三連休は、ひかりの輪の上高地・乗鞍の聖地巡りへ行って参りました。

わたしは2日目からの参加の方とともに合流して上高地と、3000メートルの乗鞍岳の剣が峰を巡りました。

雨上がりの上高地は、苔や木々が生き生きと瑞々しく、千数百メートルの地に流れる川の水の色も美しくて、歩いているだけで心身が生き返るようでした。
 

 



17日に登った乗鞍岳は雨天が心配されたものの、運良くお天気に恵まれ、3000メートルの山頂はやはり別天地で、風がやむと静寂で、美しい山々や雲、エメラルド色のハート型の湖、太陽の周りの輪などを見ることができ、みなとても喜んでくださってよかったです。




今回初めて巡った乗鞍高原の、かなり秘境的神社・梓水神社が印象に残りました。平安時代にできたそうですが、たいへんなパワースポットという印象で、古来、人々に大切にされてきた聖地と感じました。
 

帰りに寄った濃度の濃い温泉は、筋肉痛を癒してくれ、今朝も、濃い硫黄臭が身体から香っていました(笑)

 

乗鞍岳の新たな発見は、昔この3000メートル級の山々に修験道が行われれていたと知ったことです。やはり昔の人は高い御山を祈って巡っていたのですね。

 

清々しいお天気の聖地巡りで、少し疲れ気味だった身体もおかげさまですっかり元気に!ご参加いただいたたくさんのみなさま、どうもありがとうございました。

 

わたしは今週はオウム真理教総括の執筆に励み、週末は、名古屋に出張して、22日に内観セミナーのお手伝いを務めさせていただく予定にしています。

 

 

昨日、9月9日は、ひかりの輪仙台教室で行われた、1日内観セミナーがあり、ここ3日ほど仙台へ行ってまいりました。

内観の面接を務められる大学教授の先生と、参加された方の内観のお手伝いです。

 

多くの方にご参加いただき、初めての方、数回目の方などいろいろでしたが、

みなさんそれぞれが、自分の内を観る(内観)、よい1日の時間をすごせたと、

明るい顔で帰って行かれ、本当によかったです。

 

人は、両親から生を受けてから、手取り足取り育てていただいて、

たくさんの人にお世話になってやっと生きることができてきたという事実、

それを徹底的に自分で調べて知ることは、

自分の根っこをちゃんと知って生きることになると、改めて思いました。

 
遠路はるばるお越しいただいた先生、参加者のみなさま、
どうもありがとうございました。
 
昨日9月9日は亡き父の命日でもあり、心静かに、内観のお手伝いのおかげで、
みなさまのご両親への感謝をお聞きしながらすごすことができ、わたしにとってもよい1日となりました。

 

 

次は、9月22日に名古屋、9月30日で大阪にて、ひかりの輪の内観セミナーが開催され、
わたしもお手伝いに出張いたします。
詳細は以下をご覧下さい。
 
ひかりの輪仙台教室での10月のイベントは以下を担当いたします。
 

●10月21日(日) ダイナミックな大自然・太古からの神山信仰の地、蔵王の日帰り聖地巡り(宮城)

 

 

 

どうぞよろしくお願いいたします。
 
 

あさって9月9日は、再び仙台へ。
ひかりの輪仙台教室での名誉教授の先生の内観セミナーのお手伝いに行ってまいります。

毎回、特に初めての方が、大きな気づきや変化を経験されるので、
お手伝いさせていただくのが楽しみです。

内観は、自身の内を観る、その方それぞれの作業で、
終わった後は、みんなのお顔が、一皮むけたかのように、キラキラすっきりと輝いて見えます。

一日中、みんなが、お母さんや身近な方に、

していただいたことを中心に思い返していく作業に、ひたすら没頭しているので、
その場の空気が、みなさんの感謝の気持ちで満ちてくるようになり、
みなさんが、まるで仏さまのように感じます。

前日まで、受付ておりますので、ご興味ご関心おありのかたはご連絡くださいませ。

 

詳しくは以下をご覧下さい。

 

9月9日(日)仙台にて、国際的権威の教授が指導する内省法「内観」セミナーのご案内

 

 

 

10月6日(土)に、信州は諏訪のひかりの輪・日帰り聖地巡りをご案内させていただきます。

今回は、諏訪湖を中心に、古代信仰や縄文文化が発達した場所である諏訪の諏訪大社4社と諏訪湖を中心に巡ります。

諏訪地方には、大自然に畏敬の念を持ち、山や岩や水などの大自然を神として大切にしてきた日本人の奥深い精神性が感じられるような場所がたくさんあります。
パワースポットとして有名な場所だけでなく、あまり一般には知られていない秘境的な聖地、大自然の中でホーリーな波動を持つ聖地を選びました。

諏訪湖を囲む山々
まん中が諏訪湖、諏訪湖の周りを八ヶ岳などの山々が囲む

●諏訪大社--4つの社からなる社

諏訪大社は、原初の祭祀形態を色濃く残す日本最古の神社の一つですが、その構成が大変特徴的です。
諏訪大社は、諏訪湖を取り囲むようにして建つ4つもの宮(①上社前宮・②上社本宮・③下社春宮・④下社秋宮)があります。4つを合わせて「諏訪大社」となっています。
諏訪湖
  諏訪湖

これほど大きな4つの大社が接近して一社となっているのはとても珍しく、日本の中では、伊勢神宮と諏訪大社のみにみられる形態なのだそうです。(伊勢神宮の場合、内宮は本殿と荒祭宮、外宮は本殿と多賀宮という4つの宮があります。)
この4つの宮の配置や、祭祀の方法・時期などが、たくみな形で「陰陽五行(いんようごぎょう)」の理論が取り入れられ、陰と陽とが偏らずにバランスをとる配置になっているそうです。

◆諏訪大社上社前宮・水眼の清流

上祐史浩

諏訪大社の中で、古来より祭祀の行われてきた聖地である諏訪大社上社の前宮は、諏訪大社が神としてお祭りしているご神体山・守矢山の麓の、豊かな自然の中にあります。

地理的にも、中央構造線とフォッサマグナという日本の二大エネルギーラインが交差する点にある真のスーパースポットといえる場所から、水眼の清流と呼ばれる清らかな湧き水が流れています。
この湧き水は、古代から禊ぎや神事に用いられてきた尊いご神水とされています。

◆諏訪大社 上社本宮

この、諏訪大社本宮には、本殿はありません。守矢山の山自体をご神体としているために、守矢山を仰ぐ拝殿しかないのです。

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境内には、諏訪七石と呼ばれる磐座の中のいくつかがありますが、諏訪には、山(守矢山)や木(湛えの木などの諏訪七木)や岩(小袋石などの諏訪七石)などをご神体とするようなアニミズム的古代信仰が、この現代にあっても目に見えるかたちで続いている「生きた聖地」であることを感じることができます。
拝殿の敷地内には硯石と呼ばれている磐座(聖なる岩)があります。 

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◆御頭ミシャグチ総社

静かに存在するたとえようもない優しさを持つ波動のご聖木。御頭ミシャグチ総社。
素朴なたたづまいのこの社が、全国の御頭ミシャグチ総社の総本山です。縄文時代から続く古い精霊信仰があります。


 


◆小袋石--諏訪七石のひとつ

静かで神聖な波動を放つ、古代の重要な祭祀の場所で、今なお諏訪七石として大切にお祀りされている神聖なイワクラ、小袋石。





◆諏訪大社下社春宮

諏訪大社下社・春宮は、杉の木をご神木としています。
近くには、万治(まんじ)の石仏というなんとも不思議な感じがする巨石の野仏が鎮座しています。高さ2.7m長さ4mで、じつに存在感のある阿弥陀様です。



この阿弥陀様には、大宇宙のすべてを現すという太陽、雷、雲、盤座、月などの文様が刻まれています。近くには、気持ちのよい河原があります。

◆諏訪大社下社秋宮
諏訪大社下社秋宮は、出雲大社のような大きなしめ縄が印象的な社です。
イチイの木をご神木としています。


※訪問地は、状況により若干変更の可能性があります。

■日程

2018年8月16日(木)の日帰(早朝~夕方)

■参加料金(東京からご参加の場合)

12000円

※参加料金は、学習指導代に加え・参拝代・旅行保険代を含みます。

※大阪など、東京とは別の地区からご参加の方は、引率・指導の時間が異なるため、料金が異なりますので、別途下記担当者までお問い合わせをお願いします。

※心身障碍者・経済上の理由等がおありの方には、別コースや割引料金の用意がありますので、ご相談ください。

■キャンセル代

1.7日前~3日前までのキャンセルは、参加料金の50パーセント
2.3日前から当日のキャンセルは、参加料金の100パーセントとなります。

■温泉

  帰りに温泉に寄る場合もございます。温泉入浴を希望される方とされない方がいらっしゃいますので、参加料金には含まれませんのでご注意下さい。
 

■参加者の無償奉仕による運送のお知らせ

1.出発時に各教室に集合する方は、他の参加者が運転する車両に同乗することができます。

2.これは、参加者の無償の奉仕であり、団体による運送サービスではありません。

3.これを利用されず、マイカーでのご参加も可能ですが、参加料金は減額されません。出発する教室によって料金が異なる場合は、運送料ではなく、引率・指導の経費のためです。

4.現地に集合した後の利用も可能ですが、人数に限りがあり、事前にお申し込みください。


■ご注意

1.あらゆる関連法規を順守して行います(関連法令の解釈は関係官庁の指導に基づきます)。

当団体は、宿泊施設や運送会社を手配する旅行業務や、車両による有償の運送業務は行ないません。運転は個々の参加者の奉仕活動であり、経費も個人の寄付で賄われています。そのため、一部ボランティアの方のご協力をいただきますので、ご了解下さい。

2.参加者の皆さんの安全の確保に最善を尽くします。

奉仕活動の運転の安全確保のため、車両点検・健康管理・法令順守等の確認を行いますので、スタッフにご協力ください。また、事故・怪我・疾患に関しても、スタッフが予防努力を行うと共に、旅行保険に加入しますので、ご協力ください(費用は参加料金に含まれていますが、直前のお申し込みの場合は加入が間に合いませんので、ご了解ください)。

3.一般の方も参加できますが、目的にご注意ください。

ひかりの輪の聖地めぐりは、会員ではなく、一般の方も参加できますが、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。


●お問い合わせ

●東京本部教室(関東・甲信越)担当:細川美香
担当者携帯電話:080-2273-3588
メールアドレス:tokyo@hikarinowa.net

●名古屋支部教室担当:山口雅彦
住所:愛知県豊明市栄町上姥子6-139
担当者携帯電話:090-6852-4929
メールアドレス:nagoya@hikarinowa.net

●大阪支部教室(関西・中国地区)担当:田渕智子、山口雅彦
担当者携帯電話:080-2513-6017(田渕)、090-6852-4929(山口)
メールアドレス:osaka@hikarinowa.net

朗報がありました。

出版社の三五館の倒産(@@)で、長らく絶版になっていた拙著
『二十歳からの20年間――“オウムの青春”の魔境を超えて』が、
amazonから再版されることになり、新著をご購入いただけるようになりました!

ペーパーバックという洋書のような形ですが、重さは軽くなったのがよいところ。

担当編集者だった中野さんが、三五館シンシャという新しい出版社を立ち上げ、
忙しい中動いて下さいました。

ご一読いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m


『二十歳からの20年間――“オウムの青春”の魔境を超えて』


内容紹介

魔境という名の青春。女を待っていたのは、オウム特有の「グルイズム」(=麻原絶対主義)と

「マハームドラー」(=与えられた試練を超える修行)でした。

薬物人体実験をはじめとする数々の無理難題について、「おかしい」と思う一方で、

「帰依を続けなければ」と考える精神の葛藤が痛々しいまでに描き出されます。

 

そして、地下鉄サリン事件―― 身に覚えのない容疑での自身の逮捕に至ってもなお、

彼女はオウムと決別できないまま、8年もの年月を過ごします。

 

しかし、日本各地の聖地を巡り、自然に回帰することによって、「憑き物が落ちる瞬間」を体験、

苦しみを作り出したのも、その苦しみから抜け出していくのも、自分の心なのだという

当たり前の結論にたどり着いたのです(2007年にアレフ脱会)。

 

自らの精神と深く向き合ったことで書くことが可能となった「心性ノンフィクション」といえます。

9月28日に、上智大学で行われる

「オウム真理教事件と「霊的暴力」をめぐる考察」がテーマの研究会で、

わたしも以下の研究発表をさせていただくことになりました。

 

司会は鎌田東二先生、コメンテーターは、鶴岡賀雄先生、

もうお一人の発表者は、大田俊寛先生です。


大学の先生方の中で、わたしは、オウム真理教を含む蟻地獄のような苦しみと、

死なずに生きて抜け出した経験から気付いた考察を、わたしなりに発表したいと思っています。

 
※なお、ご参加要項をブログの末尾に書きましたので、ご関心おありの方は併せましてご覧下さい。
 
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第70回身心変容技法研究会

日時:2018年9月28日(金)13時~18時 
場所:上智大学四谷キャンパス中央図書館9階911会議室(予定)
 
テーマ:オウム真理教事件と「霊的暴力」をめぐる考察
 
発表者① 宗形真紀子(ひかりの輪・文筆家)
      「オウム真理教と『魔境』」
発表者② 大田俊寛(埼玉大学非常勤講師・宗教学)
      「社会心理学の『精神操作』幻想─グループ・ダイナミックスからマインド・コントロールへ」
 
コメンテーター:鶴岡賀雄(東京大学教授・キリスト教神秘主義)
 
司会:鎌田東二(上智大学グリーフケア研究所特任教授)

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◎ご参加要項
以下のお問い合わせは、一週間前の9月21日を持ちまして締め切らせていただきました。
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「身心変容技法研究会」は、一般の公開イベントとは異なる無料の科研研究会です。
参加者は基本的に研究者に限定されていますが、一般の方のご参加も一部可能ということですので、
下記をご連絡ください。

つきましては、大学の施設内ということがあり、事前のお名前等の登録が必要となり、受付チェックがあります。

わたしのブログを通してご参加を希望される方は、

以下の内容を、メールアドレス munakatamaki@gmail.comまで、お送りください。
参加の可否につきまして、折り返しご連絡させていただきます。

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・お名前(本名)
・ご職業(※参加可の場合受付チェックがあるため)
・今回の研究テーマへのご関心と研究意思意欲について自由に(簡潔に)お聞かせください。
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10月21日(日)に、蔵王の日帰り聖地巡り(宮城県)を、ご案内させていただきます。

ご参加募集中です。

 

宮城県と山形県にまたがる蔵王連峰。
エメラルドグリーンが美しい御釜を湛えた蔵王は、10月中旬、紅葉のシーズンを迎えます。
今回は、紅葉に染まる風景の中、太古からの神山信仰・修験の地、蔵王の日帰り聖地巡りを行います。



◎蔵王

有名な観光地である蔵王は、本来、かつて刈田嶺(かったみね)という名で呼ばれる、太古からの人々の神山信仰の地でした。 修験道が入り、蔵王権現が祀られたことからこの名で呼ばれるようになりました。

かつては、蔵王の御山詣りは、蔵王の御山に登ることによって大人と認められる大切な行事だったといいます。

蔵王は、山、水、滝、森、きれいな空気、修験道の信仰、身を清め元気にする源泉掛け流しの温泉などなど、ダイナミックな大自然とその恵みにあふれています。

今回はこの素晴らしい蔵王で、広々とした大自然を巡りながら、清々しい1日を過ごしていただけましたら幸いです。

◎御釜

冬の樹氷と共に、蔵王の象徴である御釜は、蔵王ハイラインの終点(駐車場)から、バリアフリーの道を歩くこと、約2~3分で、御釜間近の展望台に到着します。

御釜は、蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳(最高標高1841m)の3峰に抱かれた円型の火口湖で、釜状なので「御釜」という名前がつきました。

湖面はエメラルドグリーンの水をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気です。



御釜付近は、高山らしい広々とした風景が広がり、爽快な心持ちになります。



◎刈田嶺神社(かったみねじんじゃ)/蔵王山頂(奥宮)

蔵王山頂には、刈田嶺神社奥宮があります。
かつて山頂には蔵王信仰の根本・蔵王大権現社が鎮座していました。江戸時代後期に流行した蔵王参詣では、蔵王大権現に参拝することが目的だったそうです。

明治初頭、神仏分離令を受けて、嶽之坊と合一して水分神社(みくまりじんじゃ)と改称、さらに蔵王刈田嶺神社奥宮と改めて、現在に至ります。




◎美しい滝の数々

蔵王に向かう途中には、いくつもの美しい滝を眺めることが出来ます。
紅葉の時期は、絶好の景観ポイントです。


標高700mの所にあり、不動滝とその上にかかる地蔵滝、そして三段の瀑布を作って澄川に注ぐ三階滝を眺めることが出来ます。




◎遠刈田温泉"共同浴場 神の湯・壽の湯"

かけ流しで、素晴らしい温泉があります。
 
◎刈田嶺神社(かったみねじんじゃ)里宮/遠刈田

温泉の近くに、刈田嶺神社の里宮が鎮座しています。

◆日程

10月21日(日) 8時半頃~17時頃まで
仙台市内から、車の便が出ます。
現地集合・現地解散も可能です。

◆参加費

10000円
(※温泉代、食事代は含まれていません)

※初めてご参加の方には、上祐代表書き下ろし『特別教本』のプレゼント付きです。
 

◆ひかりの輪の聖地巡りについて

◎お申し込み・お問い合わせ

ひかりの輪は、入会しなくても学ぶことができ、ビジターの方を歓迎しています。
セミナーの参加者の半数は非会員・一般の方です。(入会の勧誘などはございません、どうぞお気軽にご参加ください。)

◎参加者の無償奉仕による運送のお知らせ

1.他の参加者が運転する車両に同乗することができます。
2.これは、参加者の無償の奉仕であり、団体による運送サービスではありません。
3.これを利用されず、マイカーでのご参加も可能ですが、参加料金は減額されません。
4.事前にお申し込みください。

◎ご注意

1.あらゆる関連法規を順守して行います(関連法令の解釈は関係官庁の指導に基づきます)。当団体は、運送会社を手配する旅行業務や、車両による有償の運送業務は行ないません。
運転は個々の参加者の奉仕活動であり、経費も個人の寄付で賄われています。そのため、一部ボランティアの方のご協力をいただきますので、ご了解下さい。

2.参加者の皆さんの安全の確保に最善を尽くします。
奉仕活動の運転の安全確保のため、車両点検・健康管理・法令順守等の確認を行いますので、スタッフにご協力ください。

3.一般の方もご参加できますが、目的にご注意ください。

ひかりの輪の聖地めぐりは、単純に神社仏閣等などを参拝する旅行ではなく、ひかりの輪の思想に関連付けながら、様々な学習をすることが目的ですので、一般の旅行業者と同じような目的でのご利用はお控えください。
 

お問い合わせ先 

ご参加ご希望の方は、お気軽に下記までお問い合わせください。

ひかりの輪 仙台教室
担当者携帯電話:080-2273-3588(細川)、080-6528-0369(水野)
メールアドレス:sendai@hikarinowa.net
twitter @Munakatamaki

 

今週末の9月9日(日)は、仙台で、「内観」の国際的権威の名誉教授の方にご指導いただく

「一日内観セミナー」が開催されます。

わたしはその助手を務めさせていただきます。

 

仙台では、先生の内観は、1年に一度の貴重な機会で、はじめての方のご参加を募集中です。

内観は、どなたでも簡単に実践することのできる、感謝の心を培う方法です。 

 

内観は、「内」を「観」る、と書きますが、先生は、通常人は「外観」、外ばかり見ているとおっしゃいます。

あの人にこう言われた、された、あの人が嫌だ、ひどいことや扱いを受けた、など、

自分でなく人のことばかり考える癖が付いている。

 

そこで、せわしい日常生活の時間を一日だけ止め、感情や心のわだかまりは置いておいて、

生まれてから今までに、

 

①他者が自分にしてくれたこと、

②して返ししたこと

③迷惑をかけたことの3つについて、事実を調べていくという作業です。

 

とても簡単なのですが、やってみると目から鱗の実践法です。

参加された多くの方が、「参加して本当によかった」というご感想を持ってお帰りになります。

 

「長年恨んでいた親が、実は多大な愛情を持って育ててくれたことを知り、
申し訳なさに涙が止まらなくなった」

 

「親が生きている内に気付くことができてよかった」

 

「恨んでいた亡くなった親への気持ちを整理することができ、やっと前向きになれた」

 

「長年嫌いだった人に感謝することができ、心が楽になった」

 

などなど、数十年来の感情から解放されるなど、画期的な人生の変化を経験される方も多くいらっしゃります。

 

ご参加募集中ですので、ご興味ご関心おありの方、お気軽にお問い合わせください。

9月9日(日)仙台にて国際的権威の教授が指導する内省法「内観」セミナー

 

 こうした出来事が、上祐やわたしたちが脱会する前でのアレフ(2000~2007年まで)では起こったのですが、97年の観念崩壊セミナーやケロヨングループのように、危険な修行によって信者が傷害を負うことはあっても、殺人事件は一つも起こっていません。

 この背景には、繰り返しになりますが、オウム真理教の松本の教義では、ポアをする宗教的な権能があるのは、松本のみであり、たとえ、松本の血を引く三女や最高幹部であっても、その権能はなかったからです。

 それは、逆のことを言えば、もしも仮に、松本の家族やアレフの幹部が、松本と連絡を取って、松本の許可を得ていたならば、状況は変わっていたということにもなります。

 そして、1997年以降、松本は変調をきたし、不規則発言を始めて、家族や弁護士と面会しても、意思疎通ができないとも言われる状態になっていました。そして、2008年以降になると、家族とも面会をせず、すべての接見を拒絶するようになりました。

 しかし、松本の四女は、面会時に「詐病だとわかった」とも証言しています。
また、拘置所の精神科医や、検察や裁判所が採用した精神科医の鑑定では、「詐病の疑いが強い」とか、「拘禁反応はあっても、弁護士との意思疎通はできる」としていて、裁判所の判決も同様でした。

 そのため、松本の家族やアレフの幹部が、松本と結びつく可能性が、全くゼロになったわけではありませんでした。


◎上祐らが、松本の早期執行を望むようになった背景

 このような状況の中で、2006年3月に、松本の高裁の裁判が集結し、異議申し立て手続きを経て、2006年9月までに、最高裁決定によって、松本の死刑判決が確定しました。

 その前後に、松本の家族と対立していた上祐らわたしたちは、アレフを脱会して新団体を設立する検討をはじめ、その後、2007年3月までに、麻原の教えと教材をすべて破棄して、アレフを脱会・離反し、2007年5月にひかりの輪として独立しました。

 このような流れで、松本から離反し、松本・アレフを批判するようになった上祐らわたしたちは、松本やアレフから見れば、ひかりの輪の者たちは、オウム真理教で松本が、次々にポアの対象としてきた外部の敵と同じように、自分たちの信仰や活動を邪魔する、「裏切り者の敵対者」に他ならなくなったのです。
 さらに、上祐については、「公安のスパイ」などと見られてもいました。

 しかし、松本と信者の接見が、法的に禁止されていない以上は、松本の死刑執行までは、自分たちの身の危険は解消されないという危険な立場に置かれました。

 同時に、それは、執行までは、一般の人たちへの危険も解消されないために、アレフと同一だとされ、松本の指示を受けてテロを起こす可能性があるからということで、自分たちに対する観察処分も解消されにくい状況が続くという、二重苦の状態でもありました。

 また、上祐らわたしたちひかりの輪スタッフと、家族らが対立して脱会・離反した一因の中には、上祐がアレフ内で、信者たちに、「麻原が事件に関与しており、刑死するだろう」と語っていたのですが、それに対して、松本の家族らが、「グルの死を語るなどとんでもない」として、激しく批判したことがありました。

 松本は、逮捕後も、サリン事件等に関与したことを認めず、逮捕前は、それは全て闇の権力による陰謀だと主張していました。

 さらに、オウム真理教には、「弟子がグルを必要としなくなると、グルは他界してしまう」という教義があり、松本は、逮捕の前も後も、「自分は不死の救世主である」と主張していました(正確には、1カルパ(宇宙の始まりから終わりまで)生きると説いた)。

 このようなアレフ教団の中で、松本を信じない上祐らわたしたちは、「グルを否定する大悪業をなしている悪魔であり、地獄に落ちる」と、厳しく批判され、アレフ信者たちにそれが通達されました。

 これを言い換えれば、万が一、松本の執行が停止されるならば、アレフは、この主張を永久に続けることになったのです。

 上祐らわたしたちが2007年3月に脱会した後も、アレフは、自分たちが松本に帰依すれば帰依するほど、(その帰依の心が松本に届いて)松本の刑死はなくなると信じて行動し続けました。

 たとえば、2011年の末に、平田らが出頭して裁判が長引くことになり、松本の死刑が延期される可能性が出てきた時にも、アレフの幹部が、「これは、自分たちが松本への帰依を深めていたからであり、今後も狂ったように教えを学ぶべきだ」などと信者に説いていたことが知られています。

 そして、若者を中心として、覆面ヨガ教室などを使い、「一連の事件はオウム真理教は冤罪であり陰謀である」という、洗脳的な教化を行なって、報道されているように、多くの新しい信者を獲得していきました。

 ひかりの輪には、そうしたアレフ勧誘の被害に遭われた方からの相談が来るようになり、「アレフ脱会相談窓口」を作り、150名以上の脱会を支援してきましたが、現在も、親御さんからの相談を含め、ずっと相談は続いています。

 もし、松本の死刑執行がなされなければ、オウム事件が陰謀であり、国家は悪魔と信じる、洗脳された若者が、もっと増えていき、何千、何万にも至る可能性がありました。

 こうした何重もの、極めて深刻な事情のために、上祐らわたしたちは、松本の死刑の速やかな執行を望むようになりました。

 アレフ脱会の前年、2006年に行われた、上祐の会員向けの講話では、「松本への妄信に突っ込んでいくアレフとは、共に活動はできない」ことに加えて、「2~3年後には松本の死刑が執行される可能性がある」と語っています。

 2~3年後というと、2008~9年ということになります。このときの「2008~2009年にも松本の死刑が執行される」という見通しは、早すぎるように思われるかもしれませんが、当時は、後に逮捕される平田・菊池・高橋は逃亡中であり、彼ら以外の共犯者の幹部たちの裁判が終結すれば、執行される可能性がありました。

 また、共犯者の裁判が続いていても、法律的には執行できないことはなく、執行の可能性があることを指摘する識者の見解も報道されていたので、上祐らわたしたちは、こうした可能性を背景に、速やかな執行を望んでいたのです。

 一方のアレフは、前に述べたように、松本の死刑には一貫して反対していました。

 2011年末には、平田・菊池・高橋がまだ逮捕されず、他の共犯の幹部信者の裁判が終わるまでには、将来に禍根を残す、といった脅しとも解釈できる表現を用いて、松本の死刑執行に強く反対する声明まで出しました。

 そうした内容の声明は、本年2018年1月に、高橋の裁判が終わり、すべてのオウム裁判が集結した後も、同じように繰り返し出されました。

 また、今年2018年は、松本の三女も盛んにメディアに出て、彼女なりの論理で、松本のの死刑執行の反対を訴え続けていました。


◎刃物送付事件と村井刺殺事件:新潮報道の後

 このような状況の中、2018年の7月6日に、ようやく、松本らの死刑が執行されました。
 そして、その直後の7月11日に、上祐の証言と共に、新潮の報道がなされました(関連報道は7月19日にもなされました)。

 

 ところが、7月23日に、上祐に刃物が送付されるという出来事(脅迫の疑いで警視庁が捜査)が起こりました。

 同封された文書には「麻原と同じステージに進みませんか」と記されてありました。

 文書の意味は不明ですが、こうした文脈で、ステージという言葉は一般人はあまり使わない一方、信者は良く用いる言葉であるために、その関係を疑う声もありますが、そのように見せかけた何者かの仕業だという推測もできます。

 また、時期的に言って、警察の幹部や新聞記者の中には、新潮の報道に対して反応したものである可能性を指摘する人もいます。

 さらに、刃物とオウム真理教と言えば、ただちに連想されるのが、刺殺された村井幹部のことです。

 捜査と裁判の結果、当時暴力団員であったJH氏の犯行とされています。

 JH氏は、後に対談した上祐に、「オウムを巨悪と見て、その象徴を倒すために行った」と言う趣旨のことを語っています。

 

 その一方、この村井刺殺事件は、当時捜査の包囲網が狭まる中で、麻原が、トカゲのしっぽ切りとして、暴力団に裏から依頼して、村井を殺したのではないか、という憶測もありました(他にも、村井が、暴力団と覚せい剤の密売をしていたので、暴力団に消されたといった憶測がありますが、いずれの説も具体的な証拠はなく、JH氏の上司とされた暴力団員も無罪判決を受けています)。

 今回の刃物に関しても、今のところ、誰がどのような動機で送付してきたかは不明ですが、それが一般人によるものであったにしても、教団・信者関係のものであったとしても、いずれにしても、上祐が、身の危険を感じる、具体的な現実があったことを示す出来事だと思います。

 そんな中、7月25日の「虎ノ門ニュース」の中で、「14.上祐に刃物入り郵便物」というニュースで、北村晴夫弁護士方の、法にのっとった冷静で温かな御姿勢のお話には、救われる思いがしたのです。

 そこでは「あれだけ凶悪な事件起こしてなんでお前はのうのうと生きてるんだ」という抗議だと思うが、「お前は生きてはいけない」ということではいけない。どこかでバランスとって行かないといけない。信者を監視しなければいけないが全て否定していいのか。という議論がなされていました。

【DHC】7/25(水) 北村晴男×百田尚樹×ケント・ギルバート×居島一平【虎ノ門ニュース】
 

 Yさんの報道について、週刊誌以外の大手マスコミでは、大きく報道されることはなかったのですが、上祐がオウム・アレフを脱会後も、松本の死刑執行まで本件を口外しなかったことについての批判の声をお聞きしました。


 その中で、ひかりの輪広報部で話し合い、95年のオウム事件後に、上祐やわたしたち元信者が直面してきた、国や公安調査庁や松本元死刑囚やアレフや松本家の家族などの周囲の取り巻く環境について、当事者にとってさえ、何重にも複雑な状況であるため、いろいろなことが伝わっていないことに気付かされました。

 少し長くなりますが、それについてできるだけわかりやすくお伝えしたい思います。


◎当局が、松本の死刑を執行した基本的な理由

 まず、この件に大きく関係しているのが、松本の死刑執行です。

 松本の死刑執行について、当局の基本的な立場で、よく知られていることは、

 ① 死刑制度は、国民の支持を得ていること、
 ② 事件は、他に類を見ないほど凶悪であり、
    その被害者・遺族の応報感情は極めて強いこと

などがあります。

 しかし、もう一つ別の理由があります。

 それは、ひかりの輪にも関係していることなのですが、当局はがアレフやひかりの輪に対する観察処分の請求・更新や、それにまつわる行政裁判の中で、繰り返し主張してきたことがありました。それは、

「松本は心神喪失ではなく、
 弁護士らと意思疎通はでき、
 そのため、外にいる信者に指示をして、
 再び、サリン事件のような無差別大量殺人を指示することができる」

ということです。

 この当局の主張は、当局とアレフが争った裁判で、繰り返し、認められてきました。なお、裁判所は、松本の精神状態について、この当局とアレフの裁判に限らず、松本の刑事事件の裁判でも、松本の四女が起こした裁判でも、

「松本は心神喪失ではない」

と認定してきました。

 これを言い換えれば、以下の話になります。

「松本本人がたとえ拘置所に拘留されていても、
 そもそもが、過去に起こした事件も、
 自ら手を下したのではなく、
 信者に命じて起こさせたものであるから、
 拘留するだけでは、松本の再犯の可能性を完全に取り除くことはできない」

というものでした。

 このような性質の死刑囚は、極めてまれだと思われます。

 死刑を肯定する根拠に、「犯罪の抑止効果」というものがありますが、その中で「特別予防」という学説があり、それは、「死刑の執行こそが、再犯を防ぐ完全な手段である」というものです。

 これは、普通は「脱獄」を前提としたものであるので、脱獄が非常にまれな現代の拘置所・刑務所においては、あまり有力な死刑存続の根拠とはならないと思います。

 ですが、そもそも、「弟子に指示して」重大犯罪を繰り返してきた、松本に関して言えば、裁判所が特別予防の効果があると認めた、初めての、具体的な死刑囚であるということができると思います。


◎松本の死刑執行までに、上祐や私たちが置かれてきた状況

 この問題を、上祐をはじめとするひかりの輪の私たちから見ると、どうなると思われるでしょうか?

 まず、「松本が、外の教団に指示して、再び無差別大量殺人を行うことができる」という理由で、アレフ・ひかりの輪などには、観察処分が行われ、構成員その他の報告や、施設の立ち入り検査などが義務付けられ、構成員の基本的人権が、様々な制約を受けてきました。

 つまり、「松本が、ひかりの輪の上祐やわたしなどに指示して、再びテロを起こすことができる」

 

として、観察処分がかけられているという意味なのです。

 しかし、本当に松本の再犯を防ぎたいのであれば、そもそも、拘置所の松本と、外部の人間(たとえば信者の家族や弁護士)との接見(面会や文書のやり取り)を、法的に禁止するならば、松本が再犯をなす可能性は、「完全に」消滅します。

 松本の再犯を防止することだけを目的にするなら、死刑を執行する必要さえありません。

 特に、オウム真理教の松本の教義では、松本だけが、唯一、

「殺人を指示する権能」

を有する存在とされているため、少なくとも、松本の教えを信奉する(まともな)信者については、松本と接見が不能になりさえすれば、指示する者がいなくなるので、事件を起こす可能性は、全くなくなります。

 また、観察処分によって、多数の人間の人権を制約したり、多額の税金を使って多数の公安当局の人員を割く必要もなくなります。

 事件後、例外として、ロシアの教団を離れた、数名のロシア信者のグループが、麻原奪還テロを構想したことがありましたが、グループの内部からの告発があったため、上祐を含めた日本とロシアの信者が、説得を試みた上で、日露の当局に通報し、当局と協力して、ロシア信者の日本への入国を阻止し、皆、摘発されて、未然に防止されました。

 なお、この事件の前に、団体規制法による観察処分が導入されたのですが、この問題の解決には全く役立っていませんでした。それは、共産党の公安調査庁関係のHP記事にも記載されています。

 公安調査庁は、ロシア信者の動きは全く把握しておらず、上祐のいた教団と警視庁・露当局の協力で、問題は解決され、公安調査庁には、事後報告がなされたのみです。

 観察処分とは、団体が、構成員や施設を調査庁に報告し、施設の立ち入り検査を受けるだけです。

 しかし、このグループや昨今のイスラムテロのように、現代は、テロを行うものが、わかりやすく団体組織を構えるはずがなく(団体からは離れた)少数の地下ネットワークないし個人の活動として行われます。

 また、破防法が、団体がテロを抑止する法規として存在し(解散を強制できる)、上記のケースでも、日露の教団が、テロ計画を止めさせようとする動機になりました。

 しかし、当局は、オウム事件後に松本を逮捕拘留して以降、1999年の末に、団体に対する観察処分のための団体規制法を導入する一方で、松本と外部信者の接見を禁じるような法改正は一切行なわなかったのです。

 すると、現在の法律では、裁判における証拠隠滅の可能性がなくなれば、拘留中の者は、外部の者に自由に面会などをすることができます。

 裁判が終わって受刑者・死刑囚となっても、家族や弁護士とは、自由に接見が認められており、松本もその例外ではありません。

 こうした状況は、元公安調査庁調査官にして、現在ひかりの輪の外部監査委員である西道弘氏によれば、そもそもが、リストラ官庁であった公安調査庁は、オウム事件で生き残った面があり、観察処分の継続は、公安調査庁の組織温存に繋がるという事情を指摘されています。

 原因はともかく、結果的に、松本は、2006年に裁判が終結して死刑囚となった後も、法的には、信者である家族や、信者である弁護士と自由に面会ができる状況にありました。

 そして、特に、弁護士の場合は、立会いの刑務官なしの面会が可能だったのです。

 そんな中、松本に接見できる松本の家族は、当局の認定では、松本の妻、三女・二女らは、皆、教団幹部なのです。

 妻は、今のアレフの体制派(主流派)を裏から支配していると言われ、三女は、数年前から妻らとの対立(=内部分裂)の結果として、体制派ではいられなくなり、三女がアレフの体制派から一線を引くと同時に、三女の考えに共鳴した多くの信者がアレフを脱会したり、アレフから除名されたとされています。

 三女は、メディアで、教団には関与していないと主張し、当局に対する裁判を起こしていますが、三女が争った裁判のこれまでの判決を見ると、その主張は認められていません(例えば、この関係の報道をしたテレビ東京に対して、三女と共に行動する長男が起こした裁判の判決など)。(参考:野田成人氏の記事: http://abtsinrikyo.blog.fc2.com/blog-entry-90.html 参考:滝本太郎弁護士の記事 http://sky.ap.teacup.com/takitaro/2346.html )
 

 

 その他に、教団には、「信者弁護士」という存在がいました。

 1995年当時、教団幹部だった青山弁護士が、松本らと共に逮捕・拘留された後に、将来松本の弁護士になるために、教団を脱会して、司法試験の合格を目指す出家信者が複数存在していました。

 その中で、既に弁護士になっている者が複数いることが確認されています。ただし、彼らが23年以上たった今もなお、松本への帰依心を保っているという証拠はなく、松本の弁護人になったことはありません。

 これとは別に、信者の弁護士ではなくても、一般の弁護士が、松本の獄中からの膨大なメッセージを、教団に(1997年に松本が変調をきたす前までは)伝えていました。

 この事実は、2000年頃に、当局の強制捜査によって、獄中メッセージを記録したテキストが押収されて発覚しており、最近に至っては、テレビ局さえ入手している状況となりました。

 その松本の獄中メッセージの中には、松本が、弁護士志望の出家信者に向けて与えたメッセージも確認されています。
 
 よって、松本と、信者と思われる者の接見を禁じることは、事件の再発防止のために、第一になすべきことだと思われますが、そのように、ひかりの輪が、例えば観察処分の審議などで当局に主張しても、これまでは、何の改善も図られませんでした。

 その結果、先日の松本の死刑執行までは、松本の逮捕前もそうだったように、教団外部の人に限らず、松本から離反した、いわば裏切り者の元信者に、身の危険が及ぶ可能性が残ったということになります。

 ただし、サリン事件のような、一般人にに対する無差別大量殺人に関しては、可能性は少ないのです。というのは、万一それを行えば、破防法が適用されることになるからです。

 

 そして、1996年に教団に対する破防法の適用が審議された際に、その回避のため、松本は、信者たちに、奪還を含めた犯罪をなさないように、そうした者がいたら止めるように言明しており、基本的に、教団は、これを遵守すると思われるからです。

 また、松本の気が変わって、改めて指示する可能性は、ゼロではありませんでした。

 しかし、1997年以降、拘留中の松本は変調をきたし、判決によれば、詐病の可能性に加え、(心神喪失ではない)拘禁反応による精神活動の低下の可能性があるなどとされた状態だったため、そうした複雑な事件を構想しての指示はできないとも思われました。

 それに比較すれば、教団の信者・元信者などの、個人に対する加害行為に関しては、可能性がゼロということはできないと思います。


◎松本が獄中から、ポアの指示をする可能性

 例えば、1996年に、松本が、獄中メッセージで奪還などの違法行為を禁じた直後に、教団内部では、松本の家族である三女の松本麗華氏が主導し、観念崩壊セミナーという危険で過激な修行が行われたのですが、その際、多くの信者が精神的・身体的な障害を負うということがありました。

 これは、信者が自らの意思で行った結果の修行事故とも解釈できますが、信者が被害者として警察に訴えれば、場合によっては、傷害罪に相当する行為もあったのかもしれません。

 (なお、三女や三女の家族が、観念崩壊セミナーを主導していない、他の当時「師」であった者が主導したと言うのは明らかに事実と違います。オウム真理教の松本の教義では、出家信者を松本の説いた修行法以外の方法で指導できる権能は、三女以上のレベルでなければ認められていないため、あり得ないことなのです。よって、責任回避のための発言と思われます。)

 観念崩壊セミナーが行われた時点では、三女は12歳でしたが、三女は、松本の獄中メッセージにより、教団の集団指導体制である「長老部の座長」に命じられたため、松本逮捕以降のしばらく間、教団の最高実力者とも言うべき立場にありました。

 松本の位階制度では、厳密には、宗教的な権威・ステージは、三女よりも、最終解脱者(になる)とされた長男と次男や、四女の方が上なのですが、当時は、この3名はまだ幼少なため、松本が、三女を座長に命じたと思われます。

 そして、三女には、ロシア信者による松本奪還テロの構想を伝え聞いたとき、その信者を「帰依がある」と称賛した事実があったのです。

 この点に関して、三女は、テロ行為を肯定したのではなく、帰依心を称賛したなどと弁解しているという情報もありますが、事実としては、三女の称賛は、実際にロシア信者グループに伝わり、その計画の正当性の根拠の一つとされていたのです。

 それに困った上祐が、三女に計画を否定するメッセージを出すことを要請して、それを日本信者を経由してロシア信者グループに届けさせましたが、上祐がそうする前に、三女が自ら、計画を止める具体的な働きかけを行ったことはなく、少なくとも私たちは全く聞いていません。

 なお、三女は自著『止まった時計』で、上祐が、三女の権威を利用して計画を止めようとしたと主張していますが、それは事実と違う嘘だと言わざるをえません。

 三女は長老部の座長とされてはいても、宗教的権威は、四女・長男・次男のほうが、三女よりも上であり、さらに、この時期までには、松本の獄中メッセージにより、長男と次男が、破防法の適用回避のために、松本に代わって、「教祖・グル方」と公に位置付けられて、機関紙などで宣伝されて、大きな宗教的権威を持っていました。

 そのため、三女に、計画を後押しする効果を持つ「帰依がある」と称賛したという前言が全くない状態で、宗教的権威を利用するだけならば、上祐が、長男や次男や四女ではなく、三女のみのメッセージを用いる理由が、上祐らにはないのです。

 ですので、当時の出来事を経験して知っている私たちにとっては、この三女の主張は、自分がなした称賛の責任を回避するためと言わざるをえません。

 さらに、三女は、グループが警察に摘発された後、上祐から、奪還を称賛したことを批判されたことがあったのですが、そのとき、自分よりも下のレベルである上祐に批判されて感情的になったのかもしれませんが、「帰依の面からしたら称賛するのが当たり前じゃないか」とまで言い切ったことがありました。

 

 また、ある元男性幹部信者によれば、その当時の三女らは、ロシア信者とは全く別に、複数のヘリコプターを、約1億円の費用をかけて購入し、その男性幹部信者に操縦の訓練をさせ、また別の元男性幹部信者に、鍵を開ける技術の習得を命じていたりしていたという情報があります。また、他にも船舶を購入したり、核シェルターを作る指示が出されたという情報があります。これらは、ハルマゲドンの時に、松本の家族を逃がすことが目的だとされていたそうです。


 そして、元アレフ代表の野田成人氏は、そのブログで、ハルマゲドンが起こった際に、松本の家族に限らず、拘置所から松本をも救出するためだったのでは、という推測をしていますが、実際に、上祐自身は、本気でそう考えていたかはわからないものの、複数の松本の家族から、ヘリコプターは、ハルマゲドンの際に救出するためだった、などと聞いたことがあるそうです(天災時には、拘留者・受刑者が一時的に釈放されるという法規はあるものの、現実として松本に適用されるとはとうてい思われず、万が一勝手に救出するならば、奪還行為となると思います)。 (参考記事:野田成人氏のブログ ドローン ドローン2 ドローン改めヘリ ドローン改めへり2 )


 このようなことが、事件後に、松本家の三女関連で、起こっていました。
 
 その後、2003~04年頃になると、アレフ内で、松本が事件に関与し刑死することを踏まえ、現実的・合法的な教団運営をしようとした上祐は、オウム時代と同じように、松本を扱い続けようとする家族らと、対立しました。

 家族らは、「上祐は松本を否定している」と厳しく批判して、上祐よりも遙かに宗教的な権威に優る家族は、その権限で、上祐を教団活動から排除して、半ば幽閉させるに至りました。この際、上祐は三女の指示で、周りの信者に監視された状態に置かれました。

 このとき、わたしも上祐とともに、三女らの家族から排除され、経費や携帯電話やパソコンなどを三女に取り上げられ、上祐と連絡がとれないように別の場所に隔離されて、修行入りを命じられました。

 この幽閉の時期の2004年ごろに、教団から分派したケロヨングループでも、酒を飲まされた上に殴打されるという非常に危険な修行が行われ、その結果、信者一人が死亡し、もう一人が一時期重体に陥るという事件が起こりました。

 この事件は、傷害致死事件として立件され、関係者が逮捕・起訴・有罪判決を受けました。

 発覚は、そのグループに参加した信者からの内部告発でした。そして、そのグループは、それ以前にも危険な修行で一人が死亡していたのです。

 その告発を受けて、グループを摘発して、死亡事件が繰り返されないように積極的に動いたのは、家族らに批判され教団活動から排除され、半ば幽閉されていた上祐や、上祐に共鳴した者たちで、警視庁(公安部の担当幹部)に告発して、問題を解決しました。

 ですが、三女ら松本の家族は、この上祐の動きを厳しく監視するだけで、迅速に告発はしませんでした。さらに、家族派の幹部の一人は、この件は事件性が薄いと主張し、上祐らの行動を批判さえしている状況がありました。

 上祐らは、ロシア信者の奪還テロやケロヨンの事件を警察に告発して解決してきたのですが、松本を絶対とする、松本の家族派の集会では、「松本を否定している」と見なされたことと併せて、「上祐は逮捕されて以降、公安のスパイになった」と、厳しく批判されることになりました。

 そして、この際、家族派の二宮幹部(現在もアレフの最高幹部)は、三女ら家族に対して、(松本を否定する悪業を積んでいると見なした)上祐に対して「毒を盛る」ことを提案しました。
 これは、事実上のポア提案と解釈せざるを得ません。

 この事実について、三女も自著で認めています。ただし、三女は、この提案に自分は反対したと主張しています。ですが、二宮幹部の方は、上祐らに対して、「三女の反対はなかった(沈黙していた)」と述べていました。

 また、この家族派と上祐らの対立の中では、家族派のB幹部が、埼玉の教団施設の中で、上祐の胸ぐらにつかみかかるという暴行未遂事件も発生していますが、他の信者にB幹部が制止されて、未遂に終わっています。

 「スパイと見なされて、ポアが検討される」ということは、松本が教団にいた時代は、Yさんの事例に限らず、富田氏の事件や、落田氏の事件がある通りです。これらの事件のことは、1995年以降の捜査によって解明されたので、家族やアレフの幹部も知っていたと思われます。

 そして、松本が、スパイを含めて、教団の敵対者と見なした者をポアしてきた背景には、今の世界は、ヨハネ黙示録のハルマゲドン・最終戦争が起こる時代であり、世界は悪に支配されて善は弾圧されるので、教団は、悪の敵対者と戦わなければ、滅ぼされるので、悪と戦って善の世界を作ることが、人類の救済である、という松本が説いた、独善的な被害妄想的な思想がありました。

 その後、2013年には、公安調査庁の立ち入り検査によって、上祐に毒を盛る提案をした二ノ宮幹部が住む教団施設において、公安関係者や反オウムの弁護士らの写真が串刺しにされていることが発見されました。

 その時、アレフは、公安調査庁が立ち入り検査に来た後すぐに、施設内に入れることは許さず、相当の時間を経た後に施設内に入ることを許可しました。
 よって、串刺し写真については、なくしておくことができたはずだとも思われ、あえてはそうせずに、それを見せたかった可能性も指摘されていました。