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「うちの子、中学受験に向かないと思うんです」
「中学受験に向く子ってどんな子ですか？」
何度か教育相談で同じ質問を
受けています。向く子、向かな
い子については断言は出来ま
せんが、中学受験に必要な力
はあると思うのです（指導経験）
中学受験のように小学生が
立ち向かう受験勉強では
「受験の基礎体力」が特に大
切だと思うのです。
「受験勉強は何年生から始め
れば良いですか？」「最難関
受験は何年生から勉強が必要
ですか？」
すべての人に当然当てはまらな
いとは思うのですが、「受験の
基礎体力が出来ている」が受験
勉強開始のタイミングだとも思う
のです。
もちろん、最難関中受験だと当
然やるべき勉強量が相当なもの
なので開始時期によっては間に
合わない可能性もあると思います。
（中堅進学校受験の２～３倍の学
習量）
ただ、この基礎体力が出来てい
ないうちに勉強に向かわせても
「処理する勉強」「やらされる勉強」
となり、思うような結果につながら
ない可能性も高いと思うのです。
では「受験の基礎体力」って何で
しょうか？特に重要な点を思い浮
かべると・・・
・塾や個別指導（家庭教師）の先生
の話を「聞く耳」「聞く態勢」が出来て
いる
・嫌なことでもやらなければいけない
ことはやる
・「やらされている感」がほとんどない
・約束を守る（宿題など）
・一定時間、ものごとに集中できる
・小さな成功体験がある
（頑張って結果を出す楽しさを知っている）
低学年のうちは上記の状態を
作ることが特に大切に思うので
す。自然と出来ている子供さんも
いるとは思うのですが、好きなス
ポーツや習い事を通して上記の
状態に導いているご家庭もある
と思うのです（重要）
受験の基礎体力のある子供
さんなら小６からでも中学受験
は十分に成功可能です（最難関
中を除く）お預かりしている生徒
さんが毎年実証されています。
それほどに「基礎体力」は重要
なものだと思うのです。
すべての人に当てはまるとは思
いませんが考えるきっかけやヒン
トになればと思います。良かった
ら過去記事も参考にして下さい。
「中学受験はしんどいから公立トップ校へ」
「伸びる生徒さん、ご家庭の共通点」
「追われる勉強、処理する勉強」
「やる気のない子の中学受験」
「中学受験に対する夫婦間の温度差」
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