ツールを作り ベテラン設計者・CAE技術者・大学の先生に嫌われ 幹部に喜ばれる それが優秀技術者

新しい設計手法には抵抗感あったりします、理由は２つでしょうか
１）設計の事を気にして
２）自分の立場を気にして　　　　　　　　

ヘボ製品は断固作る訳行きませんので、技術屋は、常時安全策を取る保守的稼業
分野が違うと融通利かず、立場防衛に気を使う稼業です
生産性高い技術が導入されると、仕事は楽になり
そして技術者が不要になります

技術者に嫌われるツールが良いツールとも言えます
反面、技術者に喜ばれるものは大したことない代物かも知れません

http://www.ntn.co.jp/japan/news/news_files/new_products/news201100009.html
http://monoist.atmarkit.co.jp/fmecha/articles/ncae/06/u-zosen_b.html

リンク先は設計支援システムですが、この手のシステム化に、現場技術屋は複雑な心境だったりします
操作者は、有能でない、凡庸な技術者で十分だったりしますので…　特にベテランには不評…
後者のユニバーサル造船で出てくる　「属人」いう用語は最近良く耳にします
機械学会など掲げる、技術スキル育成＝属人化の道
実は駄目なのです

センス・スキル・ノウハウ・テクニックなき技術者が、きちっと設計できる 　人による設計力の差がつかない　
会社が望むのはその線。　　　実現ツールを企画＆構築するＣＡＥ技術者が、良い技術者
営利企業は、優秀人が優秀成績いう、学校教育価値観の逆で注意です　　面白いところですが…

「バカでも設計できる　理論知らなくてＯＫ」　的なのは大学の先生も　あまり好きでない感じ

デモ版にサンプルスクリプトを１つ追加しました

デモ版に、ラジエターモデルを追加しました。　　
実際のラジエターは、プレート板内に細管があり、そこを冷媒が通る構造
全体のスケール（大型だとメートル単位）に対し、液体通過部の寸法オーダーはmm以下
モデル構築はかなりの難度です
最近は伝熱向上のため、冷媒通過部分は細工して、直管的な構造でなく、益々難です

熱機器、(MEMSの)電子部品、回転機器など、同じ形の羅列的な形状は機能部品では普通。
MEMSなどの専用ソフトでは、モデル作成用テンプレートが沢山あります。





専用ソフトは優秀なテンプレートが揃い便利です。　　　
それは、アセンブリ＆条件設定まで含め汎用ソフトでは構築難いう　その実態の裏返しでもあります
土木・建築分野等もですが、汎用ソフトがヘボイので、ビジネスが成立つみたいな…

要素セット・節点セット機能を、改良中です

前にも書いてますが、抽出機能はかなり重要です
　
要素セット・節点セット機能を、さらに多彩に　色々できるよう改良中です　　
解析では、特に表面の抽出が、自在に正しくできることが必須です



節点や要素の抽出は、材料や属性区分け、解析の条件設定　で必要　
また　結果処理でも必須です
それは　「マウスなどＧＵＩで行うもの」　　思われる方が多いかも知れません

現実の解析モデルは複雑＆大規模　　ＧＵＩに頼った抽出＆条件設定では限界が来ます
また別で、座標での抽出いう手段もありますが、こちらは複雑な形状では使えません

スクリプトでモデルを構築すれば、直接的に節点や要素番号をスクリプトで指定し
部位抽出が可能になります。　狙った部位が抽出できるよう仕上げる事が可能。

形状可変　条件設定自動追従　精度高い適合格子　これらを実現　スクリプトは実用的ＣＡＥの鍵です