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罠だらけのCAE 幹部の思い=意外と滅茶苦茶だったりして 注意!(小さい会社程)

財閥系や大手は、そうでもない思いますが、独立系のオーナー会社とかは
独特な社風も普通で、単に CAE=素晴らしいもの いう
思いで仕事してたら、上司は真逆考えていた
なんて罠に注意です

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設計部門や、幹部がどう考えているか?
そっちの予想シミュレーションが大事だったりします
『仕事囲ってけしからん』 いうのは昨今多い気がしますが 標準化・簡単化・平準化
色々うるさく大変です 
どう切り返すかが問題ですが  「上層部と断固闘う技術者になる」 これはお勧めでありません

私の場合、そこらがビジネスネタになってる感がありますが。
ノウハウ公開いうことで、変分原理やマトリクスやテンソル(これは知るべきですが)
やり出すと泥沼で…

業種業界によっては大量リストラ時代を迎えた今日情勢下
CAE技術者の立ち位置はなかなか難しいです

出来ない理由 人材・教育云々でない事が多い事実

営利上必要な事は、少々難儀でも企業は取組みますので (しない会社は自動的に没落いう)
今に至って、CAEがものになってない分野は、人材・教育云々より
『 こなせるソフトがない 』  いう事が多い思います
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新顔の私のところに、既存ソフトできない課題ばかり来るのは当然ですが
今までの仕事で、既存ソフトでも可能なもの=殆ど皆無いう実情、人材云々より
こなすソフトの力不足を実感します。既存品で可能なら、私も自前ソフトを作らないのですが…
CAE技術者の多くは、ソフトは出揃って後は使いこなし そんな思想・発想かも知れませんが

『人雇ったが進展しなかった』 そんな話も聞きます
その分野は既存ソフトでカバーできない分野だったいう
雇う側も、雇われる側も、ちゃんと確認すればいいのですが。
 
意外とカバー範囲狭いのが既存ソフトですが、スクリプトは
既存ソフトで、出来ないモデリング・条件付けなど可能 合う分野には色々メリット大です

個々には、されている会社も多い思いますが

GUI主体のCAEは、設計者は殆ど出来ないいう問題があります
難度低いと、手順マニュアルで何とか可能っぽいですが かなり苦労を伴い大変です

特に構造解析は難儀なものが多く
『 着目部品と別部品との相互作用 更に別の部品も性能に効いている 』 等の事情が普通
(流行のトポロジー最適でみかける単品計算は、私周辺は大変少なく…)
それを設計者自身が、設計前に知りたい!  にはアセンブリを解く事が必須

数値入力式でモデリング&解析ですと 設計者も楽に利用できて設計前に結果入手、
またミスやエラーなど救済に対し、何かと管理もやり易くなります
沢山計算できますので、使えるツールたるか? 実測・実現象との整合確認も運用前に充分可能
良い事が多いです

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毎度、受託計算や手作業CAEではコストや人員膨大 設計ツール作成をお勧めします。
設計者の予想を超えた、独創設計ツールに仕上がれば◎
人・工数の作業代行から決別して、CAEの業者さんも 行うところが増えて欲しいですが