オリジナル短編小説連載1回目 [ 鏡 ] ホラー
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)
![BORDER FREE cosmetics ホイップフォームフェイシャルウォッシュ](https://img.mobadme.jp/restimgs/mobadme/banner/00/48/257_4.jpg?mid=102227)
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)
オリジナル短編小説連載1回目 [ 鏡 ] ホラー
①💮オリジナル短編小説🎉
😨ジャンル:ホラー😰
🚫許可無く、転載・パクリ禁止🈲
🥶
[ 鏡 ]
著者:比ノ兎
【 第一章 】 『始まり・・・』
私は和菜那穂香 (カズナナホカ)
15歳 高一。
私は、いつからか鏡をみる事が怖く、自分を見るのが怖くなった。
(自分の顔が嫌とかいう意味じゃないですよ。)
鏡から、もう一人の私が今にも出てきそうな気がしたから・・・
そして、それが本当になりそうな気がしたから・・・。
怖かった。
私は、普通の女子高生なのに、ある時から違う何かが起こりそうな気がしていた。
それは、学校の階段の壁にある幾つかの大きな鏡の一つを見た時に感じた。
鏡の中から薄笑いを浮かべて、私になり代わろうとする、もう一人の自分が出てくるのを・・・。
― 学校 ―
「おっはよ〜ん」って、私の肩をポンって叩いて声を掛けてきたのは、 私の親友の真愛だった。
私も、 「おはよ」って言ったんだけど・・・。
真愛に 「元気ないなー。なんか、悩みでもあんの?」って聞かれてしまった。
「別に、ないよー。 丈夫だよ。」て言ったけど・・。
やっぱり、鏡の事気にしてんのかな。
無事、1日が終わろうとしていた時・・・
私は、大きい鏡の傍をふと通りかかった時、私が見た者は・・・
自分だったけど、少し違ってた。
手を私に差し伸べてきた。
その時、「那穂香、なにボーっと鏡みてんの?」って言ってきた。
私は「え?!だって、 鏡から手が出てきたじゃん。」って言ったら。
「は!!?なに寝ぼけた事言ってんの〜?」ってバカにされた。
でも、私にはしっかりと見えた。
もう一人の私が・・・。
― その夜 ―
ずーっと、今日起こった事を考えてた。
もう一人の私はいったいなんなのか?
私にこれから何が起ころうとしいてるのか?
私は、少し考えて終わった。
けれど・・・これから・・・
― 次の朝 ―
私は、日直で学校に早く行った。
電車もすいていて、学校もすっごく静かで、人が少なかった。
私は職員室に行って担任に会って教室に向かった・・・・
その時、鏡を見た。
私は、驚くと言うより、固まっていた。
鏡の中に、もう一人の私が居た。
私は、「あなたは、誰?」と聞いてしまった。
知っているのに、聞いてしまった。
きっと、私じゃないと思いたかったから・・・かもしれない。
もう一人の私から、答えが返ってきた。
私の予想したとおり「私は、 那穂香よ」って。
もっと、驚く言葉を聞いた。
そ・れ・は、「私はあなた。 あなたは私。」と・・・。
私は何も言えなかった。
その夜、私はもう一人の自分に「私はあなた。あなたは私。」と言われた事をずっと忘れられずにいた。
ずっと考えていた。
いったい、「もう一人の私は私に何を言いたいのか?私に何をしようとしているのか?」
すっごーく疑問だった。
鏡を見る事が怖くなっていった。
でも、普通の鏡では、もう一人の私はあらわれなかった。
いったいあの鏡は・・・・
【 続く 】
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)