勉強は良い事なのか? メカ系の勉学は間違いが多い現実 | 使いこなさない、使えるCAEのブログ

勉強は良い事なのか? メカ系の勉学は間違いが多い現実

『大学で材料力学を最近学ばない』 嘆く人がいますが材力は理想化された状態の話
厳密な固定端も自由端も世に存在せず、ウソ多き勉学でもあります

あってるのは、「ヤング率のフックの法則かな~」
てな感じですと、ここ10年程度で、フック法則と呼ばれる
応力と歪(力と変位変形)の関係が、条件次第で変動する事が判明


材力の元となる、力と変形の関係則が、特に複合素材は激しく変動。
そんな新事実が出て来るのは稀でしょうが、教科書も割と怪しいのがメカ分野です

固定・破壊・降伏など重要語の定義は、現実とは違ってしまったり、
何かと厄介&いい加減で雑で落とし穴だらけです。


熱関係も破壊関係も振動も、理論・理屈は限定的or理想的過ぎて使えない。
勉強してる暇あったら、ごそごそ切った貼ったやって、現実見た方が
賢くなってしまうのが機械分野
 です。

そんな事情を機械系の人間は、結構判ってますが
CAEでも、機械系でない他分野からの参入組は勉学熱心でしょうか?
理系の経済学部なんて揶揄あるくらいで、元からの機械専攻者は、チャランポラン人が多い現実

でも、最近の若手は信じてる人が多いのかも
『勉強なんてダメダメ 現場現場!』てなのがメカの典型なベテラン 切った貼ったも限界ありますが