使いこなさない、使えるCAEのブログ -54ページ目

人・金・工数 投入できない現実 (恵まれた大手を除く)

CAEについての認識は
『投資して手間暇かければできる』 『実際に手間暇はかけられない』 
それが世間の認識  無理にやったら、倒産してしまう




●V&V等、現実に実践できない できるとすれば、それは経営資源を無駄にしているから 
●実物作らず設計を評価=CAEの目的  データ揃うなら、解析不要 
上記情勢下、どう解決するかがポイントですが、その視点は、海外初のCAEは希薄
海外は専門家が強く、お金や人を沢山投入して当然いう、そんな流儀に見えます

V&Vに限らないですが、当前の事を システマチックに実践
ドキュメント・ルールが溢れ、融通利かず杓子定規的 無駄多く見えるのが海外流儀

(良く言えば ルール整備&分担化され システマチック  )
例えばですが鉄道は、軌道・車両・運行管理… 分かれてましたっけ 全て依存し合う筈ですが…

適当に、ホイホイ(現物合わせ的に)仕事を進め、良い物に仕上げる(問題はありますが)
それが日本流。 海外視点では、不思議な代物らしいです。
領域分担は、特に非常時は、範囲外の領域もカバーします。 業務円滑化のためには当然! 

(適当に進めて困ったら皆で考える)日本流はいい加減&分担も曖昧  
専門家には受けない傾向  一方で海外流は 日本的な視点では  
当然の事を、マニュアルに従い、ルール通り実行する(のみ) 
            ⇒ 正社員のすべき仕事ではない


文化が違うと言うべきでしょうか?
『日本化をどうするか?』 

最重要ポイントですが 大学の先生は、海外流儀の翻訳模倣大好き 
大学は、専門範囲も細かく分かれ、海外の影響が色濃いです そこは十分注意

CAEを、破壊していく事が…

新車の統括デザイナーへのインタビューで  「何故若い貴方が指名されたのか?」 
そんな質問に対し
『壊せる人間と思われたからでしょうか?』
なんてシンプル&含蓄ある返答   なかなか格好良いと思いました 


オープンソースの流体・構造解析ソフト 
それも 破壊屋かもしれません
専門家の力が強いと 守りに回り 破壊がなくなってしまう? 

マンネリ・停滞・馴合い 打ち破る 革新、進化は、破壊者がもたらすでしょうか?
 
設計に喜ばれるコンセプト=解析技術者に喜ばれない そんなもので
嫌われる技術者になる必要あり?! かも知れません

パッケージ化されるものを学ぶ その危険性にも注意

ガリガリ勉学を積んだ技術者によるCAEいう
その姿は、かなり崩されている思いますが
CAEは、支配式の離散化計算

1)フーリエの法則やフックの法則や Navier-Stokes式
2)離散化とマトリクスの解法


『CAE学び、出てくる理論が、設計に行かせる』
そんな意見は多いです。 しかし例えば
NS式を知れば、良い設計が出来る!?  そうとも思えません
むしろそれはー、『パッケージ化されるので、知らなくても良い』
ソフトが進化すれば、そうなる筈で
CAE技術者はそこを目指すべき思うのですが、
現CAEは逆でしょうか?  パッケージ化されれば、ソフトウェアで実行可能
それを、勉学する、リスクにも注意  企業は 「金」「金」なので 
技術者に必要なのは、頭脳より コスト感覚
私は、そう思いますが こちらも参考に↓

http://ameblo.jp/jishii/day-20131021.html
情報・理論が、ソフトウェア化され 勉強や暗記不要いう CAEのみならず世の中全部ですが