでた一一)


綾・・・「あーなんでこんな時に」


あー逃げててもしゃーない、倒すのみ!


私は、そこらにあった棒切れで戦う体制をとった。


綾・・・「さーきなさい」


ドシンドシン


綾・・・「エーイ」


モンスター・・・「ウガーーーー」


綾・・・「え?」


(私なんかしたっけ?) 


綾・・・「ん」


綾・・・「誰あんたー」


ライ・・・「誰って、助けてやったオレ様に言う言葉かー」


綾・・・「は・・・」


 綾・・・「あんたが、私を助けたーー」 


ライ・・・「そうだよ、名前はライ!!」


ライ・・・「感謝しろよ」


綾・・・「別に助けてってたのんでないわよ」


ライ・・・「おまえってひねくれ てんな―」


綾・・・「おまえじゃなくて、綾っていう名前があるよ」


綾・・・「なによ」


ライ・・・「おまえって・・・」


(ガサガサ)「ガオーーーー」


ライ・・・「また出てきたーー」


ライ・・・「とにかくいったん逃げるぞ」


綾・・・「何処へ?」


ライ・・・「俺についてこい」


私はライの後についていった、そこにあったものは・・・


綾・・・「なに・・・これ・・・」 


そこにあったものは、私であって私じゃない人がいた・・・。


でも、眠っていた。(どうして?)


ライ・・・「アヤ女王」


綾「生きてるよね・・?!」


ライ・・・「わからない」


綾・・・「どうして・・・」


ライ・・・「平和だったんだ、なのにあいつが・・・あいつ」


綾・・・「どうしたの?大丈夫」


ライ・・・「おまえが心配してくれんなんてな」


綾・・・「私だって、 心配するわよ」


ライ・・・「あいつってのは、だ。姿を見たやつはいない、だが、 人を動かす。」


ライ・・・「そして、目覚めさせたんだ・とんでもない悪を・」


綾・・・「悪って・・・」


ライ・・・「全てを闇と化してしまう、恐ろしい奴だ。」


ライ・・・「アヤ女王は、 全ての力を出し悪を封じたけど 、奴は強くて今復活するつもりだ。きっとおまえと同じ様にこの世界にきた子がいる。」


綾・・・「それってどういう意味よ」


ライ・・・「アヤは、最後の力で君を呼んだ、それと同時に、奴も呼んだ」


綾・・・「私は、どうなるの?そして私と同じもう一人の子」


(ガタガタガタ)


綾・・・「きゃーーー」


ライ・・・「あや」


(綾、目覚める) 「う・ううう」(ここいったいどこ)


私は、見知らぬ奇麗な部屋のベットに寝ていた。


まゆ・・・「きがつきましたか?」


綾・・・「ここ何所?それに貴方は?」


まゆ・・・「申し遅れてすみませんでした。 私の名前は高菜まゆです」


まゆ・・・「どうぞよろしくお願いします。


綾・・・「・・・」

 (あまりの丁寧言葉にボーっ としてしまう私であったがもっとビックリすることが)


まゆ・・・「どうかなさいました?!」


綾・・・「あ、あんまり丁寧な言葉使ってたから、ちょっと」


まゆ・・・「そうですか、どうもすみません」


綾・・・「あ、いいのいいの」


綾・・・「きにしなくていいよ」


まゆ・・・「そうですか」


綾・・・「うん」


(コンコン)


まゆ ・・・「はい」


「お部屋に入ってよろしいですか?」


まゆ・・・「どうぞ」


(ガチャ)


「お気付きになられましたね」


カッコイイお兄さんが入ってきた。


まゆ・・・「この人は、私の付き人のケイユさんです。」


綾・・・「よろしく」


ケイユ・・・「まだまだいたりませんがよろしくお願いします。」


(すっごい丁寧言葉にまたもや私は圧倒されてしまった・・・) 


(でも、二人ともすっごーくニコやかだった。)


まゆ・・・「ところで、あなたのお名前は?」


綾・・・「・・・・アレ?」


綾・・・「え、わかんない、思い出せない!!」


まゆ・・・「あら、こまりましたわね。」


ケイユ・・・「思い出すまでここにいらしたら、どうですか」


綾・・・「え、いいんですか?」


まゆ・・・「いいですよ」


綾・・・「本当に」


そして、私は記憶を思い出すまでここに居候することになった。


居候して2・3日たったある日・・・私は・・・


綾・・・「まゆ、 私ってここに来た時ってどんなだった。」


まゆ・・・「よくわからないけれど、服がすっごーく汚れていて濡れていたわよ。」


まゆ・・・「ケイユがあなたを連れてきたからケイユに聞い た方がよろしいんじゃないかしら。」


綾・・・「ありがと」


私はすぐにケイユの所へいった。


けど、ケイユは部屋にいなかった。


綾・・・「たくもー、なんでいないのー」

 私は何か忘れていたものを思い出そうとしていた。


なのに・・私はすっとケイユの部屋で待った。


だけど夜になってもなかなか帰ってくる気配がなかった。


その間に、 私は何時の間にか寝ていた。 

目覚めてみると。 

私は私の部屋のベットで寝ていた。


もしかして・・・・と思っていってみると、ケイユはいた。


ケイユ・・・「どうなさいました。」


私の部屋で寝てらしたでしょ。


綾・・・「もしかして、 私を部屋まで運んでくれたのって」


ケイユ・・・「そう、私ですよ」 


私は、一瞬硬直してしまった。


(うそ一一一 私重いよーーー。)


綾・・・「あ、あの、私重くなかった?」


私は、恐々聞いてみた。


ケイユはニッコリ微笑んで、


ケイユ ・・・「いいえ、 軽かったですよ。」


と答えてくれた。


綾・・・「うそだー」


ケイユ・・・「本当ですよ。 私の言う事信じれませんか?」


なんて少し眉をひそめていった。


綾・・・「違うよ。ごめんね。」

っていたら安心した顔をし て、また微笑んでくれた。


ケイユ・・・「そういえば、なにか私に用がおありにあった のでは・・・」


って聞かれた時、私は自分かなにを聞こ うとしていたのか思い出した。


綾・・・「ケイユが私を助けてくれたんでしょ?その時、私どうだった?」


ケイユ・・・「どうしてそんなこと聞くんですか?」


綾・・・「それ聞いたらなにか思い出すかとおもったから。」


ケイユ・・・「・・・そうですか」


ケイユ・・・「あなたは、この近くの森にある洞窟にいましたが、洞窟がなにかのはずみかで崩れていて、あなたは崩れていた岩や土に埋もれていたんです」


その後のケイユの話聞いてると、 私は気をうしなって いて見慣れない格好をしていたし、そのままにしておく わけにいかないって思ったらしく連れて帰ってきたんだ って。


私が起きてみて初めて 「記憶喪失」になってることを 知ったんだって。


私はケイユにその洞窟へ連れてってほしいってたのん だけど


ケイユ ・・・「あの洞窟のある森は危ないから駄目です」

っていわれてしまった。


綾・・・「だったら、私独りで行く」


といい張ったのでケイユも渋々付いてきてくれることになった。


さー、これでわかるかも。




【 続く 】












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オリジナル短編小説連載3回目 [ 鏡 ] ホラ―



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オリジナル短編小説連載3回目 [ 鏡 ] ホラー



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💮 2回目からの【 続き 】 🎉





【 第三章 】 『もう一人の私』




私は、鏡の中に入ったまま朝を迎えてしまった。


学校には、先生達が生徒よりも早くやって来ている。


私は、「先生一一〜〜。」と助けを一生懸命求めた。


でも、誰も気づいてはくれになかった・・・・。


そして、生徒達も来る時間になって。


生徒は、ポツリポツリと学校にやって来る。


私は、その中に私を見つけた。


もう一人の私は、校則に引っかかるすれすれの姿をしていた。


私とは、思えない姿と雰囲気をしていた。


私は、唖然とするほかなかった。


それも・・・そんな変わってしまった私に気づくどころか、いつもと同じ様に話かけている友達を見て、私は悲しくなってしまった。


私は、「どうして気づかないの?」って心で叫びながら、目から涙を流していた。


そして、1日が終わった夜。


私が入っている鏡に近づく足音が聞こえた。


近づいてきたのは、私だった。


そして、もう一人の私は驚くことを私に言った。


「鏡に戻ってあげる。」 って・・・・。


私は、疑いながらも鏡から出た。


そして、家に帰ったとたん、怒った顔の両親が待っていた。


私は、何がなんだかわからなかった。


でも、両親の説教を聞いていてわかってきた。


それは、私が万引きをしようとしていたところを友達が見つけ、両親に知らせたということだった。


私は、その日は説教で寝不足になってしまった。


しかし、このこと以上に明日はもっとひどいことを知る事になった。


学校にいってみると・・・。


みんな私を避ける。


私が、「おはよ」と言っても無視していく。


親友は、「お、おはよ」ってなんかぎくしゃくしてる。


いったい何があったんだろう・・・???


そんなことを思いながら、1日が過ぎ去り私はあの鏡へと向かった。


私は、鏡に向かって「いったいみんなに何したの。」と大声で叫んで聞いた。


鏡の中の私は出てこない。


私は、 「出てきなさいよ。」って、すごい剣幕で怒鳴った。


そうすると、ようやくムカツいた顔で「なによ」って出てきた。


「なによじゃないでしょ。みんなになにしたの?」って聞いてみると、「なにかあたの?」なんてとぼけていた。


私は、一瞬「こんなことなら鏡に入っていればよかった。」と思った。


その瞬間、私は鏡の中に居た。


「ど、どういうこと?」って出た私の言葉に、 鏡の中に居た私は、 「まんまとひっかかったわね、私がみんなを操作してたのよ。」って。


「あんたは、人を信用してなかったのよ。」って。


私は、人を信用していなかった。


だからといって、それがなんなのだろう。


私は、「あんたは、何のために私の前に現れたの?」て聞いた。


今は、外に居るもう一人の私は、あることを話し始めた。


それは・・・それは・・・。


昔も私みたいに鏡の中に入った女の子がいた。


その子は、自分の生きてる世界が嫌で鏡の中に入ったという話だった。


そして、今の私はその子と一緒だと言われた。


私には解らなかった。


どうして私がその子と一緒なのか。


「私は一緒じゃない。」って私はいいかえした。


そしたら、「よく自分の胸に手を当てて考えてみなさい。」と言って、行ってしまった。


私は、何日か鏡の中にいた。


その間にもう一人の私はやりたいほうだいやっていた。


そのせいで私という人間は、みんなにすっかり嫌われものになってしまっていた。


でも、それはそれでいいかなって思っていた。


それは、嫌われるのをいつもいつも気にしているより、嫌われれば楽だと思ったから。


それは、いつも私が思っていた事だった。



でも、もう一人の私は悲しく、 寂しくないのか心配に思った。


何日も何日も私は鏡の中に居た。


そして、考えていた。


答えは、まだみつからない。


でも、きっといつかみつける・・・・・。




― 終わり ―















オリジナル短編小説連載2回目 [ 鏡 ] ホラ―



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オリジナル短編小説連載2回目 [ 鏡 ] ホラー


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💮 1回目からの【 続き 】 🎉



【 第二章 】 『混乱』



私は、その鏡のせいか、あと一週間をひかえたテスト勉強のせいか・・・。

なんか体力がなくなってきて、親友の真愛に 「元気ないね。」って言われることが多くなってきた。

そんな時、ある生徒から変な話を聞いた。

私は、この頃速く家に帰るのにすごーい遅くに、 私を見かけた人がいるって・・・。

それに、あの不思議な鏡についても話を聞いた。

それは「昔、ある女生徒が、あの不思議な鏡に乗り移られた」 って言う話。

でも、その生徒がその後どうなったかも、どうやって乗り移られたかも解らない。

私は、今、その生徒と同じ立場に立っている。

でも、どうして私がその鏡になんで狙われなきゃいけないの?

どうしてなのかな?

私は、確かめてみることに決めた。

それも、私は家にいんのにもう一人の私があちこちいってんのは 「ゆるせない」って感じ。

今日は、絶対突き止めるって思ってたのに・・・。

真愛に誘われて帰ってしまった・・・。

うるるるる。

そんな日の夜・・・・。

電話がかかってきた。

その電話を聞いて私はビックリした。

「あんたなにやってんの???万引きすんじゃないよ」って・・・。

私は、そんなことしてないのに・・・。

もしかしたら、もう一人の自分が・・・。

私は、急いで学校に行った。

開いてるはずのない門が開いていた。

これは、もう一人の自分が私に挑戦している。と、さっした。

私は、門をくぐりあの鏡の所へ急いだ。

夜の学校は、暗くて今にでも幽霊が出そうな雰囲気だ。

私は、 お化け屋敷が苦手だから、今足が少しすくみながら鏡に向かっている。

鏡のある廊下の近くに着いた。

廊下も暗くて足下がよく見えない。

少しづつ、恐る恐る廊下を進んで行く・・・。

鏡にたどり着いた。

私は、鏡に向かって「もう一人の私、出てきなさい。」って言った。

なのに鏡の中にもう一人の私は現れなかった。

いったい何故???

そんなことを思いながら鏡の前にしばらく立って居ると・・・、急に肩を押され私は鏡の中に入っていた。

振り向いた私の前に居たのは、もう一人の私だった。

「まんまとひっかかったわね。」って、 薄笑いを浮かべて私に言った。これで、私は自由になれる。」と、喜んで言った。

私は呆然と鏡の中でもう一人の私の喜ぶ姿を見ているしかなかった。

声が出たのは、もう一人の私の衝撃的な言葉を聞いてからだった。

その言葉とは、「あなたは、 一生そこから出られない」と・・・。

「何故?出られないの?」って、私は聞いた。

そしたら、「それは、私の代わりにあなたがその鏡に入ったからよ。」

「あなたは、私がそこに戻るまでは、ムリよ。
でも、あいにく私はそこに戻るつもりは、これっぽっちもないわ。」 って、私に向かって言った。

もう一人の私は、笑いながら勝ち誇った笑顔で鏡から離れていく。

私は、「まってよー。」って、叫んでいた。

でも、誰も助けてくれるはずもなく、 朝が訪れた。




【 続く 】










オリジナル短編小説連載1回目 [ 鏡 ] ホラー












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オリジナル短編小説連載1回目 [ 鏡 ] ホラー



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[ 鏡 ]




著者:比ノ兎





【 第一章  】 『始まり・・・』




私は和菜那穂香 (カズナナホカ) 

15歳 高一。 


私は、いつからか鏡をみる事が怖く、自分を見るのが怖くなった。

(自分の顔が嫌とかいう意味じゃないですよ。)


鏡から、もう一人の私が今にも出てきそうな気がしたから・・・


そして、それが本当になりそうな気がしたから・・・。


怖かった。


私は、普通の女子高生なのに、ある時から違う何かが起こりそうな気がしていた。


それは、学校の階段の壁にある幾つかの大きな鏡の一つを見た時に感じた。


鏡の中から薄笑いを浮かべて、私になり代わろうとする、もう一人の自分が出てくるのを・・・。




― 学校 ―




「おっはよ〜ん」って、私の肩をポンって叩いて声を掛けてきたのは、 私の親友の真愛だった。


私も、 「おはよ」って言ったんだけど・・・。


真愛に 「元気ないなー。なんか、悩みでもあんの?」って聞かれてしまった。 


「別に、ないよー。 丈夫だよ。」て言ったけど・・。


やっぱり、鏡の事気にしてんのかな。


無事、1日が終わろうとしていた時・・・


私は、大きい鏡の傍をふと通りかかった時、私が見た者は・・・


自分だったけど、少し違ってた。


手を私に差し伸べてきた。


その時、「那穂香、なにボーっと鏡みてんの?」って言ってきた。


私は「え?!だって、 鏡から手が出てきたじゃん。」って言ったら。


「は!!?なに寝ぼけた事言ってんの〜?」ってバカにされた。


でも、私にはしっかりと見えた。


もう一人の私が・・・。




― その夜 ―




ずーっと、今日起こった事を考えてた。 


もう一人の私はいったいなんなのか?


私にこれから何が起ころうとしいてるのか?


私は、少し考えて終わった。


けれど・・・これから・・・




― 次の朝 ―




私は、日直で学校に早く行った。


電車もすいていて、学校もすっごく静かで、人が少なかった。


私は職員室に行って担任に会って教室に向かった・・・・


その時、鏡を見た。


私は、驚くと言うより、固まっていた。


鏡の中に、もう一人の私が居た。


私は、「あなたは、誰?」と聞いてしまった。


知っているのに、聞いてしまった。


きっと、私じゃないと思いたかったから・・・かもしれない。


もう一人の私から、答えが返ってきた。


 私の予想したとおり「私は、 那穂香よ」って。


もっと、驚く言葉を聞いた。


そ・れ・は、「私はあなた。 あなたは私。」と・・・。


私は何も言えなかった。


その夜、私はもう一人の自分に「私はあなた。あなたは私。」と言われた事をずっと忘れられずにいた。


ずっと考えていた。


いったい、「もう一人の私は私に何を言いたいのか?私に何をしようとしているのか?」


すっごーく疑問だった。


鏡を見る事が怖くなっていった。


でも、普通の鏡では、もう一人の私はあらわれなかった。


いったいあの鏡は・・・・



【 続く 】











オリジナル短編小説連載 16回目


🎉 【 15回目からの続き 】 🎉


✴️【第七章 敵基地】✴️







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オリジナル短編小説連載 16回目 


【第七章 敵基地】


🎉 【 15回目からの続き 】 🎉


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[アグレッション・デターレント]


著者:jpt♂


【 続き 】


[第七章 敵基地]


一.宇宙船内部


裕子・・・「あっ!!」


裕子・・・「外に誰かいるわ!!」


光の部屋だった光がスッと消える。


光が消えたその時、目の前に2メートル強もあるエイリアンが立っていた。


裕子・・・「鉢合わせだ」


なつみは呆然とそこに立ち尽くした。


エイリアンは、さっと身構え、右腕をなつみに向けた。


なつみ・・・「あっ!!」


右手の甲を突き破るようにして「シュッ」と銀色に光輝く金属筒のようなものが出る。


甲斐・・・ 「おりゃ!!」


甲斐の右回し蹴りが空を切りエイリアンの右腕を蹴り払った。


エイリアンの右手は大きく弾かれ、よろりとよろめいたがすぐ左手で甲斐のボディめかけて 鞭のようにしなやかにシュッという空を切る音とともに一撃を加えようと払う。


甲斐・・・「トゥ!!」


エイリアンのその左腕を甲斐は左下段払いで受け、すかさずツッと横すり足でエイリアンに近づく。


甲斐・・・「おりゃ!!」


左横蹴りでエイリアンの横脇腹をえぐった。


エイリアンは身体をくの字に曲げ痛みをこらえる。


甲斐・・・「チョアッ!!」


甲斐の気合が響いた。


甲斐の身体は空を飛び、 一撃必殺の飛び前蹴りを空中でエイリアンの顔面に炸裂する。


エイリアンはのけぞりズッシンと倒れる。


甲斐・・・「アチョアッ!!」


鋭い気合を残して甲斐は宙高く飛び、そしてエイリアンの首めがけて飛び側刀蹴りを全精神を集中して入れた。


エイリアン「ゲッ!!」


エイリアンの奇妙な声と「バキッ!!」という鈍い骨の折れる音と一緒に響いた。


裕子となつみは、目をおおきく見開き、口をおおきく開け、いまにも悲鳴をあげそうな状態で、しかし、 声も上がらない状態でわなわなふるえながらそこに立ち尽くし、目の前の真剣バトルを見ていた。


残りのボディガードはバトルも見ずに、周りの気配に神経を集中している。


鬼三郎と智恵は、この壮絶なバトルを見守っていた。


裕子・・・「ステキ!!」


裕子・・・「甲斐がこんなに強かったなんて知らなかったわ!!」


裕子・・・「ホームビデオで見たパパの時代のスーパーヒーローのシュワちゃんよりもすてきだわ!!」


皆、興奮が治まって周りを見渡して「アッ!!」と驚く。


なつみ・・・「見て見て、すごいよ、姉ちゃん」


宇宙船の内部は全てが光の世界だった。


見渡すと、そこには木の葉型UFOが3機並んで駐機していた。


なつみ・・・「小型UFOだわ」


裕子・・・「きっと一人乗りのUFO」

木の葉型UFOは3機とふわりと宙に浮いている状態で駐機していた。


なつみ・・・「中はどうなっているのかな」


なつみ・・・「見てみようかな」


好奇心旺盛ななつみが腕を上げ、UFOを指差した。


高倉・・・「ま、まて!!」


高倉が制止する。


高倉・・・「今動かしたらそこらじゅうにアラームが鳴り響くかもしれん」


高倉・・・「中を調べるのは後にしよう」


鬼三郎・・・「こっちへ来てくれ!!」


全員鬼三郎の方へ急いだ。


鬼三郎・・・「これを見てくれ」


それを指差す。


そこには、16本の直径約1メートル程度で高さが3メートルあるシリンダー状の筒が並んで立っていて、その全てのシリンダーにチュウブが3本づつつながっていた。


小さな窓があり、そこから内部を観察するようになっている。


窓がくもっていて良く見えない。


吉良が窓のくもりを手でぬぐい、そっと中を覗いた吉良の顔はみるみる青ざめていった、顔に脂汗がにじんでいる。


吉良・・・「何という事を!!」


吉良はあえぎながら言った。


吉良・・・「なつみと裕子は絶対に見るんじゃない!!」


吉良・・・「できれば奥さんも見ない方がいい!!」


吉良は青ざめた顔で次々とシリンダーを見て歩いた。


吉良・・・「くそ!!」


吉良・・・「くそ!!」


と言いながら涙を流した。


鬼三郎、 高倉、甲斐、大橋もシリンダーを覗いた。


鬼三郎・・・「なんだこれは!!」


鬼三郎・・・「なんてこった!!」


鬼三郎は怒りで顔が真っ赤になっていた。


シリンダーの中には、これまで行方不明になっていた人達が、腹を裂かれ標本となって入っていた。


シリンダーの中は透明な液体で満たされ、中に男も女も子供も老人も全裸で漬けられている。


全員、頭には細いチューブが突き刺さっている。


口の中に細いチューブが入っていた、また、肛門にもチュウブが入っている。


心臓部分にも細いチューブが埋め込まれていた。


シリンダーの中でただよっている若い女性の目が開いて高倉の目と合った。

若い女は少し身体を動かす。


助けてと目で訴えた。


高倉は目をそむけ、だまってその場を離れる。


唇から血がにじむほど唇を噛み締めた。


ひとりでに涙が出て滴となって床に落ちた。


高倉・・・「なんとむごい事をするんだろう!!」


高倉・・・「行方不明者は全員死亡している」


高倉・・・「長居は無用だ」


高倉・・・「爆破して引き上げよう」


高倉が断固とした口調で言った。


皆うなづいた。


なつみ・・・「待って」


なつみ・・・「私、UFOの中を見てみたい」


高倉・・・「超高性能プラズマ爆弾をセットしてからにしよう」


高倉、吉良、甲斐、大橋はそれぞれベストの内ポケットから単三乾電池に似せて作った 超高性能プラズマ爆弾を2本づつ取出した。


それぞれ2本づつ、木の葉型UFO3機にセットし、残り2本をシリンダー型標本群の中心にセットする。


高倉・・・「よし、爆弾のセッティングは完了したぞ!!」


高倉・・・「30分後に爆発する!!」


高倉・・・「出来るだけ遠くへ逃げなければならないぞ!!」


鬼三郎・・・「さぁ、なつみ、UFOを降ろせ」


なつみ・・・「はい」


なつみはUFOの1機を指差す。


そして指を下に降ろしていくと今まで宙に浮いていたUFOが徐々に下がり、床に着く。


なつみは、サイキックをそのままの状態にし、UFOの表面に付いている突起物を足がかりに 登ろうとしたその時、「ウォーン」、「ウォーン」という不気味な音が響き渡った。


なつみ達のいるフロアーの光が点滅し始めた。


高倉・・・「まずい、さ、退却だ!!」


なつみ・・・「緊張で心臓が口から飛び出しそうな気分、口がからっからに乾いてるよ」


裕子・・・「何かが起きそうで首筋がちりちりしてるわ」



二.脱出



裕子・・・「外にエイリアンが集まって来ているのを感じるわ!!」


高倉・・・「あと25分」


高倉・・・「よし、まず智恵さん、 我々の周りにバリアーを張って下さい」


智恵・・・「でも動きながらバリアーは張れないわ」


鬼三郎・・・「下に着いたら目一杯走るぞ」


高倉・・・「先頭は吉良、 その後ろに鬼神さん夫妻、その後ろに姉ちゃん、その後ろになつみ、 その右横に甲斐、 左横に大橋、俺がしんがりを務める」


高倉・・・「さっ、行くぞ!!」


全員光の中に入る。


グリーン色の光の柱にはレッドのちいさな下向きの矢印が目の高さに浮き出て見える。


なつみが指でそっとさわる。


スッと光が薄れそして無くなる。


目の前には大勢のエイリアンがずらりと並んでる。


なつみ・・・「きゃっ!!」


エイリアンにも動揺が走る。


エイリアンの腕がスッと上がる。


なつみ・・・「む!!」


なつみはとっさに、周りに思いっきり重力場を張る。


周りのエイリアンがバタバタと倒れ、地面にめりこんでいった。


強力な重力場のため、地面にめりこんだエイリアンの戦闘服はバリンと割れ、エイリアンはそのまま潰れてしまった。


高倉・・・「走れ!!」


全員、 力の限り全力で走り出す。


なつみが走り出すと、同時に重力場もなつみと同じく動いていく。


吉良も甲斐も高倉も胸のホルスターからレーザーガンを引き抜く。


なつみの重力場の外にいるエイリアンが、攻撃態勢に入った。


吉良、甲斐、高倉は走りながらレーザーガンをエイリアンに打ちまくる。


「ピカッ」とエイリアンの甲から緑の光が飛ぶ。


なつみ達めかけていく筋もの緑の光線が発射された。


吉良・・・「奥さん、私の背中にそしてバリアーを」


智恵・・・「ええ、わかったわ」


智恵が吉良の背中におんぶされる。


智恵・・・「ムンッ」


周りの景色がゆらりとゆらぐ。


「バシュン」エイリアンの緑の光線が智恵のバリアーに弾き返された。


鬼三郎・・・「カッ!!」


鬼三郎は短く鋭い気合を発する。


その瞬間、鬼三郎の気が光速となってエイリアンに突き刺さった。


エイリアン・・・「ギエッ!!」


エイリアンがバラバラに吹き飛び青い血潮が宙を舞う。


鬼三郎・・・「カッカッカッカッ。 カツ!!」


鬼三郎は短く連続して鋭い気合を発する。


エイリアン・・・「ギエッ!!」


その瞬間鬼三郎の気が、 光速となってエイリアンの群れに突き刺さる。


エイリアンが次々とバラバラに吹き飛び青い血潮が宙を舞う。


吉良がよろめく。


智恵・・「あっ」


周りの景色ゆらりとゆらぎバリアーが消えた。


「バシュン」エイリアンの緑の光線が大橋の右腕に命中した。


大橋・・・「うあっ!!」


大橋の右腕が肩からスパッと切られて宙を飛ぶ。


大橋の肩ごしから血潮が吹き出る。


なつみ・・・「えい!!」


なつみは大橋を撃ったエイリアンめがけて初めて強力なサイキックを飛ばした。


エイリアン・・・「ギエッ!!」


エイリアンの体がバラバラに吹き飛び青い血潮が宙を舞った。


これが、なつみの本気のサイキックの恐るべき威力だ。


鬼三郎・・・「カッ!!」


鬼三郎は短く鋭い気合を発する。


その瞬間鬼三郎の気が、光速となってエイリアンに突き刺さる。


「ギエッ!!」


エイリアンがバラバラに吹き飛び青い血潮が宙を舞う。


智恵・・・「ムンッ!!」


周りの景色がゆらりとゆらぐ。


「バシュン」


エイリアンの緑の光線が智恵のバリアーに弾き返される。


智恵の顔は真っ青になり、額に深い立て皺が刻まれ、肩で息をしている。


なつみ・・・「むっ!!」


近くまで追い着いて来ているエイリアンがバタバタと倒れ、地中にめり込んで潰される。


エイリアン・・・「クブッ。 グルルッ!!」


エイリアンが耳まで裂けたような口から、青い血を吐きながら地中に消えていく。


エイリアンが退却していく。


大橋・・・「ううううっ!!」


吉良・・・「大橋、大橋〜!!」


全員大橋の周りに集まる。


智恵・・・「裕子」


裕子・・・「まだ致命傷じゃないわ、応急手当てをするわ」


裕子が精神を集中させる。


裕子の身体からピンクのオーラが沸き上がった。


裕子が大橋の肩の傷口に手をかざす。


みるみる出血が止まった。


大橋・・・「あ、ありがとう、裕子さん」


大橋・・・「だ、だいぶ痛みが軽くなりました」


高倉・・・「さっ、急いで我々の基地へ帰ろう」


周りがカッと明るくなる。


なつみ・・・「何、あれ」


エイリアンの基地の方を指差す。


UFOが音も無く、青白く光りながら上空へ吸い込まれていった。


UFOが消えてすぐ空の一角が眩しく輝いた。


高倉・・・「やったぞ!!」


高倉・・・「時間通りだ」


高倉・・・「吉良、大橋を支えろ!!」


甲斐・・・「大橋、研究所に帰ったら、お前の新しい右腕が待ってるぞ。」


高倉・・・「大橋、これでお前も晴れてサイボーグ隊に転属だな」


大橋・・・「えー、そんなー」


大橋・・・「自分は絶対、今の部隊にいます」


全員大声で笑った。



【第八章  2年後】



一.鬼神家の朝


なつみは、 目覚ましの音で目覚めた。


今、鬼神家はなつみ一人で住んでいた。


父と母は旅行中、姉の裕子は出張中だ。


なつみ・・・「ようし、今日もバイト頑張るぞー」


なつみ・・・「でも、なんか昨夜は嫌な夢を見たような気がするわ」


とつぶやきながら、なつみはお気に入りの洋服に着替え、バイトへと向かった。


バイト先のコンビニに近ずくと、 1台の黒のワゴン車が店の前で止まったのが見えた。


あれ、あの車、見覚えあるわ。


なつみはワゴン車に近ずいた。


すると、ワゴン車のドアが開き、中から大男が下りた。


なつみは大男の顔を見た。


大男はニッと白い歯を見せて微笑んだ。


大橋・・・「お迎えに来ました」


なつみ・・・「あれまー、大橋さん?」


なつみ・・・「どうしたんですか?」


なつみ・・・「腕は大丈夫?」


大橋・・・「ええ、この通りです」


大橋・・・「すごいでしょう」


大橋は満足げに腕まくりして見せた。

普通の人間の腕だ。


大橋・・・「普通の人間の腕と変わりないでしょう?」


大橋・・・「でも、中身は超合金で出来ている優れ物ですよ」


なつみ・・・「へー、すごいね」


なつみ・・・「迎えに来たってどういう事なの」


なつみ・・・「店長に事情は話したの?」


大橋・・・「ええ、店長了解でここで待たせてもらっていたんですよ」


店長が出て来て、両手でしょうがないポーズをとった。


なつみ・・・「・・・」


なつみも、両手でしょうないポーズをとった。


大橋・・・「詳しい事は車の中で、乗って下さい」


なつみはしょうがなく、車に乗り込んだ。


高倉・・・「なつみ、変わり無さそうでなにより」


なつみ・・・「あれー、高倉さん」


なつみ・・・「お久しぶりです」


なつみ・・・「なんか、お話を聞くのが怖いわ」


なつみ・・・「梨華ちゃん呼んでいい?」




【アグレッションデターレント終わり】




【 完 】


オリジナル短編小説連載 15回目 



六.研究所内激闘



💗 【 14回目からの続き 】 💗















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オリジナル短編小説連載 15回目



六.研究所内激闘




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[アグレッション・デターレント]




著者:jpt♂




【 続き 】



六.研究所内激闘




3階の防衛省隊員は、天井に開いた大きな穴から見えるエイリアンに向かって一斉にレーザーガンを 撃ちまくった。


サイコバリアーが強くなっているせいでエイリアンは3階になかなか入り込めないでいた。


エイリアンの背に付いてる羽根が「バンッ」という音とともに開く。


羽根を開いたエイリアンが大きく開いた穴からスーッと降りてくる。


「バンッ」「バンッ」「バンッ」 エイリアンの羽根が次々と開く。


次々と大きく開いた穴から3階に降りてくる。


3階の防衛省隊員は、エイリアンに向かって一斉にレーザーガンを撃ちまくっている。


エイリアンも撃ち返す。


2階の防衛省隊員も3階の防衛省隊員もエイリアンにレーザーを撃ちまくる。


防衛省隊員・・・「エイリアンのあの羽根は、重力コントロール装置だったのか」


祖父・・・「持って3時間か!!」


祖父・・・「地下4階にバリアーを張れ」


おじいちゃんは口元のマイクに静かに言う。


地下4階が一瞬ゆらりとゆらだ。


祖父・・・「地下に下がるに従ってサイコ・バリアーは強力になってくるのだ。


祖父・・・「エイリアンの目的は、この研究所の司令室を壊滅させ、この研究所の機能を麻痺させることにあるのだろう。


祖父・・・「エイリアンはまっすぐここ5階司令室を目差しているな」


エイリアンの腕がまた床を狙う。


エイリアンの腕から「ボボボ」と言う音と共に太く濃いブルーの光線が発射される。


「ドガーンッ!!」「バッジューッ」


轟音と共にあの超合金の床が溶けていく。


だが強力なサイコ・バリアーはブルーの光線を弾く。


「ボボボボボッ」「ドガーンッ!!」「バッシューッ」


エイリアンは、それぞれ床めがけて太く濃いブルーの光線を発射している。


徐々に床が溶け てくる。


特殊科学特務隊員の里沙が口から泡を吹いて失神した。


精神力がこれ以上耐えられなかったのだ。


その瞬間、一瞬サイコ・バリアーの威力が弱くなった。


その時、「ボボボボボッ」 「ドガーンッ!!」 「パッシューッ!!」


床に大きな穴が開いた。


祈叉・・・「うーっ」


祈叉の顔が苦痛に歪んだ。


残った愛,圭,瞳,れいなの顔にも苦痛が走る。


また1人、れいなががっくりと倒れる。


サイ・・・「警告します、第三シールドが破られました」


サイ・・・「警告します、第三シールドが破られました」


サイは相変わらず冷静に優しい声で繰り返し警告を発する。


祖父・・・「地下5階にバリアーを張れ」


 おじいちゃんは口元のマイクに静かに言う。


地下5階が一瞬ゆらりとゆらぐ。


防衛省隊員は大型特殊レーザーガンを撃ちまくっている。


「ブブブーッ」太い赤い線がエイリアンめがけて飛んいく。


「バシューン」という音とともにエイリアンが吹っ飛ぶ。


だがむくっと起上がり、 防衛省隊員の方に反撃して来る。


「ピカッ」「ピカッ」「ピカッ」とエイリアンの甲から緑の光が発しする。


「バシュッ」「バシュッ」「バシュッ」と壁が緑色の流状となって溶ける。


オペレーター・・・「鬼神さん、10階に非難しましょうか!!」


祖父・・・「もう遅い!!彼女達がもうじき来る!!」


その時、監視カメラに魔女姉妹が写し出された。


祖父・・・「間に合ったか!!」


祖父・・・「間に合ったな!!」


おじいちゃんがつぶやく。


梨華・・・「お・ま・た!!」


梨華が監視カメラに向かってウインクした。


絵里・・・「遅くなってごめんね」


長女の梨華は、おのれの全身のオーラを最高潮に高め、黒魔術の逆五芒星を手早く描いた。


梨華・・・「アダブクラエッサイム」


梨華・・・「喚起」


梨華・・・「出でよ魔獣タイガー」


「ボムッ」という音と共に、梨華の足元に2メートル以上もある体長の虎が、目が黄金色にらんらんと輝やかせて現れた。


続いて絵里も、おのれの全身のオーラを最高潮に高め、黒魔術の逆五芒星を手早く描いた。


絵里・・・「アダブクラエッサイム」


絵里・・・「喚起」


絵里・・・「出でよ魔獣ブラックパンサー」


「ボムッ」


暗黒の地の底から、魔女姉妹に喚起され現れた魔獣2匹。


「ガウゥゥゥーッと地鳴りのようなうなり声が鳴り響いた。」


ぬうっと、監視カメラの前に徳郎が現れる。


徳郎・・・「ただいま戻りました」




七.魔獣vsエイリアン




徳郎・・・「絵里は左側通路に行ってくれ」


徳郎・・・「梨華はここであいつらを殺ってくれ」


徳郎・・・「おれはこっちだ」


絵里・・・「了解!!」


梨華・・・「わかったわ」


絵里が行った通路では防衛省隊員とエイリアンが熾烈な戦いをしていた。


防衛隊員の方はもう手の打ちようも無い状態だった。


防衛省隊員はジリジリッと後退していた。


防衛省隊員は絵里と一緒の魔獣ブラックパンサーを見て全員凍りつく。


絵里・・・「全員私の後ろに下がって下さらない」


絵里が優しく言った。


その言葉で、防衛省隊員は我に帰る。


防衛省隊員・・・「ハッ」


全員一斉に絵里と魔獣ブラックパンサーの後ろに下がる。


防衛省隊員の銃撃がぴたりと止まり、エイリアンの腕から「ボボボボッ」と言う音と共に太く濃いブルーの 光線が発射される。



「ドガーンッ!!」「バッジューッ」


轟音と共にあの超合金の床が溶けていく。


だが強力なサイコバリアーのためブルーの光線が跳ね返される。


「ボボボボボッ」「ドガーンッ!!」「バッシューッ!!」


エイリアンはそれぞれ床めがけて太く濃いブルーの光線を発射している。


しかし床は溶けない。


祈叉・・・「今が勝負の時」


祈叉・・・「あの子たちが、かたずけてくれるまで、持ちこたえればよい」


祈叉の真紅のオーラが高々と上がる。


既に顔には血の気は無く、真っ青になっている。


絵里・・・「行け!!」


その瞬間、魔獣ブラックパンサーの姿はふっと消える。


防衛省隊員はあっと驚く。


魔獣ブラックパンサーは一瞬のうちに6メートル先のエイリアンに襲いかかっていた。


「ガウゥゥゥッ!!」「バッシューッ!!」「グルルルルル」「バッシューッ!!」


魔獣ブラックパンサーの、身も凍るような地鳴りのようなうなり声と物が裂ける音、エイリアンのうなり声等が聞こえる。


エイリアンの戦闘服はぼろぼろになっていた。


エイリアンの一体は首が半分切られ、そこから青い血が「ブシューッ」「ブシューッ」と吹き出ている。


魔獣ブラックパンサーの長く鋭い爪にエイリアンの首がひっかかっている。


首の無いエイリアンは、声も出せずに膝からからがっくり崩れて行った。


エイリアンはみな、見るも無残な姿になっていた。


エイリアンの戦闘服がぼろぼろに引き裂かれ、青い血溜りがそこここに出来ている。


絵里の顔は蒼白となって肩で息をしていた。


黒魔術を操るのには人智を超える気力が必要なのだ。


防衛省隊員・・・「絵里さん、あとは我々にまかして下さい!!」


防衛省隊員のリーダーが言った。


絵里・・・「わかったわ」


絵里・・・ 「戻れ!!ブラックパンサー」


絵里はガックリとそこに膝をついた。


梨華も同様に魔獣タイガーを操って戦っていた。


梨華は、なつみの事を思った。


なつみの側を離れたことを悔やんだ。


なつみの側を離れなければ、今頃なつみと一緒に行動し、 なつみの手助け出来たのに、なつみ一緒にいれなくてごめんねと、なつみに心で詫びた。


魔獣タイガー30分もしないうちにエイリアン共を皆殺しにしてしまった。


梨華・・・「戻れ魔獣タイガー」


梨華・・・「よくやったわ、いい子ね」


絵里の前面に進んだ防衛省隊員は勢いずいた。


「ブブブーッ」 太い赤い線がエイリアンの戦闘服の破れをめがけ 「バシューン」「ジュッ」という音とともにエイリアンが吹っ飛ぶ。


そしてぴくりとも動かなくなった。


防衛省隊員・・・「 やっぞ!!」


「ピカッ」「ピカッ」「ピカッ」とエイリアンの甲から緑の光が発しする。


「バシュッ」「バシュッ」「バシュッ」と壁が緑色の流状となって溶ける。


徳郎・・・「ふざけたまねを!!」


徳郎は太股に括り付けていた49センチメートルもある剣をスッと抜く。


刃がキラリと光った。


徳郎の全身を青く輝くオーラが厚く包んでいる。


徳郎・・・「この剣は鬼神一族に代々受け継がれてきた妖剣だ」


徳郎が受け継いでいる。


徳郎・・・「鬼神流短剣術の奥義をとくと見せてやる!!」


徳郎・・・「秘技真空切り!!」


徳郎・・・「たあーっ!!」


気合一閃 妖剣を振り下ろす。


その瞬間、 真空弾が光速で飛んだ。


「バッシューン!!」という音と共にエイリアンの戦闘服はみごとに肩から脇腹にかけて斜めにざっくりと切られ、その裂け目から青い血液が 「ブシューッ」と血しぶきを上げていた。


グルルルルエイリアンはばったり倒れた。


徳郎・・「たあーっ!!」


徳郎・・「たあーっ!!」


徳郎・・「たあーっ!!」


続けざまに徳郎の妖剣が振り下ろされる。


「バッシューン!!」「バッシューン!!」「バッシューン!!」「グルルルル・・・」


首、腕、足、胴体とばらばらに切り刻まれて胴体から血しぶきを上げている者、重力コントロール装置の両羽根を切断され、羽根の付け根から青い血が吹き出ている者、バタバタとエイリアンが倒れた。


防衛省隊員・・・「おおっ!!」


防衛省隊員から感嘆の声が上がる。


祈叉のバリアーがスッと解かれた。


5階が一瞬ゆらりとゆらいだ。


祈叉をはじめ, 圭, 瞳,れいなが失神したのだ。


ちょうどエイリアンを全滅させた瞬間だった。




【 続く 】














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