オリジナル短編小説連載3回目 [ 鏡 ] ホラ―
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オリジナル短編小説連載3回目 [ 鏡 ] ホラー
💮 オリジナル短編小説 🎉
😨 ジャンル:ホラー 😰
🚫 許可無く、転載・パクリ禁止 🈲
🥶
💮 2回目からの【 続き 】 🎉
【 第三章 】 『もう一人の私』
私は、鏡の中に入ったまま朝を迎えてしまった。
学校には、先生達が生徒よりも早くやって来ている。
私は、「先生一一〜〜。」と助けを一生懸命求めた。
でも、誰も気づいてはくれになかった・・・・。
そして、生徒達も来る時間になって。
生徒は、ポツリポツリと学校にやって来る。
私は、その中に私を見つけた。
もう一人の私は、校則に引っかかるすれすれの姿をしていた。
私とは、思えない姿と雰囲気をしていた。
私は、唖然とするほかなかった。
それも・・・そんな変わってしまった私に気づくどころか、いつもと同じ様に話かけている友達を見て、私は悲しくなってしまった。
私は、「どうして気づかないの?」って心で叫びながら、目から涙を流していた。
そして、1日が終わった夜。
私が入っている鏡に近づく足音が聞こえた。
近づいてきたのは、私だった。
そして、もう一人の私は驚くことを私に言った。
「鏡に戻ってあげる。」 って・・・・。
私は、疑いながらも鏡から出た。
そして、家に帰ったとたん、怒った顔の両親が待っていた。
私は、何がなんだかわからなかった。
でも、両親の説教を聞いていてわかってきた。
それは、私が万引きをしようとしていたところを友達が見つけ、両親に知らせたということだった。
私は、その日は説教で寝不足になってしまった。
しかし、このこと以上に明日はもっとひどいことを知る事になった。
学校にいってみると・・・。
みんな私を避ける。
私が、「おはよ」と言っても無視していく。
親友は、「お、おはよ」ってなんかぎくしゃくしてる。
いったい何があったんだろう・・・???
そんなことを思いながら、1日が過ぎ去り私はあの鏡へと向かった。
私は、鏡に向かって「いったいみんなに何したの。」と大声で叫んで聞いた。
鏡の中の私は出てこない。
私は、 「出てきなさいよ。」って、すごい剣幕で怒鳴った。
そうすると、ようやくムカツいた顔で「なによ」って出てきた。
「なによじゃないでしょ。みんなになにしたの?」って聞いてみると、「なにかあたの?」なんてとぼけていた。
私は、一瞬「こんなことなら鏡に入っていればよかった。」と思った。
その瞬間、私は鏡の中に居た。
「ど、どういうこと?」って出た私の言葉に、 鏡の中に居た私は、 「まんまとひっかかったわね、私がみんなを操作してたのよ。」って。
「あんたは、人を信用してなかったのよ。」って。
私は、人を信用していなかった。
だからといって、それがなんなのだろう。
私は、「あんたは、何のために私の前に現れたの?」て聞いた。
今は、外に居るもう一人の私は、あることを話し始めた。
それは・・・それは・・・。
昔も私みたいに鏡の中に入った女の子がいた。
その子は、自分の生きてる世界が嫌で鏡の中に入ったという話だった。
そして、今の私はその子と一緒だと言われた。
私には解らなかった。
どうして私がその子と一緒なのか。
「私は一緒じゃない。」って私はいいかえした。
そしたら、「よく自分の胸に手を当てて考えてみなさい。」と言って、行ってしまった。
私は、何日か鏡の中にいた。
その間にもう一人の私はやりたいほうだいやっていた。
そのせいで私という人間は、みんなにすっかり嫌われものになってしまっていた。
でも、それはそれでいいかなって思っていた。
それは、嫌われるのをいつもいつも気にしているより、嫌われれば楽だと思ったから。
それは、いつも私が思っていた事だった。
でも、もう一人の私は悲しく、 寂しくないのか心配に思った。
何日も何日も私は鏡の中に居た。
そして、考えていた。
答えは、まだみつからない。
でも、きっといつかみつける・・・・・。
― 終わり ―
完
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