歯周病(口内炎-歯肉炎)の整体治療  | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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歯周病(口内炎-歯肉炎)の整体治療 
患者Mさん=29才-女性-会社員の症例

 

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① Mさんの病歴・・・
患者Mさんは、3年ほど前から上下左右の歯肉全般に腫脹と痛みがあったので、歯科医を受診していましたが、なかなか改善しなかったそうです。歯肉炎の治療だけでなく、必要に応じて虫歯や親知らずの抜歯などもしてきたそうですが、結局歯肉痛は今まで続いていたそうです。また、時折口腔粘膜に口内炎が生じるそうです。これについては特段の治療はしていないそうです。

 

 

 

② Mさんの診察
・今まで、血液検査等で異常を指摘された事は無いそうです。
・視診上、上下左右の歯茎各所で軽度の歯肉の衰退と腫脹が見られました。歯肉の色は全体的に薄いピンク色でしたが、色の濃い部分や白・青紫色の部分など均一ではなく、血色不良が目立ちました。口腔粘膜や舌・口腔底・扁桃腺などに発赤・腫脹(腫瘤)などの所見は確認できませんでした。顔に浮腫みがあり、特に左のフェイスラインが膨れて見えました。左眼瞼が軽度下垂していましたが、眼球陥没や縮瞳は確認できませんでした。
・頚胸部聴診上、血管雑音は確認できませんでした。
・皮膚からの触診では、上下左右の歯肉全般に圧痛がありました。顎関節にクリック音や振動はありませんでした。しかし開口動作に微妙な左右差がありました。頚部リンパ節に特段の腫脹は確認できませんでした。
・頸椎C-3,4,5セグメントはハイパーモビリティー状態で、一日に数回、Mさんが自分自身で「ポキッ」と自己矯正するそうです。
・歯磨きは歯医者からの指導の下に、毎日2回(起床時・就寝前)丁寧に磨いているそうです。その際、度々歯肉からの出血があるそうです。
・歯肉出血や内出血・不正性器出血などの出血傾向はないそうです。
・1年を通じて風邪などの感染症にはほとんど罹患しないそうで鼻水・咳・痰なども無いそうです。
・貧血の所見はないそうです。眼瞼結膜もピンク色でした。
・唾液の分泌に異常は無いそうです。
・Mさんは近視ですが、視野欠損や霧がかかって見えるなどの眼の異常は無く、問題は無く見えるそうです。
・STD(性感染症)に罹患した事はあるそうですが治療済みで、現在外性器の潰瘍・炎症などの所見は無いそうです。
・喫煙習慣は一度も無いそうです。

 

 

 

③ 治療目標と整体治療
      ⑴ 歯槽-歯肉-口腔内の局所免疫力を回復する
      ⑵ 頚椎の不安定(ハイパーモビリティー状態)を安定化する

・静脈還流促進テクニック 

・頸椎部筋肉群の筋肉調整 (アジャストは不可)

 

 

 

 

④ 経過と結果・・・
・施術終了後、

歯肉の圧痛は半減していました。また、左フェイスラインが挙上し「逆三角形型」の顔貌になりました。
 

・3回目の来院時、

顔のむくみはほとんど無くなり、初診時よりかなり小顔になっていました。歯肉の血色がピンク色に近くなっていました。左眼瞼の下垂も改善していて、左右差が無くなりました。
 

・4回目来院時、

歯肉の腫脹と衰退は3/4程度にまで改善し、歯肉の痛み-圧痛はほとんど消失したので、とりあえず治療終了としました。

 

 

 

 

⑤  今回の症例の概説、、、
◆ 歯周病だけでなく、眼や耳、鼻,咽喉など、頭顔面疾患の患者が増加傾向にある・・・

・最近非常に多く来院されるのが、歯肉炎や歯痛の患者さんです。Mさんもその中のお一人ですが、ほとんどのケースが頭顔面(Mさんは口腔部分)の免疫力低下だと思います。ですから結局は歯肉-歯だけでなく、関連する眼や耳・鼻・喉あるいは顔のむくみなどのどれかを合併しているケースが大半です。(Mさんは顔のむくみ左眼瞼下垂を合併していました)

 

 

◆ 頸部の筋肉緊張が、頭顔面疾患の原因になる、、、
・今回のMさんのケースでは、頸椎が不安定状態(ハイパーモビリティー)でしたので、他の方よりさらに頸椎周辺の筋肉群の緊張と疲労が目立っていたと思います。従って静脈還流促進テクニックだけでなく、頸椎周辺緒筋の筋肉調整を徹底的に施術しておく必要がありました。その甲斐があって歯肉痛などの上記所見のほぼ全部が、比較的早期に解消したのでは、と考えます。


・歯肉の衰退の改善も、同部の血流回復による酸素や栄養分の増幅により細胞分裂が回復された結果だと思います。
 

 

◆ 左の眼瞼下垂(頸部交感神経幹-軽度麻痺)、顔の浮腫みも頸部の筋肉緊張が原因か、、、

・左眼瞼下垂については、おそらく頚部緒筋の緊張による左交感神経幹の絞扼によって、上眼瞼板筋が軽度筋力低下した結果、だと考えます(☚ごく軽度のホルネル症候群の可能性?)。ですからこれらの筋肉緊張を緩和する事で左交感神経の絞扼が解消されて、眼球陥没が改善されたのでは、と考えます。

 


頸部交感神経管

 

 

 

 

 

・顔のむくみの改善についても、頭顔部の静脈還流が促進された結果だと思います。
 

・とにかく頭顔面の局所免疫力を回復させる静脈還流促進テクニックは、減弱している歯肉の局所免疫力を改善させるだけでなく、細胞分裂の促進(☚歯肉衰退の改善)や神経絞扼の解消(☚左眼瞼下垂の解消)など、多岐に渡る効果が期待できる整体テクニックだと思います。

 

 

 

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●参考整体コラム
ストレートネック・スマホ首、、、ならぬ義務教育首、とその関連愁訴

 

※ その他の頭顔面症状の治験例紹介
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