オリジナル短編小説連載5回目 [マジックワールド] 冒険ファンタジー | jpt♂のジャンルフリーブログ

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✴️ オリジナル短編小説連載5回目 ✴️


[マジックワールド] 冒険ファンタジー


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💫オリジナル短編小説連載5回目


[マジックワールド] 冒険ファンタジー


💫 【 4回目からの続き 】



💫 【 マジックワールド 】 🎑


著者:比ノ兎



💮 オリジナル短編小説 🎉


🎑 ジャンル:冒険ファンタジー 🎑



🚫 許可無く、転載・パクリ禁止 🈲



【 第四章 】 『じ―じ―』




綾っと私を呼ぶ声がした。


う〜ん何処かで聞いたことのある声っと思った。


綾・・・「いったいどうなってんの?」


ライ・・・「大丈夫か?もう平気だぜ」 


いったい私はなにかどうなってるのかわからずに・。


うずを巻いたメガネをかけ、サンタクロウスぐらいの 白いひげをはやし、白い白衣を着た、すっごーく歳をとっているようないないような人だ。


私にとっては、お・じ・い・さ・んだけど。


なんせ、私を傷だらけにしたんだから。


もー、乙女の柔肌を・・☆★☆@って感じだーと私は思っていた。


でも、今優しく手当してくれている。


だから、許すけど。


綾・・・「で、いったいどうして私はアヤ女王にいたぶられて殺されそうになっちゃったわけ」


ライ・・・「それは、じーじーの少しの遊び心ってやつで別に悪気があるって・・・」


じーじー・・・「わけでわない」


綾・・・「うそー!!!!」


じーじー・・・「お前がちょいとわめくから、ちーとためしてやろうと思っただけじゃ」


綾・・・「あれが、ちょっと・・」


じーじー・・・「ちーと居眠りしてて、調節すんのをわすれ ただけだ」


綾・・・「・・・」


このじーじーって、私のこと大っ嫌いだったりとまでおもってしまう言いぐさだった。


ライ・・・「まーさ、かっかりするな。 探してる人が見つか ったんだから。」


綾・・・「誰?何処に?!」


ライ・・・「ここに」


と、ライはじーじーを見ていった。


私は、一・・・。


いつの間にか、ベットにねていた。


ねかされていた。


私は、ショックと疲労で倒れたみたいだった。


ライ・・・「気が付いたか?」


綾・・・「うん」


じーじー・・・「今、食事作ってるから」


なんと、あのしーじーからそんな優しい言葉を聞けるとは、思ってもみなかった。


私は、じーじーがいったとおりに寝た。


だけど、ライと少し話した。


じーじーのこと。


ライ・・・「じーじーって、 ムッとくる時もあるけどさ、本当はメッチャ優しい人だからさ。 そこわかってやってくれな。」


綾・・・「まーね、ムカツクって思う時あるけど・・・いい 人だよね。」


ライ・・・「綾、ちゃんとわかってんじゃん。前より進歩し たな。」


綾・・・「私は、いつでもちゃーんとわかってますよーだ。」


ライ・・・「本当か?」


綾・・・「本当だよ。」


こんな会話をして、寝た。




― 次の日 ―




じーじー・・・「おきんかあや」


綾・・・「う~ん」


私は、眠い目をこすって起きた。


綾・・・「何?こんな朝早く。」


まだ日も登ってないうちから起こされた私は、不機嫌だった。


綾・・・「いったい何すんの?」


じーじー・・・「食事作るんだ。」


綾・・・「誰が?」


じーじー・・・「おまえが」


えー、いったいどうなってるの?というかんじだった。


もーもーいったいどうなってるの?


私はこれからどうなるの?とまー、でも無事に朝を迎えた私に次の試練が待って いた。


そ・れ・は、私に眠っているアヤ女王の力を引き出す特訓をするのだ。


何時間も何時間もじーじーの「やれ」と言ったことをした。


綾・・・「もー、嫌だー」


とか思ったりもしたけど、私がアヤ女王の力を使えるまでは旅は停止なのだ。


それは、すっごーくこまる。


早くこんな世界から出たいっていうか、 自分のもとの 世界に帰りたい。


ここにきてから一カ月以上かかっていると思う。


もとの世界ではいったいどれくらいたっているのか?


すごく心配だ。


私がボーっとしていると


じーじー・・・「ボーっとしてんじゃなーい」


とバシって背中をたたかれたのだ。


すっごくきいた。


ライ・・・「じーじーのは、きくよな。 大丈夫か?」


綾・・・「うん」


大丈夫なわけないけどね。


ハハ、そんなわけで練習の毎日が続いた。


でも、なかなかアヤ女王の力は現れてこなかった。


ライ・・・「綾、落ち込むなよ」 


綾・・・「落ち込んでないよ」


なんて言いながら本当はす ごく落ち込んでたりして。



― その日の夜 ―



じーじー・・・「あや、お前の隠された力が出てこないのはオレの感じゃお前のせいじゃないな。」


綾・・・「なんで?」


じ―じ―・・・「多分・・・・」


綾・・・「多分なに?」


じーじー・・・「いや、とにかくいくぞ。」


綾・・・「何処へ?」


じーじー・・・「とにかく、旅だ。 旅支度しろ」


ライ・・・「やっと俺の出る幕ありだな。


綾・・・「なにいってんの、 誰が出る幕なわけ?」


ライ・・・「ひでーなー」


とまー、明日からじーじーだけ が知っている秘密の所へと旅することになった。




― 翌朝七時 ―




綾・・・「眠いよー」


ライ・・・「眠いなー」


じ―じ―・・・「文句いってないで、さっさといくぞ。」


ここから、また新たな私達の旅が始まった。


モンスターは、不思議と姿をあらわさなかった。


綾・・・「モンスター出てこないね。」


ライ・・・「あったりまえだ。 ここら辺のモンスターは、じーじーの強さを知ってる。よっぽど強い奴じゃなきゃじーじーにいどむものはいないぜ。」


綾・・・「つまり私達の前に立ちはだかるモンスターはすっごーく強いってことよね。」


ライ・・・「ま、そんなとこかな」


綾・・・「そんなとこかなじゃないよー」


ライ・・・「大丈夫だって。俺がついてりゃどんとこいだぜ」


綾・・・「本当?」


私は、私か戦うことになったとしたら・。


戦えないよ。


なんとか、ハラハラしながら一夜を迎えた。


【 続く 】