クラバート・ガレージ -50ページ目

桑名で夏合宿☆の巻

…は現在検閲中の為、音楽をお楽しみください。

$ハイカラスター金曜クラブ



Back to the 80's ザ・特撮コレクションモスゴジ その4

ラスト!


ハイカラスター金曜クラブ


結局どこをいじったかというと、上顎のラインです。


ハイカラスター金曜クラブ

このカバ状の上顎を


ハイカラスター金曜クラブ

このあたりのラインで切り取る。


それだけ。


もうあまり覚えていないけど、歯のパーツの位置もそれに準じて若干上にズラすくらいはしたかもしれません。

なんせ20年近く前のことで…。


ハイカラスター金曜クラブ

↑サラッと嘘つかないでください(笑)


あ、ボディの鱗表現には「溶きパテを塗って、マイナスドライバーでツンツンつついてそれらしくしてやろう」みたいなことが書いてありました。

僕作のは、あまりちゃんとやってないですね。顔が思い通りに出来て、満足してしまったんだろうなぁ。一応、溶きパテを塗って、爺ちゃんのドライバーでつついた記憶はあるんですが。




今回思ったのが、このキット、かなりポテンシャルの高いキットなんじゃないかということ。


古本屋で見たホビー誌等には散々書かれていましたが、確かに体表表現には難ありだと思います。


そして体表の作り直しに、非常に適さないキットです。



何故かというと、スーツのゴジラでいう表皮の凸の部分に、キットのボディラインを合わせてるんです。


よってそれのうえからエポパテのような厚みのあるモールドを入れると、着膨れしてしまいます(モデルアートの作例でコレやってしまってた)。

この書籍の溶きパテでモールドを刻むというのは、対象年齢にも合っており、かつ非常に効果的に作用していると思います。


最も理想的な方法としては、全体的にハンダゴテでモールドを入れていくという方法でしょう(たしかHJの84年1月の読者投稿欄にコレに準じた作例が載っていました)。

この本の作例も、実際にはそうしてるのかもしれません。


とまあ、体表に関してはかなりやっかいなキットではあります。


しかしですね、ボディラインはかなりイイ線いってると、思うんですよ。

特に、この後ろからの写真。


ハイカラスター金曜クラブ
↑後頭部から背中にかけてのなだらかなラインに注目


この後ろ姿、見事にモスゴジですよ。僕がこないだ造った奴よりよっぽどいいんじゃないですか(笑)?


ハイカラスター金曜クラブ
↑やっぱこの写真、素晴らしいわ


ちょっといじるだけで、少なくとも書籍作例のこの雰囲気は出せる。
そして、なにより(省かれていましたが・笑)顔はちょっとの改造で大幅に変わる。

素晴らしいジオラマ写真も伴い、格好良いゴジラでした。


長々と書きましたが、悪名高き700円モスゴジ、ちょっとは見直していただけたら、と思います。


ハイカラスター金曜クラブ


追伸


写真の画像を見ていると、ちょっと頬の辺りが違うような気がしてきました。もしかしたら、書籍作例は、頬の辺りも削ってるのかも。

十数年ぶりに、もう一回挑戦してみようかなぁ(笑)


おわり

Back to the 80's ザ・特撮コレクションモスゴジ その3

とにかく、何故だ、どこが違うんだ!と。


リアルホビーとか、デスザウラーの時もこんなこと言ってましたな(笑)


で、ある日、ふと気付いた。


顔のカタチが違う。




この本、例のガラモンなんかは「キットを2個買って1個は棘だけ使おう!」とか書いてあるんです。

よって、少なくとも改造個所のある作例は、改造箇所を提示してあると思いこんでいた。



ゴジラの記述は以下のようなものです。


キットはそのままストレート組み

表面のみ溶きパテで、ディティールを追加


これにすっかり騙されていました。

本の通りの作業工程で、同じものが入手できると思っていた。



ハイカラスター金曜クラブ
ハイカラスター金曜クラブ
↑ちょっとわかりにくいかもしれませんが、作例のモスゴジは、顔が先細り。

キット状態のものは、悪くいえば、カバ状態。




気付いた日に、速攻で完成させたのが、コレ(あ、当時です。この土日じゃないですよ)。



ハイカラスター金曜クラブ

ハイカラスター金曜クラブ

ハイカラスター金曜クラブ

あと1回だけ、続く☆

Back to the 80's ザ・特撮コレクションモスゴジ その2

はい、続き。


先述したモスゴジのジオラマってのは、コレです。格好良いでしょう。

写真の取り方も良くって、なんというか良い空気感です。


ハイカラスター金曜クラブ
↑本当に、アングルがイイですよ。愛のある撮り方だわ。


ハイカラスター金曜クラブ
↑下の写真の面構えもホント格好良いです。まさに、モスゴジ!


この本を読んで、このジオラマに、このゴジラの面構えに惚れ込みましてねぇ。

でもこのゴジラのキットは持っていない。モンモンとしながら眺めておったのですが、89年に転機が。


「VSビオランテ」に先駆けて(公開より結構前だった記憶があるんだけど)、の再販です。

この再販で、このモスゴジをようやく手に入れたときの嬉しさたるや。


というより、あの「箱」が、玩具屋に積んである光景の素晴らしさ!!

あれ、良い風景ですよ。

いまだに箱の潰れてない中古を見掛けると買っちゃうのは、その光景を再現したいが為でしょう。


…また脱線した…。


まあとにかくこうして無事に入手できたモスゴジ。喜び勇んで組み上げました。



なんか違う…ぞ。


ハイカラスター金曜クラブ
ハイカラスター金曜クラブ
↑2枚ともキットを組んだ状態。


この違和感はなんなんだ…。


ハイカラスター金曜クラブ

せっかく、恋い焦がれた相手と対面できたのに…何故!?



続く!


Back to the 80's ザ・特撮コレクションモスゴジ その1

金土日と実家に帰ってました~。メールくださってた方、返信遅れて申し訳ないです。


日曜、エッライ土砂降りでした。

例の倉田浜の一軒家のような友人宅の写真でも撮ってこようかとか考えていましたが、とても外出できず、ネットもないので84の海外版のビデオを観ていました(笑)。なんとつまらん日曜だ…。



ただ、実家で面白いものを掘り出してきましたので、今日はそのお話でもさせていただきます。

怪我の功名です。


the特撮コレクションNo.3 モスゴジ!

No.3ってのが良いですよね、No.1じゃなく。No.3にゴジラを持ってくるあたりが、まさに「コレクション」。シリーズの中の一品という感じがしますよ。



ハイカラスター金曜クラブ

実は、初回販売時には、入手できていません。近所の模型店に残っていなくて…。

ゴモラや あの(笑)ガラモンなんかは買っていたんですけどね。


ただ、以前にも取り上げたこの本の影響もあり、このモスゴジはリアルホビーに並んで、手に入らない幻の一品でした。

ハイカラスター金曜クラブ


これに載っているモスラ対ゴジラのジオラマが格好良かったのですよ。


この本、同時期に他社からも発売されている児童向けの怪獣プラモの書籍とは比べ物にならないくらいにジオラマ作例に凝っています。

↑に小さく見えるメカゴジラのビル破壊ジオラマや、ダム破壊ガラモン、イイ雰囲気でした。


で、この本、それらジオラマ作例の「つくりかた」を完全解析してるのです。


先述のガラモンダムなんかだと、ダムを石膏で造り、金槌でそれっぽく壊すという方法、メカゴジラのビルはこれまた石膏で造り…と、一応、その通りにやれば、この写真と同じものが手に入りますよ、という。


これは、読み込みましたねぇ。↑画像の右の状態をご覧になれば、納得していただけるかと思います。


前置きが長くなりましたが…。


ハイカラスター金曜クラブ


先輩ガレージファンの皆様の原点は、マルサンのプラモあたりだと思いますが、僕は世代的に確実にコレです。

このパッケージをみると、いまだにワクワクします。

この薄さの、この箱の中に、ゴジラ1体が入ってるんですよ!魔法みたいですよ!


ハイカラスター金曜クラブ

で、箱を開けたときの、この「ギッシリ」感!思わず眩暈がします!スバラシイ

このギッシリ感と、それに伴う適度な「重み」を体感したいが為に、初ゴジ、モスゴジ、メカゴジラは、箱状態で確保しています。キングギドラも探してるんですけどねぇ…。なかなか状態の良いのが無くって。




あ、結構長くなったので、次回に続く!