オリジナル短編小説連載1回目 [ 鏡 ] ホラー | jpt♂のジャンルフリーブログ

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オリジナル短編小説連載1回目 [ 鏡 ] ホラー












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オリジナル短編小説連載1回目 [ 鏡 ] ホラー



①💮オリジナル短編小説🎉


😨ジャンル:ホラー😰


🚫許可無く、転載・パクリ禁止🈲


🥶




[ 鏡 ]




著者:比ノ兎





【 第一章  】 『始まり・・・』




私は和菜那穂香 (カズナナホカ) 

15歳 高一。 


私は、いつからか鏡をみる事が怖く、自分を見るのが怖くなった。

(自分の顔が嫌とかいう意味じゃないですよ。)


鏡から、もう一人の私が今にも出てきそうな気がしたから・・・


そして、それが本当になりそうな気がしたから・・・。


怖かった。


私は、普通の女子高生なのに、ある時から違う何かが起こりそうな気がしていた。


それは、学校の階段の壁にある幾つかの大きな鏡の一つを見た時に感じた。


鏡の中から薄笑いを浮かべて、私になり代わろうとする、もう一人の自分が出てくるのを・・・。




― 学校 ―




「おっはよ〜ん」って、私の肩をポンって叩いて声を掛けてきたのは、 私の親友の真愛だった。


私も、 「おはよ」って言ったんだけど・・・。


真愛に 「元気ないなー。なんか、悩みでもあんの?」って聞かれてしまった。 


「別に、ないよー。 丈夫だよ。」て言ったけど・・。


やっぱり、鏡の事気にしてんのかな。


無事、1日が終わろうとしていた時・・・


私は、大きい鏡の傍をふと通りかかった時、私が見た者は・・・


自分だったけど、少し違ってた。


手を私に差し伸べてきた。


その時、「那穂香、なにボーっと鏡みてんの?」って言ってきた。


私は「え?!だって、 鏡から手が出てきたじゃん。」って言ったら。


「は!!?なに寝ぼけた事言ってんの〜?」ってバカにされた。


でも、私にはしっかりと見えた。


もう一人の私が・・・。




― その夜 ―




ずーっと、今日起こった事を考えてた。 


もう一人の私はいったいなんなのか?


私にこれから何が起ころうとしいてるのか?


私は、少し考えて終わった。


けれど・・・これから・・・




― 次の朝 ―




私は、日直で学校に早く行った。


電車もすいていて、学校もすっごく静かで、人が少なかった。


私は職員室に行って担任に会って教室に向かった・・・・


その時、鏡を見た。


私は、驚くと言うより、固まっていた。


鏡の中に、もう一人の私が居た。


私は、「あなたは、誰?」と聞いてしまった。


知っているのに、聞いてしまった。


きっと、私じゃないと思いたかったから・・・かもしれない。


もう一人の私から、答えが返ってきた。


 私の予想したとおり「私は、 那穂香よ」って。


もっと、驚く言葉を聞いた。


そ・れ・は、「私はあなた。 あなたは私。」と・・・。


私は何も言えなかった。


その夜、私はもう一人の自分に「私はあなた。あなたは私。」と言われた事をずっと忘れられずにいた。


ずっと考えていた。


いったい、「もう一人の私は私に何を言いたいのか?私に何をしようとしているのか?」


すっごーく疑問だった。


鏡を見る事が怖くなっていった。


でも、普通の鏡では、もう一人の私はあらわれなかった。


いったいあの鏡は・・・・



【 続く 】