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テトラ要素描画が綺麗になりました

『(特にテトラ要素)どうすれば綺麗に描画できるか?』
本ブログ開始前から悩んでおり、やっと解決 
高速描画&高品質な絵 メモリーを食ってしまうのが難点

以前あった 『 描画モード12 』は、なくなりました


FrontISTR MARC Calculixは ( 条件設定で利用される ) 要素・節点 要素面セット
下図は、節点セットや断面を 描画したところ
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突貫で描画方法改定 11月18日UP版は、描画ミス等あり、少々問題あり
11月19日 Ver.1.40210 以降の最新がお勧めです 
インストーラーは Demo_13_11_17ですが キャッシュ画面から 旧版ダウンロの方がいるようで…

やってみないと判らない=CAEの最大の弱点

●アイソパラメトリックの六面体要素
●2次の四面体要素

内挿関数の式など随分違っております
で、どちらが高精度か、余程の天才でも、判らない思います

●手法A  ●手法B
やってみないと 判らない事が多いのがCAEの実態です
そして、検証して前者たるAが◎ そんな結論めいたものが出て流布したりします
CAEは適応範囲は広く、手法Aでうまく行かない分野もあったり それが後に判明したりします

線型・(各種)非線形・メッシュ歪に対するタフ差・諸々の適応性など 
多くの事柄が、やってみなければ判らない CAEの弱点です。 
それは、応用範囲が広い 「長所の裏返し」とも言えますが、
解析のような、理論屋の結論が、『やってみなきゃ??』 それは問題と思いますが

理論の本にも 『ではやってみましょう』 的な 比較が多いです
こうすればOK&大丈夫的 そんな鉄則が余りない現実 無理に鉄則を作ると失敗しがち

●理想  理論しっかり勉強すれば妥当な計算法が判る! 
●現実  やってみないと応用性適応性は判らない


流体の、乱流などは 『ではやってみましょう』 的世界
実験と同じく やってみないと判らない 

「やらなくても判る」 本来の理論の意義  CAEが目指すものも そこですが…
やらなきゃ?? では一体何のための理論なのか? 勉強なのか?
目的・意義が 実は、矛盾でありパラドクスでもある CAEの実態

「やってみなきゃ判らない」 そんな世界で勝つのは 勉強そっちのけ
ガンガン実践をやる 気合派だったりします
ハードは見れば判るものが多く、試作可能な分野は (勉強しない)実践派が強い 
ソフトの分野は、『見れば大体判る』 そんな訳に行きませんが…
CAEは  理論理屈学んでも 妥当なモデル&諸条件&実務応用 そこは不明なものが多いです

二次テトラ ヘキサ 一長一短決め手なしいう 

大規模構造CAEで問題になるのがメッシュ
(テトラ)4面体二次要素の偏微分精度は 良好ですが では、「二次テトラでOK」 
とも行かぬ現実があります
大きさ異なる部品と部品、アセンブリのメッシュは 四面体は、かなり苦手に見えます
熱機器で良くある パイプ構造物等もかなり不得意
接触は 線&面接触 共に 四面体は苦手 ローラ等の簡単な線接触が酷い事に…
直線・円・直角主体の構造物は、ヘキサで対応可能なら、そちらが良い思います。
磁場等でよくある隙間メッシュも得意 
熱機器や磁場など、ヘキサメッシュが向いてる分野も多いですが そこも世間はテトラ志向に見えます


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テトラの大規模モデルは、随分真っ黒  『果たして大丈夫?』 心配になります
ヘキサに比べ大規模化しがち 計算時間は規模の割にかかるようで、
計算コストは高い思います  反対に アイソパラメトリック要素=低負荷 
そんな事情もあり、 二次テトラ要素 1次ヘキサ要素 両者比較したいところ

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ソフトを二次要素テトラに対応させれば 比較計算可能
テトラ二次要素を作成可能なよう作業中ですが 
FrontISTRだけが、10節点四面体の節点並び 5-6-7 変則のようです