3人の子供達とのホームエデュケーション -75ページ目

臨床に戻りたくない看護師2

さて、そんな私が配属された所は
大学病院の外来でした。

1日に何百人という患者さん達が
来て、入院や転院や急患、そのための
検査、医師の診療の介助、
検査説明、生活指導、などなど。

毎日毎日、自分がハムスター
みたいに終わりのない車輪の中を
回ってるように感じました。


丁度、その頃に帯状疱疹、無月経、
肌荒れ、むくみなど身体に不調が
出てきました。


精神的にもかなり弱って来ていました。

臨床に戻りたくない看護師1

そもそも、なんで看護師に
なりたかったんだろ?


中学生の時に虫垂炎、膝の軟骨剥離
と2度の手術と入院を経験。


その時の医療者に対して不満を
持っていたんです。なんで、
もっとこうしてくれないのかな?
本当はこうしたいのに。


でも、ただの中学生がその不満や
希望を医療者に伝える事はできません
でした。

私が看護師になったら、もっと
患者さんの気持ちをわかって
あげられるかも…。

なんて、調子に乗った考えで看護師
を目指したことを覚えています。


専門学校に入って実習に出ます。
早くも壁にぶち当たります。

患者さんの意向に沿おうと思っても、
実習先の担当看護師から、行動する
前に根拠を必ず聞かれます。

なんで?って患者さんが
そうしてほしいって言うから。
というのが私の中の最大の根拠
だったのですが、それではダメなのです。


教科書的に?もっと科学的に根拠を
持たないと何もさせてくれません。


実習の評価も実習担当の看護師と
自分が合うか合わないかで、
大きく差が出ました。
(友人の中には常にできる人も
いました。)


段々、看護師の仕事が向かない
のではと思ってきてましたが、
その時の私は自分の心に気づかない
ふりをして、なんとか卒業し、
国家試験も合格することができました。



偏食のためお弁当…。

我が家の次男君。
今年の4月から2年生です。

彼は幼稚園の時から偏食。
同じように育てたつもりなのに、
彼だけなんですよね。


基本的にベジタリアン。
果物全般、野菜全般、
豆類、米類、パン(惣菜パンはダメ、
味付けがシンプルなものだけok)
チーズ類。


カレーとかシチューとか混ぜご飯
とか色んな味がMIXされてる物は
ダメなんですって。


いつも使ってる塩がきれて、
違う塩でおにぎりを作ると
いつもと違う!と言って
食べてくれません💦


幼稚園の時はお弁当だったので、
彼の食べれる物を入れてました。


でも、学校に行けば給食が始まる…
家でも何度かみんなと同じ物を食べ
させようとしましたが、
泣いて嫌がる、トライしたけど嘔吐。


そういう我が子を見て、あっ
この子は食べないんじゃなくて、
食べられないんだな。
この子の身体が欲してないんだなと
思ったのです。


一年生になって、給食が始まり
どうなるかな?としばらく担任の
先生と見守りました。


牛乳一本だけ飲んで帰ってくる…。
そのうち、牛乳も飲まない。


当然ですが、午後の授業まで
もたないんです。


それで、本人にどうしたらいいか
相談しました。


「ママ、一ヶ月の給食費っていくら?」

「えっ?4千円位だよ?」

「じゃあ、もったいないね。
給食やめて、お弁当にしていい?」

「い、いいと思うよ。先生に
聞いてみるね。」

ということで、担任の先生に
彼の意向を伝えたところ、
今迄の彼の様子を見てて、
先生もその方が良いと判断
してくれました。


次の日から、皆が給食で
彼だけ弁当、水筒。


先生がちゃんとクラスの生徒達に
説明してくれたおかげなのか?
お友達に、弁当であることを
特に何も言われなかったそうです。


本人も、皆が食べれる給食を
食べられないよりも、
全部食べれるお弁当の方が
嬉しいようでした。


彼のだいたいのお弁当の中身。

玄米ご飯と、ごま、塩。
きゅうり(そのまま)
トウモロコシ(冬場はパックに
入ってるもの)
枝豆
くるみ
さけるチーズ
 
デザートに果物(季節の物)

お茶


今日もマイペースな次男君、
お弁当を持って登校されました…。