お勧めパワースポット・聖地のご紹介:第11回①
京都:永遠の都の寺社と聖地
お勧めのパワースポット・聖地の第11回はいよいよ「京都」です。京都は、それ自体が日本文化の代名詞ともいえる存在であり、日本の伝統的な宗教・文化・芸術などを1000年以上にわたって生み出し、育み続けてきた都であり、数多くの聖地に彩られています。
そこでまず、①2014年と2019年にそれぞれ、私たちが様々な京都の寺社・自然を巡った時のレポートをご紹介します。その後に、②文献に基づいた京都の寺社の紹介をします。
最後に、③京都を含めたひかりの輪のパワースポット・聖地巡りの思想、聖地巡りの際に行うと心身の健康に良いヨーガ歩行瞑想に関する記事等をご紹介します。
●京都寺社巡りレポート:2014年3月21日
(以下は同行したスタッフのレポートです)
2014年の3月21日の早朝に、私たちは、東京を出発し、京都の聖地巡りに向かいました。その日は渋滞にはまって、さらに雪に降られ、あられまで降ってきましたが(-_-)、目まぐるしく変わる天候に翻弄されつつも、まずは石清水八幡宮を参拝しました。
石清水八幡宮は京の都を守護するために、都の裏鬼門(南西の方角)に作られた重要なお宮です。
ここは何とも例えにくいですが、キリっとした清々しさにあふれた神社です。
その展望台からは京都の町並みと、向こうには比叡山が見えます。
石清水八幡宮の後は、護国鎮護のために建てられた東寺、千体の千手観音像が圧巻の三十三間堂を参拝しました。東寺は、真言宗の総本山であり、平安京を守護するために、今は存在しない西寺と共にたてられたお寺です。時の天皇によって弘法大師に与えられました。
この近くには、平安京の南玄関である羅城門がありました。東寺の伽藍の配置は、そのまま曼荼羅の密厳浄土を表します(密厳浄土とは、大日如来の浄土だが、この世界がそのまま密厳浄土と真言宗は説く)。
弘法大師空海は、ここを鎮護国家の道場として伽藍を整備し、山奥にある高野山で得られた智恵を都の中で実践に移す修行をされていたそうです。
次に、三十三間堂を参拝しました。千体の観音仏像は荘厳にして圧倒的な迫力で神聖な空間を作っていました。
平安神宮は、今は無き平安京の大極殿の建物を再現したものです
夕方からは、東山地区に移り、いずれも名高い八坂神社、円山公園、知恩院、清水寺を参拝しました。
上の写真は夕方近くの八坂神社の正門の様子です(昔は神仏習合の聖地でした)。その後は、夜の東山を色々と巡りました。
ライトアップされた夜の八坂の塔です。美しい!
八坂神社で舞妓さんの踊りの奉納も
清水寺の門
大変な人出でしたが、ライトアップされた町並みは素晴らしく、いっそう京都風情を盛り上げていました。ともあれ、無事今日の巡礼がおわりました。早朝から夜遅くまで、よく動きました(笑)。みなさまお疲れ様でした
京都聖地巡り2日目(3/22)
昨日の心地よい余韻で朝もすっきり。今日は、名高い銀閣寺の参拝からスタートです。これらの寺院は皆、京都の世界遺産の構成要素になっています。
足利義政が、その美意識の全てを賭けて造った東山文化の粋の極み
お山はもちろん富士山を、砂地は水の流れを意味します
そのわびさびの妙に、言葉を失うくらいの素晴らしさでした。
この後は、「第11回その2:お勧めのパワースポット・聖地のご紹介:京都:永遠の都の寺社と聖地」の記事に続きます。