使いこなさない、使えるCAEのブログ -126ページ目

これも 定番のダメIT技術者の言い訳 注意です

ベテランになると、何かと肩身が狭くなってきますし 本来のCAE技術者は
設計活用できる枠み・仕組づくりの企画運営手腕が問われます


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計算技術ではなかったのですが、前職で、ある業務のため、構築したシステム=かなりボロボロ
その時の言い訳が上記  結果、担当者(=上司ですが)即に失脚しておりました。
まぁ上司としても、自分は担当になるべき人間でなかったとか
色々あるのかも知れませんが…。

楽する仕組作りを担うべき人が、教育だ人材だと、文句ブーブーいうのは、よくある定番。 
ですが技術者は、思いやり稼業
頭悪く ドン臭く ついでに風邪引いてたり 腹痛かったり 鼻水だったり 
集中力散漫でも、ちゃんとできる仕掛けが望まれます

一番良いのは、使い手が予想し得ない 独創的な簡単操作で凄い事が出来る仕組。
これをせねば・・・。・。

これも ベンダーやソフトウェアの思想が欧米流儀で そうなりがち

勉強しない&勉強の暇がない そんな多忙な設計者を思いやる日本流儀が希薄で
CAE設計者は社内で浮きがちです 部門ごと浮いてるケースも多々あり
一人浮いてるより、部門全体浮いてるケースはまだマシかも知れませんが…

会社にとっても、CAE技術者にとっても良くない事思うのですが、CAEソフト利用を通じ、
教育受ける機会も多く。欧米的価値観に染まりがち。勉強すればするほど
『自分の領域の専門分野(のみ)しっかりやっておけばOK』
『設計者はプロであり専門家であるべき』 
  
そんな思想に染まりがち。現実の設計は雑用係なのか何なのか いう実情ですが。
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大手企業のように、業務細分化され、専門職も沢山いるとOKなのですが。
小さい会社の技術者は、大変まずいかと思います。

CAE技術者本人はプロ意識持ち、一流ソフトを操る一人前のエリート技術者気分 
設計を思いやらないばかりか、ろくに勉強せず切った貼ったで業務行う技術者を
プロにほど遠いと見下すようになります。 (かなり重症なケースですが)
もしくは、 『うちの会社はどうしてこう駄目なんだッ!』 

それでもアウトプットしっかり出ていればまだOKですが、メッシュがダメダメで変な解だったり…
理論理屈主体のCAEで収益に貢献するのはそう簡単でありません。
合わない思想に染まらぬよう、注意の上にも注意を。

勉強は良い事なのか? メカ系の勉学は間違いが多い現実

『大学で材料力学を最近学ばない』 嘆く人がいますが材力は理想化された状態の話
厳密な固定端も自由端も世に存在せず、ウソ多き勉学でもあります

あってるのは、「ヤング率のフックの法則かな~」
てな感じですと、ここ10年程度で、フック法則と呼ばれる
応力と歪(力と変位変形)の関係が、条件次第で変動する事が判明


材力の元となる、力と変形の関係則が、特に複合素材は激しく変動。
そんな新事実が出て来るのは稀でしょうが、教科書も割と怪しいのがメカ分野です

固定・破壊・降伏など重要語の定義は、現実とは違ってしまったり、
何かと厄介&いい加減で雑で落とし穴だらけです。


熱関係も破壊関係も振動も、理論・理屈は限定的or理想的過ぎて使えない。
勉強してる暇あったら、ごそごそ切った貼ったやって、現実見た方が
賢くなってしまうのが機械分野
 です。

そんな事情を機械系の人間は、結構判ってますが
CAEでも、機械系でない他分野からの参入組は勉学熱心でしょうか?
理系の経済学部なんて揶揄あるくらいで、元からの機械専攻者は、チャランポラン人が多い現実

でも、最近の若手は信じてる人が多いのかも
『勉強なんてダメダメ 現場現場!』てなのがメカの典型なベテラン 切った貼ったも限界ありますが