使いこなさない、使えるCAEのブログ -166ページ目

【1】  モデルの選択抽出が自在に出来ること   「 抽出出来ずCAEが頓挫 」  よくあります

モデルさえ出来れば・・いうのがありますが・・・ 数値解析では 条件設定や解評価のため
適切な節点・要素抽出を実施する必要があります


条件は   節点 要素 要素面
いずれかに必要  どれであれ、正しく抽出できることが必要
ですが、これが簡単でない現実があります   MaPromesh 開発動機でもありますが

最近は、「条件設定が簡単で済む」 「或いは設定殆ど不要」、
そういうケースへの事例偏在傾向があります。
ぶっちゃけ、出来ないため事例がないのです。 非線形系統の計算に事例集中しています。 


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上図は、溝の箇所に要素セットが設定されている例
こういった抽出を  予めの設定で自動的にできる事が必須です。、特に熱関係の計算では。

また抽出は予め設定された要素セットから行う 【マウスは使わない】 それを上図は示しています

凝ったIF文を利用できるよう改定しました

最近は、ユーザーさんや導入検討中の方の意見参考に、新機能を作る事が多いですが 要望で。
OR  AND を使ったIF文を利用できるよう 改定しました

3次元の立体モデリングで、そう複雑な論理を扱うこともないのですが
・可動範囲の大きいもの    → 可変形状
・設計バリエーション多いもの → 可変形状
・(運転)動作条件が多いもの → 可変条件
こういうったケースで有用  早速活用中です

解析の都度、解析者がこういう構文を書くのではなく
ターゲット品において、どんな計算条件・設計条件もこなせるよう、仕上げて行きます
解析は、表入力で実施 【 解析知識を持たない 】 設計者が使えるツールとして仕上げます

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専用CAEソフトを作るためのソフト 開発ツールみたいなものです

上に合わせるか 下に合わせるか?

社風にもよるのでしょうが、設計は、下に合わせる文化がかなりあります
例えば100人いれば、「うち一番鈍臭い人も使える水準に合わせる」 いうもの

上流の、コンセプト立案部分除くと、設計現場は (頭使わない的)地味なデータ収集の蓄積
そういう土壌にになる傾向。特にメカ系。 

下に合わせる概念を理解できない人が結構いて、それが部門全体だったりで、
「うちの会社 研究部門・技術計算部門が社内で浮いてお荷物状態です (><)」  よくあります
部門全体だとまだいいのですが、個人のみ浮いちゃうケースもよくあり注意です

「鈍臭い人に合わせていては、一流商品はできない」
その意見も判りますが、それは全業務の一割程度の部分。


CAEは上流向ツールですが、鈍臭い人に合わせる要望が強いです
皆忙しいとか、教育コスト不要化とか、専門家不要化とか、そういう理由でそうなるのですが
CAE技術者は、催しとか外部交流、CAE業者による啓蒙啓発などで、上に合わせる流儀に皆染まります。
ですが設計は意外と逆の世界…