とにかく衝撃・・・
マサカリ投法で知られ、僕の世代で知らない人はいない程の大投手
村田兆治さん
(※画像は全てyahoo!画像より)
自宅の火事で亡くなったと言う。様々な憶測が流れているものの、どれも信憑性に欠け、無責任な事は言えないので、死因は一酸化炭素中毒としか言いようが無い。とにかく驚いた。
昭和生まれの明治男・・・哀愁漂う昔気質の印象。所属していたロッテオリオンズはジミの極みのようなチームで、エースだったのが村田さん。150キロを超えるストレート、140キロは出ていた高低差エグい高速フォークが武器で、あの頃のロッテはテレ東が生中継していたけど、よく見ていたなあ。。。プロらしいプロだったよね。
肘を故障し、当時としては異例の手術に踏み切り、復帰後はサンデー兆治と言われ、日曜に登板しては勝ち星を積み重ね、確か1985年に17勝挙げてカムバック賞を受賞したんだよね。引退する1990年までの通算勝利数は215!
引退後も凄くて、現役と変わらないトレーニングを続け、OB戦とかに出て来ると、相変わらずの豪速球で、僕を含めた野球ファンを湧かせた。2回程生で見た事があるけど、思った以上に速かった!妻も球の速さに目を丸くしていたもんね。。。
イーグルスが出来た2005年、千葉でのロッテ×イーグルスの開幕戦に、始球式で登場したのが村田さん。既に55歳になっていたが、140キロのストレートを投げ、喝采を浴びていた。70歳位になっても130キロ台は出ていて、これは凄いなと・・・
とにかく野球が大好きだったんだろうね。晩年の村田さんは、離島の子ども達への野球指導をライフワークにしていたが、今年9月には暴行罪で逮捕(ちょいと疑問はあるが・・・)され、今日は火事で亡くなってしまった。晩年運が良くないのかな?個人的には不可解・・・
人生先発完投
出来たのか?ご自身にしか分からないけど、僕的にはただただ残念としか言えない。
72歳で人生のマウンドから降り、遠い所へ旅立っていった村田さんに心より合掌。。。